2007年 10月 23日 ( 1 )

赤壁

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気になる空間
私の家からほど遠くない所にこの家はある、少し脇道にあるので滅多に通らないのだが通るたびにたちどまって見てしまう

京の祇園あたりにありそうな色づかいだがこのあたりではこの家だけ、右の白い扉の家は医院であり端っこに少しだけ見える看板は木彫りの立派な看板で、実際に開院しているかどうか定かではないが扉の開業の証のプレートは新しいので今もやっているに違いない

この壁の色は非常に魅力的である、土壁にたまに使われる紅殻色とは少し色合いが違うような気がするのだが単なる経年?、紅殻とは弁殻とも言い酸化第二鉄のことで「赤さび」と同じ、紅殻格子はよく知られているが京の町並みによく似合う、サビで色を付けるのは理解できるが防腐としての役目もあるのが不思議だ

壁に使うとかなり迫力が出る、つまり面積が多い分与える力が強く一般の家庭には不向きだが客商売の割烹などで使うと、一寸怪しげな雰囲気が出てくるのだがそれでも自然の色なので意外と落ちつくのだ

さて問題は左の入り口で間口は一間もない、1階は土間と階段と奥に行く板の間だけ、しかし奥と言っても直ぐ裏側に出てしまうのだ、写真には写っていないが2階がまた変で右側の医院の上の部屋だけ新しいサッシに取り替えられ生活感がある

しかし左の階段側の2階の窓はボロボロなのである、丁度左の階段側と同じ間口分だけの部屋が二階にあり使われていないことになるが、生活空間としては階段部分を差し引くとかなり狭い

この紅殻は入った壁にまで塗られている、奥の壁は白いので摩訶不思議なレイアウトになっている、もっと不思議なのは扉が無く取り付けた跡もないフルオープン、中が非常に気になるので思わず入ろうと思ったが他人様の目が恐ろしくおとなしく退却いたしました

デジカメは少しくらいと勝手にストロボが点灯する、余りストロボ撮影は好きでないので少々の手振れには目をつぶってそのまま撮るのだが、丁度その時は雨が降っていて両手が塞がっていた、それでも念のためにストロボ無しで改めて撮影したのだが後で見るとストロボ写真の方が面白い、左の廊下の奥まで確認できるのと、雨が上手く乱反射して季節外れの雪のように飛び交っているのだ

赤壁薬局って名前が大阪周辺には至る所にあるのだが、赤壁って医療となんぞ関係があるのかしら、そう言えば赤髭先生って医者もおったし、赤紙の薬は鎮痛剤のトンプクのことだと思って調べたらトンプクとは何時飲んでも良い薬のことを差すらしい、知らなんだなあ〜

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by PUSH-PULL | 2007-10-23 09:01 | アート・デザイン | Comments(0)

公園ののららちゃん 良い顔してます


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