エノキ

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絵本
好きなイラストレーターに高森登志夫さんという方がいます、絵本と言っても「木の本」「野の草花」「山や林の草花」なので図鑑に近い、しかし不思議な図鑑で色々な木が立ち並ぶ林の中に子供が遊んでいたりする

でも葉の一枚一枚、幹のディテールは写真と見間違うほど丁寧に描かれ私が今まで見た図鑑の中では最高レベルである、丁度精密描写と絵画の中間と言ったところだろうか、もし書店で見かけたら是非手に取って見てほしい、驚くこと間違いないb0057679_1023424.jpg
植物や昆虫図鑑などは写真よりも手で描かれた方が理解しやすいという面白い現象がある、写真だとたぶん情報量が多すぎて頭の中で抽象化して整理しにくいのでないかと思われれう、ところが上手な絵はその抽象化の部分を済ませてくれているので、全体を瞬間的に把握することが出来るのだ

図書館の調べ物で見る子供用の図鑑に至ってはイラストレーターのレベルの低さかギャラの問題か知らないが、稚拙な絵の本が余りにも多い、これならまだ写真の方がマシで子供に買い与える場合は親の眼力も必要になってくる

榎木(ニレ科)は大きくなると15メーターぐらいにもなりこの季節は葉っぱが全部落ちてしまって枝しか残っていない、高森氏の絵を見ても判るように葉の葉脈がはっきりしていて秋にはオレンジ色の実がなり甘くて食べられるそうだが食したことはない

まっすぐ伸びないので材木としての価値はない、良くて薪炭あたりか、「柄の木」と言う言葉があるので農耕の柄として使われていたとか、今では街路樹や公園で見られ注意してみれば街の至る所にあります

それにしても寂しげな名前表示である、なんだが食用の「榎茸」すなわちエノキを連想し一人で笑ってしまった
by PUSH-PULL | 2005-12-24 10:14 | ご託&うんちく | Comments(0)

公園ののららちゃん 良い顔してます


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