あの厚顔無恥の男が頭を下げた、ひょっとしたらメディアの前で謝罪するのは始めてではないだろうか、遅きに失したとはいえ驚くべきニュースである、それまでの人を小馬鹿にした様な発言から一転、原告を前に繰り返し謝罪の意を表したのであるが法案を見るまでは素直に喜ぶことはできない、あまりに支持率の低下に仕方なくと言った感が見え見えだが、少しは明るいニュースである
フェブリノゲン製剤からの感染と言われている、フェブリノゲンは止血剤として作られた製剤で出産や手術の時に多用されている、投与数が約28万人(三菱ウエルフェルマー調べ)でそのうち感染したと考えられている人が1万人強、製剤は人の血液から血漿(けっしょう)を取り出し、その中のフェブリノゲンを高純度に精製し凍結・乾燥
この血漿にC型肝炎ウイルスが生き続けていたわけで体内に入り肝臓の細胞を破壊し続け肝炎、肝硬変、肝不全・・・死に至らしめる、そして問題は肝炎治療の為のインターフェロンが非常に高額で、しかも治癒率が低く副作用が大なのです
血液製剤にはアメリカのC型肝炎患者と同じ血液型が含まれていたとも言われ、これはHIV患者の時と同じで、製薬会社は勿論のこと厚生省と政府がいかに今までほったらかしにしていたか・・・つまり不作為
昨日のニュースで驚いたのは元に戻ったかに思えた教科書問題の「沖縄集団自決」がまた振り出しに戻っていた、クソ長ったらしい名前の文化省の教科書用図書検定審査審議会って一体何ものなのだろ、昨年時もそうだが改定理由を何時もハッキリさせない
沖縄での集会の後「軍の強制」が認められたかに思えたのだが、いつの間にか削除され「関与」という曖昧な言葉にすり替えられてしまった、あれほど多数の証言を完全に無視し「直接的な軍の命令を示す根拠は確認できていないと」と最初に戻ってしまっているのだ、笑うのは藤岡率いる「新しい歴史教科書をつくる会」はこの「関与」すら批判し、軍の関与が一切無い意見書を何度も提出している
つくる会レベルで教科書が改訂される訳でもなく、コイズミ・シンゾウ・ヤスオの首相の意見だけで変えられる訳でもない、ここ数年目立つようになった日本全体を覆う右傾化と保守の台頭は何に起因しているか見極める必要が絶対ある、TVメディアで核保有を発言する橋下が大阪府知事に出馬するとは今までに無かったことで、ハッキリ物を言うからと都知事のように容認するので有れば大阪府民の政治意識が疑われても仕方がないのだ
薔薇の皮膚感を表現すべくマクロレンズ登場、少しはましになったがまだまだで、やっぱきっちり3脚を立てないといけませんなあ〜
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20071221/143688/