むかしむかし我が阪神に小山正明という名投手がいた、コントロールが抜群で針の穴を通すと言われるほど素晴らしかった、何故か阪神はエース小山と大毎4番山内という世紀のトレードを実行、その後も江夏に田淵に新生と次々スター選手をほっぽり出してきたのは、今と違って高額ギャラをよう払われへんかったに間違いない
簡単なピンホールカメラを持っているのだが、フィルムカメラなのでテストでするにはちと問題なのと一度失敗している、そこで失敗しても良いようにデジタル一眼のボディーキャップを利用してピンホールカメラのレンズを作ることにしたのである、つまり穴を空けたらお終い
ところが購入した0.1mmの黄銅板に極小の穴を空けるのがこれが難しいのだ、「ピンホールカメラは穴が命」で薄い板に小さな穴を正確に空けるかで決まる、ルーペで見る限りかなりの精度は出ているのだが写真の解像度はもう一つ、逆に言えばこのボケ具合が針穴写真の良さなのかもしれません
穴のサイズや絞り計算など我が蔵書とネット検索で見つかるのだが、いくら正確に計算が出来ても手仕事ではコンマ何ミリの世界を加工するのは不可能なのであっります
これ以上解像度を上げるにはさらに穴の小さな物を作るのが考えられるが、小さいほど正円が難しく少しのことでフレアーが出てしまうらしい、もう一つは大判カメラを使う方向もあるのだがそんなデジカメは持っていないのだ
今日の写真はあくまでも計算によると
NikonD70,F232.5(穴の大きさ0.2mm)、シャッター速度1sec、カメラのISO設定ASA200
このあたりが35mmの限界かしら、大判カメラでないと解像度を上げるのは無理みたい、もう少しだけズボラ針穴研究してみます