「大阪百銭湯物語 五十七話」

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新しい読書法
かけ湯をしてからスチームバスに入りふと浴槽を見ると、浴槽の縁に腰掛けたお兄ちゃんが読書、「なぬ!読書」、私はド近眼なので鮮明には見えていないのだが間違いなく本でそれもかなり分厚い

しばらくすると胸あたりまで浸かり本を読み続けている、濡れても良い本でこんなぶ厚いのがあったかと気になったのと本には黄色の帯が掛かっている

私がスチームバスからでる前に脱衣場へ出て行きさらに裸のまま床几に腰掛けさらに読書、私と言えば何時もの銭湯フルコースを済ませて出て行くとまだ本を読み続けている

直ぐにメガネを架け近くに寄って観察すると、なんと浴槽で読んでいた本は普通の濡れてはダメの単行本である、相当湿気てしまっていると思うのだが本人はお構いなし、大胆というか変わっているというか本好きなのか私には理解できない読書であります

最近は自宅の風呂で半身浴などの長湯が流行っているようで、浴槽での読書に音楽にテレビなどの濡れても良いグッズが結構売れているようです、自宅に風呂のない私には羨ましい気もいたしますが、真冬の寒い浴室を想像した瞬間やっぱり銭湯の方が良いのでは・・・

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「八百八分の三百九十一橋」昭和48年に架けられた歩道橋で結構古いのだが、私の持っている新しい地図帳には記載されておりません、地図によってあったり無かったりと・・・

渡るのがはばかるような路地の奥の階段橋、隣の橋との距離は50mあたりで何故に架けられたのか良く解りません、原子力村ならぬ歩道橋村の予算取り?

橋の名前は「大里橋」で自転車を遠慮がちに手前に止め、途中まで渡ったのだが、ご近所に気を遣う橋はこれが初めてで、一日の利用者数を知りたいものである
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Commented by 白髭 at 2011-12-29 09:10 x
私物なら勝手ですが 以前スポーツジムのサウナで 明らかに図書館のバーコード入りの本をいつも読んでいる人がいました。ひどいもんです。
Commented by PUSH-PULL at 2011-12-29 14:47 x
白髭様、図書館の本とは無茶苦茶ですね、スポーツジムなどという場所に足を踏み入れたことがないなあ
by push-pull | 2011-12-29 09:12 | カルチャー | Trackback | Comments(2)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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