アートシーン

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スペースとは
思いっきり手ぶれ、ストロボを焚うにもバカチョンデジカメには遠すぎた、昨日日本橋と谷九の間にある「應典院」へ友人の展覧会を見に行った、彼女は真っ赤な糸のインスタレーションの作品だったので撮影は無理、同時に展示していた荒島さんの作品がこれ

應典院(おうてんいん)は変わったお寺で、こういったホールをもつ劇場寺院とかで浄土宗大連寺と言いNPO活動もやっている、以前に維新派の出版パーティーの時に覗いて以来だが、どうもお寺というスペースは落ちつかないのは私の不信心?逆に言えば落ち着く人の気が知れないと言った方が正解かも知れない

勿論近郊に著名な寺があり小学時代から遠足と言えばお寺だった、行っても少しも面白くなく好きになったのが大学で彫刻を勉強し始めてからである、学生にはお寺も親切で普段薄暗いお堂の扉を全開にして明るく拝顔出来たりする、しかし授業の一環で訪れたお寺は新薬師寺の十二神將だったりで時代背景も置かれている像も違う

新しくモダンなお寺が各地に造られ比較的若い住職が文化芸術を語るがイマイチなじめないのである、特に政治問題や宗教問題に至っては問題がある、別にお寺に駐車場を作ろうがホールを設けようがかまわないがね

しかしそのモダンな不気味な建物を自慢するに至っては問題外である、オウムが上九一色村に作ったサティアンに安置?した仏像に至ってはまるで安物の遊園地状態で笑ってしまったが、いっとき世間を騒がせた足裏占い「法の華」の建物に至ってはあまりの豪華さに絶句した「みなさん、最高ですか!」

應典院さんには申し訳ないが(建物はお洒落です、はい)新しい宗教団体の建物は何故ああまで不気味なのであろうか、建物を見たら信心も萎縮すると思うのだがね、金ぴかのバカでかい観音さんを大金を使って作る人も信じられないが、それを見に行く人が多く観光として成り立っているのはいよいよもって末世である
by PUSH-PULL | 2005-03-22 09:46 | アート・デザイン | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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