初めて見た油圧式のエレベーターである、場所は金沢21世紀美術館で1FからB1までの往復だがすこぶる快調である
まず圧倒的に静かでなんと言ってもガラス張りのボックスには驚かされた、昔ビルの壁面に取り付けられたガラス張りのエレベーター乗ったときにも感動したが、前に何もない透明ガラスのドアの前に人が並んでいるのを見たときエレベーターと気づかなかったぐらいなのだ
まさにシースルーで、写真でもなかなか解りにくいフォルムがすごく洗礼されている、右側のガラスはB2へ降りるための扉で一般の人は入れない、EVとうまく相対形の形でバランスをとっている、油圧なので昇降高は限られるがなかなか面白い!
最近の高層ビルのEVはとてつもなく早い、EVごとに停止階を限定しスピードを出している、各階停車の箱が存在しないビルもざらで合ったとしてもとてつもない時間がかかることになる、名古屋の駅前ビルなどは事務棟に行くためには途中で乗り換えねばならない
普段は最上階の展望とか飲食街にしか用がないのでそれで良いのだが、はてさて便利になったのだろうか?それに比べこのEVは至ってのんびりしている、お急ぎの方はすぐ横の階段をエレベーターを見ながら利用するのだがそれにしてもやっぱり乗りたくなる乗り物である