この強烈な写真は、以前に渡辺貞夫を見に行った時(ご招待でルンルン)に写した写真をPhotoShopのフィルターで処理したモノである。
真っ白だった空以外はあまり触っていない、建物に関しては少しだけ色調補正で彩度を上げただけですが、ちょっと変わった風景に大変身!
大阪中之島中央公会堂は寂れたイメージを払拭し2年前にフレッシュオープン、華麗で鮮やかな建造物に変身しました。明治時代のコンペで岡田信一郎の作品が当選、何故か図面などの資料は残っていないとか、隣接する大阪府立中之島図書館と共に川向かいにそそり立ち並ぶ高層ビルに怯むこともはい
復元された公会堂はそこかしこの金箔が張り直され、照明・エレベーター・調度品が鮮やかに輝いている、正直なところ大阪にこんな建物がの残されていただけでも嬉しいのです、昨今市内の著名な建築家の建物が次々と取り壊され寂しいことこの上なし、そごう・大同生命・・・数えればきりがないのだがただただ残念なり
コンサートそのものは音響が悪くコンサート向きでないような気がするのだが、ガキの頃見た前相撲?だっけの初っ切りが面白かった記憶があるのだがね
そうそう、修復された特別室の天井及び壁面の絵は一見の価値あり、作者は明治の松岡壽(ひさし)画伯で、イタリア留学の経験からかそれまでに無い画風と遠近法で描かれていてずっと見ていると不思議な感覚になります。
なんせ題材が天之御中主大神が伊邪那岐、伊邪那美の2神に天の獏矛を与えてこの漂える国を修理固成せよと命ぜられ、2神は力を合わせて大八州の国々を生み出されたというお話しなんですよ、それはそうと今の文章読めましたか?
35年も公会堂に行ってないとは大阪人にあるまじき行為、それに建物はケバクなっておりませよ元に戻っただけで実物を見ると華やかながらシックです