銭湯の扉を開けると良い香りが、匂いのもとは聞き慣れない「じゃばら」、全国区かと思っていたらどうも大阪だけの記念日でありました、冬至ゆずのに続き昨日は柑橘の「じゃばら」、奈良は北山村だけに自生する「じゃばら」なですが理由は「邪」を「払う」からとか
数年前から始まったような記憶があるのだが、ちょっとした贅沢感が味わえます、やはり一番はこどもの日の菖蒲湯、昔は菖蒲が紐で縛られていてそれを抜いて頭に巻いて家まで帰り、家の屋根に投げ上げていた記憶がある、多分賢く大きくなるようにと言う意味ではなかったろうか
背は確かに同世代では高いが、今では高校生の平均身長なみ、頭の方は菖蒲の効果がなかったようだ、じゃばら湯で私の体から「邪」が払われたら、後は少しのカルシュウムと脂肪と水分位しか残らないのではと思うほど邪で一杯
内湯だとこんな一寸した楽しみが体験せずに人生が終わるのですが、先日徹子の部屋だっけに出ていた中村メイコが言っていたのは、「生まれたこの方、人と一緒にお風呂に張ったことがない」、つまり温泉も行ったことがなく家族とも入らなかったというわけだ、もう70代後半ではなかったろうか
笑っていいとものタモリあたりは風呂に浸かるのが嫌いで、「長湯をする人の気持ちがわからない」で可哀相な人であります
どなたがデザインしたのか知らないが、今年のポスターはベースに黒を使うという大胆な配色でオシャレに仕上がっております