放置国家

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MOTTAINAI
毎日場所が変わっている・・・4日目、元の持ち主は何処へ行ってしまったのだろうか?ずっとこの公園で元の持ち主が現れるのを待っている、駅前のだんだん増える積み重ねられた放置自転車も壮観だが三輪車には特別な哀れを感じる、まさか乗り捨てではあるまい

最近「MOTTAINAI」と言う日本語が世界を駆けめぐっている、ひょっとしたら「KOBAN」と同じように国際語に定着するのかも知れない、「もったいない運動」の提唱者はノーベル平和賞のケニアのワンガリ・マータイさん、日本に来たときに知ったという、リデュース(再利用)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)を一つの言葉で伝える日本語に感動したとか、先日も国連でこの言葉を発表し参加者に復唱させているニュースを見てびっくりした

日本人の心に根付く価値観と言われても面はゆいばかりである、この写真を撮った同じ日のマンションの大型ゴミ置き場には、タンス、スキー板4セット、コタツと天板、ゴルフセット2組、タンス、学習机、棚類3台、電化製品その他家具と調理具多数、一番はお琴、20年近く前NYに出かけた友人が伝えてきたのは「1週間街を歩いただけで家具類がひと揃い集まり生活出来るようになった」それが今や日本でも同じ環境になっている

新聞ネタだが「もったいない」は
アラビア語で可哀想にを意味する「ハラーム」、スウェーデンでは`それは残念`の「デエスウィン!」、英語は無駄の「Waste」が近い

何度かメーカーとイザコザになったことがある、最初に買ったプリンターに細い筋が入るようになったのでメーカーに送ったら(勿論向こう持ち)修理代だけで中古市場より高かった、部品の交換だけと言うことだったので機械いじりの好きな私は部品を購入しようと思ったが、調整云々で断られてしまった、泣く泣く新しい機種を買うことに

又高額デジカメの時も修理代が新古品の同機種より高かったんので中止、それ以来兄のデジカメを借りっぱなしである、メーカー自体が新しいものを売ろうと虎視眈々でサービス精神ゼロに近い、勿論セイコウエプソンのように真面目に取り組んで勝ち残った会社もある

デザイン話で嬉しかったのは、グッドデザインの審査員をしていた川崎和男氏(彼の本は面白い)はかってデザイナーとして関係していたにもかかわらず、一世を風靡したアップルのiMacを、リサイクル素材で作られていないと言う理由で、前評判では1番だったのを頑固に反対し落としてしまった、Macオタクの私として賞を貰えなかったのは少し寂しかったが、彼の生き様に共鳴した次第
by PUSH-PULL | 2005-04-03 09:51 | カルチャー | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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