訃報
昨日の朝刊に「別役実」さんの訃報の記事が載っていた、長い間パーキンソン病で闘病生活を送っていたとは知りませんでした
大学時代は美術と同時演劇にもドップリ填まっていて、大学で劇団を作って活動をしていたぐらい、演劇部とは別に劇団を作ったのは不条理演劇を公演したかったからだが・・・、不条理演劇と言えばベケットとかイヨネスコが有名だが、日本には別役実さんが輝いていました
私が演じたのはイヨネスコの「授業」やベケットの「クラップ最後のテープ」などだが、後者は日本語訳が無く京大の仏文の学生に翻訳して貰った記憶がある、100分以上の一人芝居で台詞を覚えるのが大変でしたした
見て面白かったのは京都先斗町の歌舞練場で見た宇野重吉と米倉斉加年の有名なベケットの「ゴドーを待ちながら」が素晴らしかった、二人ともお亡くなりになっているが舞台は覚えている
別役実さんには「マッチ売りの少女」など有名な戯曲が一杯有るが舞台では残念ながら見ておりません
美術の世界もシュールリアリズムの後のコンセプチュアルアートにドップリ填まっていて、PLAYと言うグループでハプニングをしたりと、最近はどんどんと遠ざかっておりますね