早朝徘徊、町から私を除きTシャツのおっさんの姿が激減、確かにじっとしていると肌寒いのだが、少し歩いているとその寒さが心地よくなってくる、今日も昨日に続きド快晴
先日富山から大阪へ戻るとき、金沢まで送ってもらっで旨い餃子を食べた話を書いた、そのあと金沢駅で少し時間の余裕があったと食後すぐで催したのとで、ホーム下のトイレに駆け込んだ
コロコロデカカバンとカメラバッグと小さなショルダー、金沢駅のトイレは新しく結構広く駅だけに大きな荷物台まで付いておりました、早速荷物を整理ししゃがんだ途端どこからともなく男の声が
「お真絵、せっかく面胴みて背和したのに難宙ことしてくれんねん」
段々と声が大きくなってきた、部屋が反響しているので隣の個室か、外の小の方かなかなか定まらない
私と言えば聞く方に集中してしまい、出るモノも止まってしまった
「難とか胃雨たらどうや、玉ってたら輪カランや無い香」
ガンガンと響く大声なので、言葉が聞きづらくどうも変換がおかしい
「割れ 一階ぶっ戸橋たろか!」
あかん、間違いなく大阪の泉州のお人
「阿本舵ら、軟便意宇たら和歌るんじゃい」
ひょっとしたら同じ電車!
「度阿歩、蚊ねのこともあるけど、折れの加尾めちゃくちゃや内科」
やっとこさ催したのだが極力無音で潜んでいる
「底で大人敷く松っとれ、居間からすぐに尾前とこ炒ってぶっ子呂したる!」
声の主はどうも私のすぐ隣の個室のようである、何とか私の用事は済んだので、音を立てぬように身支度をして、でっかいカバンをそっと持ち上げドアを開けて出る、小の方もほぼ満員なのだがトイレには何とも言えないような緊張があり、隣の個室から聞こえる馬鹿でかいおっさんの声だけがガンガンとトイレに響いております
それからというものはホームに上がってもなかなか落ち着かず、それらしいおっさんが来ないかと目だけは周囲を警戒、平日なので空いた特急に乗りましたが発車するまでどうも落ち着きませんでした、大阪弁って怖〜い!
橋の向こうの針治療の看板の文字が珍しくデザインされている、デザインは面白いのだけれど、柔らかいフォントとカタカナはどうも針治療には似合わないような気がする