朝早くから「ウ〜ウ、カンカン」の音で目覚めた、3日前から熱帯夜で窓を開けっ放しで寝ているので家のすぐ側を通る消防自動車の音は凄い音量である
もう一度寝かけたのだが車の台数がどんどん増えてくるので服を着替え見に出かけた、現場に行くと3階の窓から煙がもくもくと出ていたのだがカメラを持っていないことに気付く、もう一度家に戻ってデジカメ持参で再度野次馬に合流した
火災発生は老人夫婦の戸建ての家、幸いなことに発生が左隣の花火の小売り屋さんでもなく右隣の呆け老人のおばあちゃんの一人暮らしの家と違ったこと、一人住まいのおばあちゃんは消火活動中も逃げずに3階のテラスから下を見ていたとか、勿論消防士が玄関から入れないのでハシゴで駆け上がりおばあちゃんを連れ出したそうです
犬の散歩の帰りの時は鎮火していて前を通ったら外観はあまり火事の様子が見られないのに屋根が完全に抜け落ちていたのが不思議
昔の私だったらたぶんいの一番に出かけていたと思われるのだが今はその気力も無し
私がガキの頃のこのあたりは年中火事があったような気がする、生活で火を使うことも多かったと思われるが最近は火災の発生回数が減ったように思うのだが・・・
ほとんど火事は深夜が多く大火を見た後は興奮して中々寝付けなかった、近くにあった銭湯は私の記憶の限り2回は燃えている、一番興奮したのはすぐ近くのゴム工場の火災でテニスボールを製造していて火事の間中、とんでもない黒煙・臭いとともに「ポンポン」とボールのはじける音が聞こえた
早朝から大勢のご近所さんと挨拶するのがめずらしく、特に女性は化粧をしていないのを気にしている様が面白い
おいおい、幸いじゃあないじゃん。
花火屋さんが類焼しなかったのは「幸い」だったけど・・・