テレビの夜のニュースで「今夜は中秋の名月、月がとても綺麗です」の一言で、ニコンの一眼に望遠を付け表に飛び出した、我が家は下町のど真ん中でやっとこさ2号線に出て煌々と輝く月をみた
さすがテレビで言うだけあって文句なし明るさで、三脚を持ってこなかったのが悔やまれるが、何とか手持ちで脇を固め何枚か撮影、何時も思うのだが月はやっぱし五重塔越しとか、月見堂越しの猿沢の池に池に映る月あたりが絵になってよろしいのだけれどそんな借景はあるわけもなく、マンションのカドをほんの少し入れてみた
月に群雲と言うぐらい、少し雲が必要で昨夜は抜群の案配でした、これが月だけだと天体図鑑の写真になってしまいます
今朝起きて庭の月下美人が昨夜咲いていたことに気づいたのだが、悔しいことに中秋の名月の開花だっただけに残念でございます、8月の頭に咲いた月下美人をアップしていますが、ど迫力の姿を毎年見せてくれますが、今年は何故か開花時期が何時もと違う
咲き終わってしまっていたので、後はさっと湯がいてお浸しで戴くか、定番の焼酎に漬け込むか・・・ガラスの瓶でつけ込むと何年経っても水中花のように妖艶に咲いております
美の鑑賞という物はおかしな物で、余り長時間眺め思いに耽ると言うことが私にはない、花も月も絵画も景勝もあっという間に終わってしまう、相手が変化をしない退屈さというか何か判らないのだがすぐに飽きてしまうのだ
その点、綺麗な女性はなかなか飽きずに眺めていられるのですが、刻々と表情が変化するからでしょうか
この橋を挟んで写真の左が幼稚園、右のフェンスが中学校で私の立っている場所の横に小学校がある、これって珍しいのかしら?