「在(あ)るをめぐって」
昨日のお昼ゴロゴロしているときテレビを見ていたのだがチャンネルと変えていたら,驚いたことに再放送で辺見庸の講演会があった、内容は新しく出版した「月」にまつわるお話、相模原やまゆり園の事件を題材に書かれている、人間は何故人を殺すのか・・・
私が同世代の文化人で非常に感動し感化された作家の一人、もう一人は二十代の初めに知った松岡正剛氏、本を読んだとき同じ年だとは信じられ無いぐらい衝撃だった、その後一度講演会で逢い話をしたことがあります
辺見氏は2度講演会に行ったことがある1回目のあと公演中に脳溢血で倒れたが,闘病の後精力的に文筆活動はじめたが,2回目の講演会の時は車椅子でした
死刑問題を初め徴用工問題など私の思想に非常に近くシンパシーを感じております、テレビで見る彼の姿は相変わらず精力的で内容も素晴らしいかった、何も行動をしていない私が恥ずかしく思ったぐらいです
思いを込めてこれから投票に行ってきます