こうして僅か半月余りの写真を2枚並べてみると大阪市の扱いがよく判る、現住所抹消・強制撤去などここ数ヶ月の様々な新聞記事を思い出した
確かに公園の片隅に生活する人たちの排除は近隣の住人にとって喜ばしいことかも知れない、それが世界陸上であれサミットであれ・・・でも排除された人たちはまたどこかで生活する訳で何の解決にもなっていないのではないだろうか
毎日公園を掃除してくれるおじさん、どこでどうしたのか知らないが毎朝ドリップでコーヒーを煎れるおっちゃん、酔っぱらって隣りどうして喧嘩して怪我をして出ていって仕舞った男、朝食はいつもコンビ弁当に発泡酒のロング缶を嬉しそうに飲む赤ら顔の人、何でもかんでも集めてきて住まいが物だらけ、薄暗くなってもラジオを聞きながらスポーツ紙を読む、自分の寝床だけはいつもきちんと整理し仕事に出かける
様々な一瞬の人生をのぞき見ていた私
「あんな奴ら火を付けて殺してしもたらええねん」と言った人
今日は久しぶりのムービーの仕事の現場監督で早くから出かけます、雨が降りません様に