ガリバーのトークショー

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滋賀再び
ガリバーのトークショー_b0057679_8395752.jpg昨日の天気はなんじゃらほい、予報では曇りのち晴れだったのに雨は降るは霰は降るは、おまけに雪までも、夕方なんぞ雪の後に満月がくっきりと見えるってどうなん?雪の合間に槍が降ったり星まで降ってきたんやで〜

ガリバーの話を書くのは3回目である、滋賀県立近代美術館で行われているガリバーの展覧会のイベントの一つガリバーのトークショーが日曜日に行われたので参加、天気は曇りのち晴れだったのに瀬田は午後から雨、勿論傘は無し

90分以上も制作に対する考え方と展示されている147点の作品を大まかに解説、美術の世界ではなかなか評論家の話はあっても本人から作品の説明を聞く機会はない、街の画廊で毎週開催されている何百と言う個展でもそんな話は皆無に近く、「何で?」と質問することすらはばかられるのである

今回の展示されている作品は彼の全作品の5%ぐらいだとか、持続とは凄いことであることをつくづく感じさせられる

普段誰もが知っている美術とは感じる作品が多く、デュシャンやボイスを始めとするコンセプチュアルアートは考える作品である、ガリバーの作品を面白いと思っても綺麗とかと言った感情はなかなか湧き起こってこない、しかし作品の映像に考え方がプラスαされると、単なる箱やドローイングがまるで違った面白さと時間を感じることが出来る

会場で紹介された福岡アジア美術館の学芸員の方と話す機会があったのだが、今、六〇〜七〇年代の舞踏とも前衛美術とも違う「反芸術」が熱いとか、今資料集めの真っ最中でまとまったら出版するそうです

嬉しかったのは彼のトークショーがあるからか展覧会は結構な人出で、講演も満席で補助椅子を出したぐらい、私自身ぶっちゃけばなしビックリした次第、例によって例の如く最後はJR瀬田駅までバスで戻り駅前の焼き鳥屋で乾杯、ガリバーや東京からわざわざやってきてくれたカメラマンと一緒に日本の現在の美術シーンを熱く語り合ったので非常に疲れました、「アートとは大変なのである!」

今彼は東京・大阪の画廊と同時に3カ所も展覧会を開催している、今週末は大阪の画廊でパーティーがあるのでまたぞろ彼と会うことになる(笑)

※イラストはネットより無断拝借、すんません
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by PUSH-PULL | 2010-03-30 08:48 | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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