ボタン電池と腕時計

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ボタン電池
たて続けに腕時計が止まってしまった、一つは安物でもう一つはメーカー品なのだが時計屋さんで電池を取り替えるだけで六百円あたりから千円近くまで取られる、それはそうとボタン電池っていつ頃から言い出したんだろう?

調べたらクオーツ時計と共に急速に酸化銀電池(ボタン電池)が広まり、電卓から携帯のゲームへ、しかし銀の価格が上がり、アルカリやリチウムなどが登場し電卓などは今は殆どが太陽電池を採用している
その後、銀の値段が下がったのだが酸化銀電池は腕時計分野に特化している、電池全般の主流は長持ちと言うことでリチウム

私の昔に買ったTUG HEUERなどは三千円ほど取られたことがある、東京のメーカーに送らないとこの手の防水時計は特殊な工具がいるので電池交換が出来ないとのこと、後で知ったのだがカメラの会の友人に時計関係の仕事をしているY田氏がいるのだが、彼によると工具と言ってもたいしたことはなく大阪でも十分出来るので完全にそれはぼられているとのことでした

少し時間の余裕が出来たので、と言うか暇なのでカメラの分解などをして遊んでいたので目の前に工具類がいっぱいなのと頭がマクロになっている、ではと言うことで直ぐ近くの百均に出かけたらミニドライバー付き「ボタン電池交換キット」が売られているではないか!

ボタン電池と腕時計_b0057679_84655.jpg取り外した電池はSR626SWで売っていたのはSR621SW、見た目サイズが同じだったので早速購入して電池交換はあっと言う間に百円で終了、この電池だけで余分なパッケージがなければボタン電池一個五十円もしないのではないだろうか

調べて判ったのだがSRは酸化銀電池で1.55Vある、SR626もSR621も直径は同じ6.8φなのだが厚みが違っていた、SR626が2.6㎜でSR621が2.15㎜で0.45㎜の差があるが腕時計の場合は問題なく動く

電池は国によって名前が違っていて日本の単一だの単三だのという言い方は通用しない、デジカメもそうだが今時の電気的携帯用品は有りとあらゆるちっこい電池が装着されている、携帯のように本体ごと充電するタイプもあれば、いちいち電池を交換するタイプもある、一番小さいタイプがやはり補聴器と腕時計あたり

電池の使用でビックリしたのは携帯電話、通常待機だけだと何百時間も大丈夫なのに山間部などの電波状況の悪いところだと電源を入れているだけで半日も持たない!つまりアンテナの立たない場所では絶対に携帯の電源を切っておかないと下界に下りた時にエライことになります
by PUSH-PULL | 2008-03-27 08:51 | ご託&うんちく | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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