誘致騒動
昨日五輪候補からやっぱり東京が落選し直ぐに就寝したところまで書きましたが
朝の新聞でブラジルリオデジャネイロの南米初の五輪開催を知る、これもある意味予想されたところだったとか、その後見ていたテレビ番組でスポーツコメンテーターの玉木氏が、シカゴの落選は誘致委員のエライさんがオリンピック会場予定地の土地買収騒ぎが5月頃発覚し委員を辞任、その時点でほぼ誘致はダメだったそうである・・・しかし新聞にはそんな話何処にも書かれていませんでしたなあ
候補に残った4都市で一番市民支持率の低かった東京がやはり落選、投票の数字を見て気になったのは4都市で1回目の東京支持数より2回目の3都市での得票数が減っていたこと、普通だったら候補が一つ減ったら増えるはずなのに
スーツ代だけで1500万円のプレゼンテーション、秘策があるとか言っていたがそんなことは何処にも見られず、石原の隣のふてくされた森のおっさんでもあるまいし映像的にも問題、どうも秘策とは少女の英語のスピーチをさせたことらしいのだが本当は皇太子の参加だったらしい、宮内庁も心得たもので石原延命の片棒をかつぐ気もなく負け戦には参加したくなかったようだ
笑ったのは石原は8月の衆院選で自民候補の応援演説で鳩山の政治献金話をネタに民主党をぼろくそにこき下ろしていたのに、東京の人気がいまいちと判ると直前に首相になった鳩山に頭を下げて参加して貰ったらしい、しかし会場では鳩山首相は皆と同じお揃いの1着30万円のスーツ着ず、いつもの黒のスーツに金色の勝負ネクタイだったのだ、と言うことで民主党の姿はない
さらに市民の支持を得られなかった理由の一つが経済効果問題がある、スポーツイベントは今やスポンサーなくして語られないのは事実なのだが、誘致理由に「儲かる」とは絶対言ってはいけません
石原は銀行問題や築地移転問題などのアホな政策だらけで、もうすでに誘致のために150億も使われていた、オリンピック開催での3兆円の儲け話もものの見事に消え去ったわけで、「落選したから辞めることはない」と責任のがれしようとしているが、これからの彼の対応が見物である
知事は週に2,3日しか都に出勤しないお偉い方で、全てゴタゴタ張本人の副知事に任せっぱなしだったぐらいで、知事本来の仕事を好きではなかったのだろう、エライ人を都民は支持してきたのですね
結局オリンピック誘致は石原とその一味の莫大な金を使った政治延命の猿芝居と言われても仕方があるまい、結局市民も国も積極的に動かなかったことだけは確かだ、勿論どんなことでも負けると同じ日本人として気分は爽快ではないのだが、無駄な税金がこれ以上使わずに済んだ喜びの方が圧倒的に強い
『もさくとまいまい』ちょっとでかけしたら我が家の掘り炬燵は修羅場とかしていた、猫たちはどうも紙類が好きでくちゃくちゃにして遊ぶ、多分紙の音が好きだと思われるが、洗濯物も大好きなのは音より感触だろうか