「大阪百銭湯物語 六十三話」

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シャワーカランの変
銭湯が大好きである、完全に生活の一部になっている、スチームバスを出て直ぐ水風呂へ、「っぉっっっっっっ」と体を沈めていくと、石の間仕切り越しにシャワーカランの辺りを手がウロウロ

頭に石鹸を付けたがいいが、なかなかシャワーカランが見つからないと言うところだろうか、まもなくカランに届いたのは良いが、プッシュのつまみを何度も廻そうとしている、勿論廻るわけはないので湯は出ません

やっと手探りで押して念願のお湯が出てきた、今時の銭湯のカランは押すだけで適量のお湯が出て自動的に止まる物が多いのだが、このおっちゃんどうも銭湯慣れしていないようだ

お湯が直ぐに止まらないので、止めるためにまた押したのである、この作業を何回繰り返したのだが段々と押す間隔が短く強くなるのだが、勿論お湯は出続ける、しばらくしてそのままにしておくと自動的に止まると言うことに気づき一安心

水回りはカランにしてもトイレの洗浄器にしても、最初誰でも戸惑ったはずだ、カランも混合栓辺りになると湯温の調整が色々種類があり少し考えてしまうことがある、我が家の水回りは今も旧態然として昔のまんまなのだ
Commented by 白髭 at 2012-07-20 10:02 x
隣の駅まで行かないと銭湯はない私には大変楽しく面白いシリーズです。やっぱり絵が素晴らしいですね!
Commented by PUSH-PULL at 2012-07-20 13:07 x
白髭様、銭湯仲間の友人が結婚してしまったので、ここ2年遠方の銭湯に行けずじまい、スポーツカーのトランクに何時も洗面用具一式を積んでいたのになあ
by push-pull | 2012-07-20 08:05 | カルチャー | Trackback | Comments(2)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


by PUSH-PULL