ヘップバーンの「おしゃれ泥棒」

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浅野潜さんと映画を楽しむ会
「おしゃれ泥棒」は贋作の画家の娘のヘップバーンが、家に忍び込んだ私立探偵の男のピーター・オトゥールと恋に落ち、展覧会中の贋の彫刻を二人で盗み出すという荒唐無稽のお話し、50年以上の前の映画ですが面白く典型的な娯楽映画であります

解説によるとこの手の映画をロマンティック・コメディと言うらしい、ウィリアム・ワイラー監督とオードリー・ヘップバーンで「ローマの休日」の名コンビで、どちらも世界的大ヒットしている

調べて知ったのだが、ワイラーってこの映画の1年前に「コレクター」を作っていたのですが同じ監督とは思えません・・・1966年の作品でヘップバーンももう37歳、「ローマの休日」が24歳で「ティファニーで朝食を」は32歳、一分の隙のない美しい顔をしております

アメリカ映画にあって見事なまでの清純派でまさに大スター、相手役の男前ピーター・オトゥールは彼女より若く34歳でありました、彼の目は一度見たら忘れられない青緑色、代表作の「アラビアのロレンス」が30歳の時で、この映画も忘れられない映画です

映画では、ゴッホ、モネ、セザンヌ、マチス・ルドン・ゴーギャンなど超一流の画家の作品が多数出てくるのですが、どれも作家の代表作でないところが面白い

何時も思うのですが古い映画でも、今はデジタル処理され画質も音響も良く驚かされます
by push-pull | 2012-07-21 07:18 | カルチャー | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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