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予防
先日テレビで出来たばかりのステンレス製の橋の欄干が盗難に遭うというニュースを見た、映像で見る限りかなり大がかりで勿論工具は必要だしかなりの重量なので人数も車も用意せねばならない

去年からやたらこの手の事件を見聞きする、一番驚いたのは火の見櫓の上にある村の半鐘の盗難、強烈だったのはクレー付きのトラックで工場に乗り付け堂々と真っ新な鉄板を掻っ払った事件

盗難もさることながら彼らはそれを処分するルートを確保しているわけで、盗難と判りながらそれを横流しする業者が日本中に多数営業をしていると言うことである、これは丁度食品の偽造と同じ感覚ではないだろうか、盗難とまでは言わなくても産地偽造に始まって賞味期限偽造と色々と手段がある、2年前に日本中を席巻した構造計算偽造も基本的には同じ神経の持ち主である

と思って公園を歩いていたら下水の点検用のフタにちゃんとチェーンが取り付けられていたのを始めて知った、もう一つの方はヒンジが付いていて枠ごと外さないとお持ち帰りできない

戦後間なしの頃は町中でもマンホールのフタが持ち去られたり、通電中の電線が切断され盗難に遭うという命がけで危ない限りの時代だったのだが、最近はどんどんと世知辛くなりその頃と変わりないのではないだろうか

拡大解釈すればチベットやイラクの侵略もお持ち帰りはしないまでも一種の窃盗事件と言える、人権と財産と・・・
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by PUSH-PULL | 2008-04-13 09:16 | ご託&うんちく | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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