散歩コースの脇道にあった、早朝写真なのでだいぶ青い、なるべく色々な道を歩くようにしているのだがいつの間にか何本かコースが出来てしまい、同じ景色を見ることになるのだが、これは横道
見た瞬間日本橋の五階百貨店を思い出した、調べたら明治時代からあるらしく歴史的には古い、五階建ての高さ31mのパノラマタワー「眺望閣」が作られ高い建物が珍しかった時代らしく観光客がドット押し寄せた
周辺に観光客目当ての露天商が次々と表れた、百貨店という言葉も珍しい時代であやかり周辺を五階百貨店という名前が付けられたとか
キタの茶屋町にものその後九階建ての「凌雲閣」が作られ「ミナミの五階、キタの九階」と呼ばれていたとか、この辺りの話しは大阪に育ちながら調べて初めて知った次第
ガキの頃から五階百貨店は日本橋に電気パーツを買いに行くたびに寄っていたが、微妙に店が全部怪しげで買い物した記憶無く見物だけ、戦後盗品まで売られていた時代があったらしくその頃は「泥棒市場」とも言われていたらしい
さて今日の写真の「一階」だが、五階を意識した物か経営者の名前が一階なのか判りませんが、五階と同系列の工具を扱っているところが気になっております
最近の日本橋「でんでんタウン」はすっかり様変わり、白物家電の大型店はすっかり姿を消し、PCショップもほとんど無い、今は私とはほとんど無縁のコスプレにゲーム、はたまたアダルトのDVDショップなどがタケノコのごとく増加し、堺筋の1本西の通りは「オタロード」と呼ばれるぐらい、平日でも変なのが行ったり来たりしております、見学する旨にはオモロイんやけどやっぱし問題
※五階の写真はネットより拝借