パンズ・ラビリンス

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えらいもん見てしもた
何処がファンタジーやねん、何処がラビリンスやねん、始まったら最後までジェットコースタームービーよろしくスクリーンから目が離せない、のっけからファシストのフランコ軍の大尉がにビール瓶で若者の顔をぶっつぶすは簡単に残酷な人殺しをする、続いてややこしい擬態昆虫ナナフシの妖精は出てくるはヌルヌルのバカでかい蛙は出てきて胃をひっくる返すは、人間になろうと夢見る植物マンドラゴラは赤ん坊のようで薄気味悪い、R指定のこんな映画子供に見せたら一晩うなされて飯も食べられへんのではと考えたが、この映画を見てを気味悪がるのは大人の方かも知れない、映像は怪しげであまりにも美しい、前に見たテリー・ギリアムの「ブラザース・グリム」を思い出したのだが遙かに残酷で恐ろしい

大尉の口を小さな包丁(あちらでは大きな包丁もまな板もない国が多い)で切り裂くシーンはルイス・ブニュウエルとダリが作った「アンダルシアの犬」の眼球をカミソリで切るシーンを思い出す、おまけに大尉は自分で鏡を見ながら縫合するのであるが廻りのおばさん達は殆どスクリーンを見ていませんでした

b0057679_9554426.jpg久しぶりである英語以外の外国映画を見るのは、吃音者の捕虜に無理矢理「ウノ・ドス・トゥレス」と言わせる・・・お母さんお名前がカルメンで主人公がオフィーリアで小間使いが何故かメルセデス

監督のギレルモ・デル・トロはこれまでほとんど「ヘルボーイ」などホラー映画ばっかり作ってきていた、その技法はある意味充分発揮されたのではないだろうか、宮崎駿アニメの「千と千尋の神隠し」などと比較されいるようだが、印象はまるで違う

いつも映画を見るとき無意識に映像だのストーリーだのあら探しをしている、下手するとマトリックスの時のように映画の途中で「そんなアホな!」と声に出していってしまうことがあるのだ、昨日のパンズ・ラビリンスはそういう意味で何処にも口を挟むところがなかった、そして私たちをとんでもない世界へ物の見事にひこずり込んでくれたのである、ただ一つあら探しをすれば姪との約束で映画鑑賞が水曜日になってしまったことである、平日の昼間から映画館は満員でほとんど女性だったのだ

迷宮の不思議なおとぎ話に興味のある方は是非見られたし
http://www.panslabyrinth.jp/

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Commented by まやぞー at 2007-10-27 00:04 x
いんや~、この「ペイルマン」だけはホントに無理!
思い出しただけで気持ち悪くなります(>_<)
ワタシがこの世で一番キライなカエルを押さえ、登場キャラクター中ダントツの恐さでしたね…
Commented by PUSH-PULL at 2007-10-27 06:23
確かに気持ちの悪いキャラですが、考え方は非常にユニークで面白いのでは
ペイルマンは多分特殊メイクだと思いますがそれにしてもどのCGも凄いですね、楳図かずお?だったか腕に目のある女の子の漫画がありましたな
by PUSH-PULL | 2007-10-25 09:58 | カルチャー | Comments(2)

公園ののららちゃん 良い顔してます


by PUSH-PULL