2日ほど前に私の大好きなガラスの温度計のフロートが一つやっと上がってきた、つまり3ヶ月近く25度を超していたわけで、おかげで寝るときは窓を閉めて快眠をむさぼっている
家には紙とガラスで作られた簡易の温度計からデジタル表示の10分の1度表示計にこのガラスのフロート式温度計まで色々ある、これは昔とても高くて(もう少し大きかったが万は優に越していた)買えなかったのだが二年ほど前に南港へ出かけたとき千円ショップで見つけ犬のフィギアなどと一緒に買ってきた物である
これは温度によって液体の比重が変わりガラスの浮き子が上下する「ガリレオ温度計」である、インテリアとして見ていて楽しい、1952年にガリレオ・ガリレイが考えたと言われているが友人のサントリョが発明したとも言われている、この別名空気温度計はどうしても大気圧の影響を受けてしまう
温度計の仕組みはイマイチ判らないのだが、昔の寒暖計はすべて水銀の膨張で目盛りの位置を判断していたのだが光の反射で非常に見にくかった、今では用途に合わせて多様に出回っている、どの家庭にでもあるのが体温計でデジタルになってからスピードも速く表示も読みやすい、昔のように手で振ったりケースに入れひもを引っ張りグルグル回転させ温度を下げる必要がなくなった
他には料理用に室内用あたりが定番である、ネットで調べたら古いタイプの寒暖計が今でも売られていた、昔はその横に水とガーゼを使った湿度計が付いていたのを思い出す
ガリレオ温度計からアルコール、水銀温度計、熱伝対、白金抵抗体、バイロメータと続く
会社勤めをすると空調管理され、クールビズだのウォームビズだのどうでも良いような言葉が巷を騒がしている、このブログを読んでもらっている方ならある程度想像が付くと思うが、私の生活はPCで生業を立てているにもかかわらずいたってアナログで自然に近い、この近いと言う意味は最低限の扇風機やクーラーやストーブを所持をしていてここ一番には登場しているからである
人間一番微妙な温度に敏感なのは風呂!食べ物や室温を正確に判断することは非常に難しい、しかし風呂の温度は1度上がるだけでとても熱く感じ下がるとぬるい、それが3度も上がったらとても入浴できないし下がると風邪をひきそうに思う(笑)
水風呂は18度が良いのだが入り慣れていない人には氷水に感じるに違いない
人間部分によってはかなり鈍感で、素手で天ぷらを揚げたり火の上を歩いたりするお人が登場したりする