ビオトープ

b0057679_10283356.jpg共生
友人の連絡で東西線北新地駅にあるそねちか広場へ「ビオトープな美しい町づくり」を見に行った、ここ数年前から「ビオトープ」なる言葉を良く聞くようになった、ビオトープ=生物生息空間、やさしく言えば「生き物の住むところ」らしいがこれでは広義すぎてよく判らない

以前何処にでも見かけたメダカやトンボ、ススキにワラビにツクシ・・・こういった自然環境をもう一度取り戻そうと言う運動なのだが、今回の展覧会は建築環境に自然を取り込むかと言うことが狙いらしい

b0057679_1025546.jpg以前仕事で海岸の生態や小川の生態を疑似体験させる施設を作る仕事のお手伝いをしたのだが、その時から疑問に思うことが多々ある、最近は小学校でも似た環境が作られビオトープ大流行なのだが、実物を見ると判るがふんだんに樹脂や造花が使われ、背景は書き割りという有様で、気持ち悪いというか嫌悪感さえ生まれかねない

確かにビオトープと言う考え方は素晴らしいのだが、この建築展でも自己矛盾に落ち込んでいる、つまり新建材やコンクリートを使用した建築そのものが環境破壊になりうることで、かっての木と土と紙と石で造られた家とはまるで違う、それなりに思考された作品もあったが大半が安易に住居空間に自然らしきモノを取り込んだ設計に過ぎない

b0057679_10245929.jpg会場も建築用単管とシートで構成されているが、余りにも安っぽくさもお金を使わずにやっていますと言う意志を感じたのは私だけだろうか?

「ビオトープ」な美しい街づくり、とあるが「・・・な」と言う言葉の使い方がよく判らない、おまけに「街」であって「町」でないのも納得がいかないのだ
特別出品の安藤忠雄氏の「ロックフィールド静岡ファクトリー」も模型と実物写真を見る限り、綺麗に作られた池も自然の水を引き込んだようには見えず、何処がビオトークなのかと考えてしまった(もし川から取水していたら申し訳ない)

「耕すだけで土地を駄目にする」なる考えを持つ「自然農法」の福岡正信氏が存在するぐらい、自然との共生は人間は生きるために動物を殺し自然を破壊する生き物だけに・・・う〜ん!難しい
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Commented by GuGuGammo at 2005-11-25 09:19 x
.。o○「ビオトープ」っていうのはそもそもこんな形のものではないと思ったのはわたしだけではないでしょう。。
\(^o^)/
Commented by PUSH-PULL at 2005-11-25 11:07
養老氏と宮崎駿男氏の対談本で、山あり川ありどろんこだらけの理想の幼稚園がイラストで出ていて、ちょっと感動したことがある
by PUSH-PULL | 2005-11-23 10:39 | カルチャー | Comments(2)

公園ののららで、一番お気に入りのロン毛の三毛、ええ顔してます


by PUSH-PULL