今朝はめちゃええ天気なのに私の体は二日酔いでダルダル、大阪の街はがらがらでいつもの日曜日の半分も歩いておりません
映画を見て愕然とした、確かこの映画を見るのは3回目のはずだがストーリーも名場面もほとんど私の記憶から消え去っていたのだ
上映されたのは1961年だった、確かこの時代の東宝の正月映画は、黒沢映画と円谷のゴジラシリーズや森繁のサラリーマンものに加山の若大将シリーズの2本立てだった
小さいころは東映のチャンバラものを見ていたが、中高生になると東宝系に移動、大映や松竹の恋愛ものの映画はほとんど見ておりません
映画を見て驚いたのは脇役までほとんど名前を知っている豪華なキャスト、美人の司葉子さんなどは前の方に名前が出てくるのだが、のべにしても20秒も映っていなくて、アップシーンもほとんど無くもったいないぐらい
黒沢作品を出会ったのは1954年の「7人の侍」あたり、それからは「蜘蛛巣城」「隠し砦の三悪人」「椿三十郎」「天国と地獄」「影武者」封切られるたびに必ず見ていました、少し異色の作品では晩年の「八月の狂想曲」あたりが面白かった
三船と仲代はやっぱりすごいのですが、他にも山田五十鈴に加東大介・河津清三郎、志村喬、夏木陽介、東野英治郎、山茶花究、藤田進、加東武・・・知った役者まだまだ続く
印象的だったのは加東大介のメイクと、ラストシーンのトチ狂った山茶花究の演技あたり、シーンでかろうじて覚えていたのはしょっぱに出てくる手をくわえて走ってくる犬とジェリー藤尾の切られた腕、もちろんラストシーンの三船と仲代の対決も
名前や時代を調べるための検索したのだが、ウィキペディアの文章が余りにもお粗末、ホンマに映画を見て書いたのかと思うぐらいのレベルでした