開かずの扉

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いつまで続くのだろう
またぞろきな臭い話が色出てきた
「在沖縄海兵隊員の少女強姦」、事件性から考えると即無期懲役なのだがなんと政府の反応の鈍いこと、要らぬ事件を起こしてと言う迷惑顔程度だ、大阪府知事の橋下などの応援や政府の後押しと米軍岩国基地移転容認を掲げて当選した岩国市の新市長と投票した市民は今何を思っているだろうか

岩国市長は政府の「あめとむち」で当選したのだが、これは明らかに政府の選挙違反でもあり反対する自治体には交付金すら支給しない訳で、これまで基地移転に反対を表明していた岩国市民もあっけなく崩れ去った

沖縄基地で多発する事件は綱紀粛正などで片づく話では決してない、なぜならば今までの全国の基地周辺の数々の事件が起きるたびに叫ばれてきたことなのだから、基地がある限り無くならないのだ

「一人の子供の涙は人類すべての悲しみより重い」(ドストエフスキー)・・・毎日のコラム

新聞で引用されていたこの言葉がどっしりとのし掛かってくる、これから沖縄を中心に全国で基地反対の運動が必ず起こると思う

子供の頃はニュースなどなんの興味もなく早く終わらないかとそればかり、興味があっても宇宙とか生物で精一杯だった、それが自分を意識しだし世の中の仕組みが判りだした高校時代から急速に大人の社会が色々な意味で気になりだした、そしてその一つが政治である

誰もが興味を抱くと思っていた社会現象も大人になっても興味を持つ人口は余り多くない、己の直接的な損得に関係するところだけ反応するのが関の山である、昔も今も新聞は読まず選挙も行かない若者が多数存在し定期購読は新聞ではなく週間テレビガイドだけ

そのテレビが新聞の替わりをしてくれれば何の問題もないのだが、大半の番組は娯楽1本ヤリでニュースや報道ですらやらせに近いモノが多数有る、勿論新聞を読んだからってどうだと言われればどうってこともない、一番大事なことは物事に対する接し方で決まるのだから

今度の餃子問題でもいち早くも中国の農業と農薬の映像を流した局が多数あったが、明らかな憶測のみの先走りで結果的には完全な間違いの誘導報道であった

ガキの頃に映画を見に行くと予告編と共にニュース映画というモノがあった、梅田には各社のニュースと予告編だけを上演する映画館まであり値段も安く何度か見た記憶がある、テレビの普及と共に映画館でニュースを見ることは無くなってしまった

NHKの高橋圭三と並ぶナレーションをしていたのがパラマウントニュースと読売国際ニュースの竹脇昌作である、平板で独特のイントネーションで低音の滑らかな語り口は一度聞いたら忘れることはない
by PUSH-PULL | 2008-02-13 09:28 | ご託&うんちく | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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