時々散歩コースで見かけるヨーロッパの文豪風のおっちゃん、さしずめバルザックかマルクスか、本が好きらしく何時も読んでいる,顔見知りの人たちが本を差し入れているようなのだが,重たい本は苦手で文庫本がよろしいとか
遊歩道にはらりと落ちた文庫本が印象的で記録させて頂きました、場所は大阪中之島土佐堀川沿いの遊歩道、遊歩道と言ってもブログに何度も書いているが大量のフェンスで痛々しい歩行者専用道路である
私の本をと思ったのだが、このおっちゃんの好きな本は時代劇、我が文庫はSFにミステリーにアートに思想的な本ばかり
最近の私と言えばフィクションが辛くまるで頁が進みません、新聞も雑誌も殆ど流し読みで正直なところ読み込んでおりません
数日前まで友人のガリバーが滋賀は石山寺の庵に3週間入っていたのだが、持ち込んだ本が200冊とか、勿論テレビもラジオも無く自炊、門からは出ること叶わず買い出しも友人に電話して買ってきて貰ったとか
石山寺と言えば紫式部と松尾芭蕉が有名だが、ガリバーが生活した庵の前の住民は島崎藤村、彼は「俺でこの寺にご厄介になるのは4人目」と豪語しておりました
それにしても200冊は凄い、私の一番の読書場所は電車の中で集中できる、勿論飛行機もそうだが、ある一定の時間束縛されたと理解した途端読書が進むのであります
待合も良く読めるのだが、以前入院したときこの時ばかりと難しい本を一杯持ち込んだのは良いが一冊も読破できず、病院は軽い本がよろしい
でも、気持ちよさそう〜