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ヨット話 3

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PUSH-PULL3
今度はチャンとトイレの付いたヨットに乗ろうと決めまたまた姫路まで船を見にでかけたのだ、二人ともどちらかというとレースなんぞには興味が無くのんびりと旅をするクルージングタイプ、船の上で飲み食いがメインになるとブルーウォータ派とも呼ばれたりする

見つけた船は25フィート(7.49m)で陸上で頃がしても潰れない頑丈な船体、型はTK-25で関東の渡辺造船所で作られ外洋にでも出られるように設計されていた、その分スピードは出ないが少々の嵐でも安心である、勿論中古だったが金額が二百万!これはやばいと仲間を増やすことにして割り勘の共同オーナーとあいなった

b0057679_8173459.jpgバース(寝床)5つ、もちろんトイレに料理の出来るジンバルコンロも付いている、おかげで三十度ぐらいのヒールだとお湯を沸かしてラーメンぐらいは作れた、もっとも傾いたままで料理をしたり用を足したりしたのは私ぐらいだったが

船名は引き続きで「PUSH-PULL Ⅱ」、姫路でリフレッシュして淡輪への回航が1990年の終わりかけであった、今度はクルージングも白浜に牟岐大島から高知までと出かける度に距離が伸びる、長旅の時ヨットは延々と帆走し続けている訳で夜中であろうが無かろうが誰かが操船していなければならない、仲間でワッチを組んだが私は何時も深夜組、高知へ出かけた時360度満天の星の美しさに見とれ気付けばコンパスは180度逆向きで大阪に帰りかけていたことがあった(笑)

その頃はまだ携帯も無くヨットは完全な閉鎖空間になった、仲間割れをしようが体調を崩そうが途中で車のように誰にも連絡出来ず降りることも出来ない、その分信号もなくスピード制限もない「ない」と言っても我々の船の速度は最高でも時速10キロ止まりなのだが
一度外洋の大波の時の追い風で巧く波に乗り(これをサーフィングと言う)10ノットの時速18キロ程出たことがあるが、一つの波を下ると次の波にバウ(先頭)が突き刺さりがっくんと船の速度が落ちる、これはチト恐かった

教訓「密室の二人の生活は大変である、出来るならシングルまたは3人以上が望ましい」
しかしその後携帯が行き渡り近海だと誰も無線を使わなくなり、友達の船がオンザロック(座礁)したとき携帯で110番する始末、局番無しの「118」と言う海上保安庁の電話もあるのだが誰も知らなかったと見える

そうこうする内に私のヨット熱も冷め始め岡セーラーになり果て、そしてPUSH-PULLも譲ることになったである、これでもう自分のヨットを持つことは無いだろう、さようならPUSH-PULL
by PUSH-PULL | 2005-08-06 08:32 | 私事 | Comments(2)

ヨット話 2

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PUSH-PULL2
値段は30数万円と格安だったがヨットはボロボロでその分修理と労力が必要だった、二人とも作るのはお手の物で毎土日には西宮まで手弁当工具を下げ修理に出かけた、甲板はほとんど張り直し最後に白とピンクで化粧して無事終了、船名はドリトル先生から拝借した大好きなキャラクターの「PUSH-PULL」、この名前は今私自身の屋号にもなっている

19フィートで小さいながらもキャビンが付いていて小さな船外機もあり、これで風が止んでも漕がなくても帰港出来るというモノだ、センターボードなのでランニング(追い風)の時は少し揚げると艇速が益す

最初に回航したのが淡輪、理由はあそこならまだ水が綺麗で釣れそうと言うのと近くに兄夫婦が住んでいたこともある!まだ淡輪ヨットハーバーが出来る前だったが早い話が不法係留に近い、回航の時は船舶免許が間に合わず(試験は既に受かっていた)友達にお願いして一緒に乗って貰った

PUSH-PULLを見て彼の第一声は「え?こんな小さいヨットで淡輪まで行くの」、風も穏やか快晴の中7時間を掛け西宮から淡輪へ一直線、淡ノ輪港には先に知らせて置いたので友達が暖かいコーヒーを片手に待っていてくれた、その彼曰く「え?こんな小さなヨットで来たの」

それからと言うモノは泊まりがけで友が島や淡路島まで出かけたり休みたんびに釣り三昧、大阪湾と言う内海にもかかわらず時化に合ったこともある、釣りをしていてふと気付くと空が真っ黒でさっきまで近くにいた釣りの乗合船が一目散に港へかえっていく、我々もこれは大変と帰り始めたが時既に遅しでハーバーへ帰る途中に大波の上に舟が乗っかるような状態でプロペラが空中で「ウイ〜ン!」と絡まりする有様で危なく座礁しかけたのだ

