奇想天外
阿佐田哲也の小説とは別世界の映画でした、登場人物は同じなのだが時代背景がまるで違うこれはSF映画です、1945年から2020年へワープしてきた雀士の坊や哲がまた麻雀の世界に
何故か日本はまた戦争に巻き込まれ終戦後の世界に逆戻り、街にはドヤ街があり特高まがいの支配下世界でオリンピックは中止に、主演の斎藤工も熱演で何度かライブを見たことのあるチャランポランタンのボーカルのモモちゃんが準主役で頑張っております、他にも竹中直人にベッキー、的場浩司に小松政夫などミュージシャンの岡崎体育が映画初と色々盛りだくさん、色々な役満にいかさまなど牌を握らなくなって20年ほどになるがワクワクいたします
細かいところでは色々問題だらけですが、途中掛け賭博で謝罪会見をするシーンを見ていると、瀧氏の逮捕でこの映画に出演で上映が危なくなり話題になったが保釈後の謝罪シーンがダブって強烈でした
どんどんの政治体制べったりの日本の文化の中にあってこの映画は少し反骨的で楽しめます、メディアそのものが体制批判しなくなり、TVのコメンテーターも太鼓持ちのオッチャンおばちゃんだらけで聞いているだけでイライラいたします、私の好きなお笑いの世界でもネトウヨまがいのタレントが多くなってきております