アートの世界

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蛍光色
朝ご飯を食べていたら、地響きとともの爆音が!、一瞬また地震かと思ったがその後は犬の鳴き声だけで収まった、早朝散歩で野田阪神の交差点を見たら大型クレーンの周りに多数のパトカーに消防車に救急車、遠目で何があったか判らずじまい

写真は先日訪れた西長堀の細野ビルのB1に置かれていた作品、申し訳ないが作者の名前を忘れてしまった、真っ暗闇に浮かぶ蛍光グリーンの細い線の作品、なかなか軽やかで美しい、余談だがこうした作品を撮影できるのも、好感度のデジカメのおかげ、フィルムカメラだったら撮したくても撮影出来ない被写体です

若い頃京都で著名な美術作家ヨシダ・ミノルのアシスタントをしていた、その関係で敷地100坪のアトリエに住むことになるのだが・・・、ヨシダ・ミノルはちょうどその頃蛍光アクリルとブラックライトを使った立体作品を次々と発表し、立体の世界で脚光を浴びていた

私もそのとき初めてアクリルに触れ、加工をマスターしていくのだが、勿論アクリル用の工具などは存在せず、試行錯誤と失敗を重ねながら上手くなっていった

こうした光や動きを取り入れた作品はキネティックアートと呼ばれ、世界的に流行していったのです、同時に音楽や映画やいろいろなジャンルにあふれ出し、ひとまとめにして「サイケデリック」と呼ばれたのもその時代、大好きなビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」などはまさにその代表格

美術の世界のキネティックとサイケデリックとは別物だが、共通点もいろいろあるような気がいたします

写真の蛍光色の作品を見ると、すぐにヨシダ・ミノルさんとまだ美術の世界にどっぷりとつかっていた自分自身を想い出してしまいます
by push-pull | 2015-07-02 09:59 | アート・デザイン | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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