大阪は暑い、夜になっても温度が下がらず今朝ももう30度を超している、久利須での肌寒い夜明けが懐かしい、それにしても暑い
大阪に帰る時になって急に流し素麺をすることになった、12時過ぎのサンダーバードなので朝から大忙し、友達が切ってくれた竹で蕎麦チョコと箸を作る、ナイフでせっせと面取りとけば立った所を丁寧に削る、本日の流し素麺はみんなで16名の大所帯なのだ
富山にも美味しい素麺が一杯ある、その代表が大門(おおかど)素麺なのだがこれは流し素麺には向かない、なぜならば乾麺なのにうどん玉のように丸くそれも1本、やはり普通の束になった素麺が宜しいようで、もう一つ清涼という大門に対抗する素麺があったので一緒に湯がいたのは良いがこれも結構長かった
井戸水はきりっとした冷たさで素麺が一層引き立つ、薬味はねぎとミョウガ、一昨日海で釣ってきた小振りのキスとベラと畑から採ってきた茄子・シシトウ・オクラ・インゲン、みんな天ぷらにして豪勢な昼食となった
手作りの竹箸は素麺が掴みやすく塗り箸を使うととんでもないことになる、考えたらこちらに来てからずっと調理に専念していたような気がするのだが、元々何処へ行ってものんびりくつろぐタイプでないのでこれで丁度良い、食材と環境でこんなにも味が違うのかと驚いた次第
この流し素麺だけは大阪では絶対に味わえないお食事で、ある意味贅沢の極みかもしれない