また充分沖に出る前にセイルを揚げたら未熟な操船のためそのまま流され定置網にキールが絡んだりと情けない話だらけなのだ、しかしその時遅まきながらトイレのない舟には女性は乗ってくれないと言う簡単な事実に気付いたのだ   つづく
by PUSH-PULL | 2005-08-05 09:43 | 私事 | Comments(4)
b0057679_9202344.jpg初体験
陸に上がったヨットマンほど情けないモノはない、グジグジと酒の勢いで自慢話、時化にあっては「もう2度とヨットに乗るもんか!」とわめき散らし暫くするとまたのこのこと海に出かける
乗るたびに船酔いし何が楽しくてこんな狭い空間にいるのだろうとぼやく、しかし今度は本当にすべてさようならをする、何故なら長い間乗っていたヨットが人手に渡ることになったからだ

真っ青な海、エンジン音も聞こえない僅かな風を受けただけでちっぽけな舟はシャバシャバと水を切りながら進んでいる、ラダーを握る手だけがスピードを感じることが出来る
この感覚は私にとって驚愕であった、汗を流しながら長い坂道を上った後「わぁ〜っ」と大声を出しながら坂道を漕がずに下る感覚に似ている

そうなんだ風って偉大なんだ、船の底に板を付けただけで小さな布きれ一枚に風を受け風上に切り上がっていくなんて信じられますか?

ずっと昔に兵庫県の八家までお誘いを受け釣りに出かけた、乗せてもらったのが生まれて初めてヨットでH氏手作であった、ヨットと言ってもエンジンやキャビンはなく帆付きボートのディンギーだ、しかも風が凪るとオールを取りだし漕がなければどちらにも進まない、H氏は高校時代にも手作りヨットで瀬戸内海にこぎ出し定期航路の関西汽船を止めて新聞の記事になったぐらい舟好きの人である

舟は陸置きなので行くと大きなクレーンで海に降ろして貰う、マストに滑車などと言う便利なモノは付いていないからまず倒してから帆を差し込む、もう一度立ててからハリヤードを張るのである

最初の釣は五目釣りだったが大漁でそれから釣り好きの私は度々載せてもらうことになった、そうこうする内にH氏から電話があり「出物のヨットがあるので一緒に買って乗らないか?」と言う内容ですぐさま西宮まで身に出かけることになった     つづく
by PUSH-PULL | 2005-08-04 09:27 | 私事 | Comments(0)

夏休み

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楽学
我が愛猫の名前である、富山は小矢部市からやって来てもう4ヶ月なのだがそれがもうこの有様である、ガキの頃から何十年と犬猫蟻昆虫金魚熱帯魚を飼ってきたがこんな人懐っこい猫は初めてだ

家の布団とかソファーで同じくつろぎポーズをとる猫の写真をよく見るがこれは庭とは言え外である、いつもは何故か人の肌に肉球を触れたがるのだが真夏なので少しはマシになった

京都時代に真っ白はペルシャ猫を貰ったことがある名前は「繭」、大きくなっていたので飼い慣らすのに1ヶ月もかかったが、その一ヶ月の間私の手はひっかき傷だらけで「可愛い猫」と手を出そうものなら客であろうが無かろうが「シャー!」と間髪入れずに引っ掻いた、おかげパンスト代やらバンドエイドのお世話と相成った

ところが数ヶ月が経ち私に慣れた途端、今度は甘え始め冬場に延々と寝室の扉を入れてくれと1時間でも引っ掻いている、どちらか言うとペルシャ猫は気位が高い猫で視線が人間より上で無いとダメでグランドピアノが彼女の定位置と相成った

猫の手入れが大変なので美容院に電話をしたら毛玉1個二千円と言われたのでご丁重にお断りして、泣く泣くあの見事なお腹の毛をほとんど刈ってしまったことがある、それからというモノ暇を見つけては猫のブラッシングと相成った

ところが楽学はまるっきり逆で我が家に訪ねてくる友人にまで甘える猫である、普通猫を抱くときゅっと爪が立ち緊張するのが普通だが、こいつはどんな抱き方をしてもだらりと全重量を預けてくるので笑ってしまう、なかなかすばしっこいので鼠狩りの方はどうかと言えば、我が家に来るとすぐに私が仕掛けたねずみ取りに引っかかり接着剤の付いた毛をハサミで切る始末、さいきんやっと鼠の赤ちゃんを1匹ゲットしたがまだ真っ昼間でもでかいのが台所を横行しているのだ
by PUSH-PULL | 2005-08-03 09:02 | 私事 | Comments(0)

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開店休業
落ち着いて文章が書けない、昨日も追悼の意味で書いた文章が私自身にまとわりつきついつい感傷にふけってしまった、若い頃に母も父も他界したがその頃の私は丈夫だったのか知らないが泣きもせず、御通夜の席で兄弟で朝まで麻雀を打ちご近所から顰蹙を頂いた、それとも涙もろくなったのか(笑)

メールファックス電話と大勢の友人と連絡を取ったが、女性の反応があまりにクールでビックリした、涙もろい男性は電話で声が震えていたるというのに・・・そして今日は告別式、もう少ししたら桂まで出かけます
by PUSH-PULL | 2005-07-09 09:10 | 私事 | Comments(0)

公園ののららちゃん 良い顔してます


by PUSH-PULL