ちょっとした贅沢感覚

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絨毯
秋の黄色の銀杏のカーペットも綺麗だが春のグリーンのカーペットも面白い、見た目毛虫のようだが何とも言えないクッションがありちょっとした絨毯の上を歩いているような感覚になる、しかしこの花が苦手な人には最悪の季節

銀杏は雄花と雌花が咲く、雄花は1キロでも飛んでいって受粉するとか、昨夜の雨で雄花が路面一杯に敷き詰められた、受粉した雌花の方は半年後にギンナンとなる、しかし今年のカーペットは昨年より圧倒的に多いような気がすると言うことは秋にはギンナンも一杯出来るのだろうか?

靴のまま絨毯の上を歩くというのはすごく贅沢なことだったような気がする、勿論大人になるまでホテルなどという場所に出入りしたことはなく、記憶に残っているのはこの秋に取り壊しになる大阪中の島にある最高の音響を誇ったフェスティバルホール、あの靴がめり込んでしまいそうなフカフカ感が堪らなく快適であった

絨毯というモノはスリッパまたは素足で歩くもので靴で歩くとはおこがましかった、中学時代に靴のまま家に上がる経験をしたことがあるが落ち着かないことこのうえなかった、下町育ちの私としては贅沢?らしきモノに接した瞬間、反射的にこそば痒くなるのである

京都時代は靴のままの出入りする設計の馬鹿でかいアトリエ兼住宅だったが、私はスリッパを使って生活をしていた、もっとも人を集めるのが大好きで何かあると直ぐにパーチーをしていたのだが、そのつど何十人と集まるわけで(最高百人越え)勿論その時だけは土足、翌日は一日がかりで掃除をしていたのだ

しかしそのお家も絨毯はベッドルームだけで後はフローリングとリノリウムだった

余所の国から来た人が靴のまま畳の部屋に入るシーンを見かけるが、あれはなんぼなんでもやりすぎで下品きわまりない、海外旅行をするのならその国の最低限のしきたりだけは身につけないと恥ずかしいことになる、デザイン事務所時代にホテル住まいも少しは慣れたが、それでも部屋に入るなりいつも靴は脱いでいたのだ

と言うことでお天気が良いので今から雷鳥に乗って富山の久利須村まで山菜採りに行って参ります、温泉巡りと美味しい食べ物、言うこと無し
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Commented by tedukuricamera at 2008-04-27 08:14
富山の久利須村でのレポートを楽しみにしています。おいしいもの 奇麗なものを沢山沢山教えてください。
白髭
by PUSH-PULL | 2008-04-26 08:14 | 写真 | Trackback | Comments(1)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


by PUSH-PULL