2012年 10月 29日 ( 1 )

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林田鉄の1人語り
友人である林田氏の芝居を見に行ったが、場所はシネ・ヌーヴォの目と鼻の先にある彼が自分で拵えた小屋「座・九条」、オープニングの話しは少し前にこのブログでアップ致しました

破天荒な人生を送った種田山頭火、酒と女と俳句、若くして仏門に入りその後托鉢の旅を続ける、自由律俳句の世界では先に尾崎放裁が存在するが有名な句に

・咳をしても一人
・こんなよい月を一人で見て寝る

などがあるが噛みしめるとたまらない味わいのある句でもある、一方山頭火の方は

・分け入つても分け入つても青い山
・どうしようもない私が歩いている
・まつすぐな道でさみしい
・ほろほろほろびゆくわたくしの秋

どれも面白いと言うか身につまされる、言葉という枠の中で型にはまることなく、余分のものを完全にそぎ落とし残された文字たち

お芝居の方は琵琶と語りで始まる、淡々と山頭火の人生を語り、山頭火の句を織り込みながら綴られていく、明治から昭和にかけてのすざましい生き様は今も生き生きと生き続けている

林田氏は若くから舞踏とお芝居の世界で色々な作品を発表、その後「四方館」舞台芸術集団を立ち上げ現在に至る、この山頭火は`93年で考えれば20年近く演じているわけだ

私自身ガキの頃から学芸会や文化祭のお芝居に毎年出ていたこともあり、大学時代に演劇の世界にどっぷり、自分でちっぽけな劇団を作ったり、スナックで知り合った男の誘いでヨネスコの一人芝居「クラップ最後のテープ」を、翻訳して貰って同志社の近くの喫茶店で演じたこともある

一人で演じると言うのは普通の芝居と違って独特に世界があり、よく言えば芝居冥利に尽きるのだがこれまた難しい、年喰ってから小屋を造り、こうして演じるとはただただそれだけで素晴らしい

ネゴ君のお陰でストロボも焚かずに、良く写ります
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by push-pull | 2012-10-29 09:06 | アート・デザイン | Comments(0)

公園ののららちゃん 良い顔してます


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