インスタレーション
昨日午後、ポカンと時間が空いたので気になっていた展覧会を見にチャリで中之島の国際美術館へ、今までまるっきり知らなかった作家の「クリスチャン・ボルタンスキー展」、ユダヤ系の作家でフランスで活動しています
人物をテーマにした作品が多く顔写真に大量の服と・・・、コンセプトが強く感性求められる作品群、写真が多くどの部屋も非常に暗く美術館の管理の人も薄ぐらい中で座っているのは大変ではと心配するぐらい
なんだか作品に微妙の親近感を感じると思ったら何と同世代、私が現代美術にドップリと浸かっていた頃にフランスで活動していたわけだ、絵画や彫刻と言ったジャンルとはまるで違う作品、若い頃映像の作品を発表していただけに、物を創ると言う考えでは無く物でプロデュースする意味合いが強い
こちらは入ったときは床一面に丸めた紙とブルーのスクリーンだったのだがギャラリートークで歩いたときはスクリーンに風で動く大量の風鈴の映像が流されていた、風鈴はユダヤのイベントで行われているらしい、たまたま私が行ったときにタイミング良くギャラリートークがあり、ワイヤレスのイヤホンを借り美術館学芸員の説明を聞きながら館内をウロウロ、観客の多かった理由の一つがこれだったのですかね、ガラガラかと思っていただけにびっくりです
下の作品は写真を撮るまで気づかなかった布の作品、デジカメのモニターを見て知ったのが大きな布にボンヤリと子供の顔が入っていたのだが、近寄ると布はボロボロで裂けている、彼の作品全体にいえることだが「死」というイメージが漂っております
この作家、初めて知りました。
とても不思議な感じですね。死のイメージですか。
実際に展覧会で観てみたくなります。
現代美術はお好きですか!、日本の三カ所の美術館で同時に開催されていて大がかり、映像が非常に美しい
今朝友達からメールが来たのですが、彼は立体造形作家でただいまNYで展覧会中・・・みんな凄いです