うつつの世界に猫の鳴き声が入ってきた、すぐに起きたがまだ外は薄暗く朝の4時過ぎ、ボッとしているとまたかすかに猫の声がする、空耳かとも思ったが取り敢えず起きて下に降りてみると遠くから聞き慣れた「ニャゴニャーゴ」という声がだんだんと近づいてきた、これは間違いなく我が楽学の10日ぶりのご帰還である
裏庭から入ってきた猫を見て驚いた10日ぶりの留守にしては汚れていなかったのだが激やせ、おまけに体力の限界かと思われるほどのヨロヨロとした歩き方である、早速猫の何時も取り替えていたドライフードの上に缶詰を載せたのだが、犬が食べないように作った猫の餌台に上れない
抱き上げて餌の前に立たせるとそれだけでよろけている、左後ろ足にかなりの傷をしているのが原因だろうか?結局3度も餌の追加を要求し、その後は私にべったり
4,5日の留守の話は聞いていたが10日もなると少々あきらめの気分がでてきていた、事故・怪我・迷子・・・新しく付けたノミ取り首輪と首輪のプレートに書いたばかりの電話番号が頼り
しかし1ヶ月以上も経って帰ってきた猫の話も聞いていたので毎日猫の水だけは取り替えていたのが通じたのか、兎にも角にも嬉しいのだ
2階へ服を着替えに上がろうとすると一緒に付いて来ようとするのだが階段が上れない、抱いてつれて上がりまた抱いて降りてくることになった、座るとすぐにべったりとくっつき私の体に盛んに爪を立ててくるのは良いが嬉しいような痛いような
かなり緊張していたのがだんだんと落ちついてくるのが手に取るように判る、私の朝食も終わったので、猫をバスタオルの上にそっと寝かしつけ今度は犬々の散歩に出かけた
40分ほどの公園の散歩を終え家に戻ってきたら案の定悪い予感が的中し楽学の姿はない、何時も彼が寝る場所を何カ所が調べたがやはりお出かけか
人を散々心配させて置いて僅か数時間でまた家を後にした
追伸:家の仕事場の一番奥の薄暗い部屋、アマゾンに出品している大量の本の棚にある段ボールの上でか細い鳴き声を出す楽学を発見いたしました、これで一安心
そんなになるまで、どこへ行ってたんだか…
ぷよぷよだった去年あたりの写真とは、まるで別人ですね。
早く元気になって欲しいけど、そうなるとまた放浪してしまうのかな!?
不思議なことに体は綺麗、想像するに喧嘩で大怪我してしまい、傷が治るまで何処かでじっと潜んで回復を待っていたのではないかと思われる
家のマロンも去勢してなかったときは、しょっちゅう近所の雄猫が来てケンカが絶えなかったのですが、去勢したらちっとも来なくなりました。オス同士のケンカを避けるには去勢しかないんじゃぁ?
帰ってきてからずっと私に引っ付き虫です、ひたすら「飯」
外トイレに出てないようなら土間にでも用意したげてくださいませ。
食べて出してができてれば回復は早い!
それにしても、そんな引っ付き虫してると、犬々さんが拗ねないかちょっと心配・・・
何故か犬々が大人しいのが不思議?