「銀塩写真探偵 一九八五年の光」

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久し振りの一気読み

しばし連絡の無かった友人からメールが、内容はカメラ好きの私を知っていて面白い本があるとの紹介、今時は買いたい本が解っているとAmazonで直ぐに購入できるので助かる、買った本はタイトルに書いた「銀塩写真探偵」


毎日パラパラと新聞や本の文字は追っかけているが、本を一気に読んだのは久し振りだ、読んでから作者の名前を知り驚いたのはなんと女性で「ほしおさなえ」さん、内容はデジカメしか知らない写真部の学生が、フィルムカメラ時代のモノクロ写真をキーワードにはまり込む探偵物語


本棚の本を調べたら同じテーマで蒼月海里「華舞鬼町おばけ写真館」と柊サナカ「谷中レトロカメラ店の謎日和」と2冊も推理物を買っておりました、どの本もカメラ好きにはなかなか面白い内容です


しかし3冊とも作家が女性というのは非常に驚きで、クラシックカメラって男性だけの趣味かと思っていただけにビックリ、この本の「ほしお」さんも銀塩カメラの造詣が非常に深く愛着心が感じられます


本に出てくるカメラがNikonF3とLeicaM3、この2機種はずっとカメラベストテンの1位2位を続けていたカメラなんです、本を読みながら早速写真の上の写っている私のF3とM3を出してきた、F3の方は標準の50ミリF1.4だが本のストーリーと同じで長いこと使っていなかったのでシャッターが下りない、早速電池を入れ替えたら無事作動、しかしシャッターを数回空打ちしたらまた動かなくなってしまった、暇なので久し振りにカメラの掃除でも考えております


M3の方はレンズが沈胴式のSummicron 50ミリF2.0、本の中でも書かれていたのが心地よいシャッター音、書かれていた音は小さな音の「くしゅっ」でした、こればっかりはライカを触った人しか知らない世界かもしれません


この手の本を読むと銀塩カメラを使いたくなるのですが、問題は現像!、知らなかったのだが数年前まで富士フイルムが暗室いらずのダークレスト言う現像キットを販売していたのですが、知ったときには販売中止でガックリ


長いことどちらのカメラにもフィルムを入れていないのが申し訳ない、下に我が家のカメラ関係の本の本棚、クラシックカメラも好きだがステレオ写真も大好きです、カメラ雑誌は別のところに置いているのですが最近は毎年カメラメーカー総特集の1月号だけ買っていました(笑)


Amazonで本を買うとき奇っ怪なことがある、一つは中古の中で定価より高い本が有ること、それも少し高いだけでもおかしいのだが何倍も高いと不気味、今年出た本なので骨董的価値はゼロ

さらにもう一つは頒価は1円なので凄いと思ったら、笑うのは配送料が1000円!、ちなみにAmazonは新刊を買うと配送料0円が普通、間違って押すのを待っていたらまさに詐欺です


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by push-pull | 2018-10-12 08:56 | カルチャー | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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