先週末時間が空いたので、多分20年ぶりぐらいでは無かろうか二階の部屋の襖の張り替えををやった、少し前に1歳から83歳まで集まってお食事会を開いたのだが集合場所が我が家、子供達が猫たちを探しに襖を覗く姿を見て、見慣れた襖があまりにも汚れていることに気づいたのである
天気も良く作業は快調、と言っても4日がかり、ホームセンターへ襖紙と糊を買いに行ったのだがほ大嫌いな柄物しかなく、しかも全部糊付き、仕方がないので一番目立たない無地に近い柄を購入
襖や障子の張り替えをやったことがある人は余り私の廻りにはいない、またマンションなどに住んでいるとそんな建具すらない、生活空間には和紙がよく似合いおまけに非常に心地よいのだが見る機会が激減している
襖の張り替えは木枠を外し、引き金具を取ってから襖を貼るのだが、何十年も使っていると張り替える度に積層されどんどんと分厚くなっていく、この際、古い紙をめくってから貼ることにしたのだがこれが大仕事
我が家がいかに質素な生活を送っていたのかを再確認、重ね張りをするときは痛んだところを補修してから襖紙を貼るのだが、専用のうけ紙があるのだがそこは我が家、百貨店の包装紙にはがきにのし紙、さらにめくるととんでもなく古い新聞が貼られていたり、下には幼い頃かすかに見た記憶のある柄が出てきたり、・・・
勿論襖の下張りに永井荷風の「4畳半襖の下張」のように春画などというものは使われていなかったが、充分我が家の何十年物思い出が重ねられておりました
押し入れの襖なので裏側は仕事で使った残りの和紙の「鳥の子」を水張りする、穴を補修し終わったら襖より少し大きめに襖紙を切り、たっぷりと水で濡らす、水張りの時と同じように大きめの平刷毛で紙を中心から十字に塗らしさらに外向きのクロス、そして中心から外側に上下に濡らしていく、紙が充分水を吸うのを待ってから襖を載せ小口に糊を塗り貼り付ける
少々しわが出ても乾くとほとんど無くなるのだが、緊張感が足らなかったのか腕が落ちたのか、コーナーの数カ所にしわが出てしまったのだ、ガックリ
金具と枠を戻してお終い、鳥の子と襖紙以外に使った物
金槌大小・小型の釘抜き・カッターナイフ二種・小さなバケツ二個・平刷毛二個・糊・釘・釘を沈める金具・黒のラッカーと刷毛・ベニヤサイズの仮設作業台など
そして音楽、二階の私の部屋には昔からレコードプレーヤがあるのだが、ここ何年もかけたことがなかった、久しぶりに懐かしのLPを引っ張り出し聞き始めた、大半がロックで100枚ほどある、シュアーType3の針にオーラトーンの小さいスピーカーでささやかながら音は大きく
久しぶりに効くレッドツエッペリンにドアーズにジミヘン・・・・ハードだと思っていた音楽は今聞くとなんとメロディアスで爽やかなことか、サウンドもシンプルで非常に分かり易い、ロック音楽も四十数年の間になんと複雑でややこしくなっているか再認識いたしました
ロックを聴き始めた頃、京都西部講堂でMOJOWESTなるロックコンサートを毎月開催し、その裏方をやっていたのだがその時のキーヤンの言葉「こうしてロックライブで盛り上がっていても、下宿に帰ったら畳の4畳半に炬燵やもんなあ〜」
※「ひょっこりひょうたん島」時代から好きだった、政治姿勢も気に入っていた井上ひさしさんが亡くなった、ご冥福をお祈りします
楽しかったのは障子を張替える前に、存分に破ける事くらいでしたが・・
うちの襖のした張りも古新聞で、随分分厚くなってました・・
ひょっとしたらその田舎の自宅は、恒例行事になるぐらいだったら、凄い枚数の障子を張り替えていたのでは、貴男も一緒に破るだけではなく貼っていたのですか?
むかし東京で、ジミー・ペイジを目撃したことがあります。
なんかフツーのおっさんでした。
高校のころは、天国への階段のコピーを練習したものです。
今でも、かろうじて弾けます。
ジャケットデザインもいいなあ。
天国への階段は確か4枚目、ロバート・プラントの声が最高ですね
私のテーマソングは一時「Immigrant Song」でしたよ(笑)
そのあとクイーンの「We Are The Champions」からロッド・スチュアートの「Sailing」、なんとストレートなことか
ツイッター始めました。reyapapaで捜してみてください。スマートホンで盛り上がってます。windowsmobile中心ですが。