ラップ
仕事に隙間が出来たので平日にもかかわらず映画館へ、きっかけは毎日新聞の映画批評を読んだからである、マイナーな映画からか平日の昼だからか知らないが映画館は空いておりました
ロックは大好きですがラップはイマイチだったのですが、この映画を観て少し見直したぐらい、インドのスラム出身のラッパーの実話を元に作られたとか、パンフを読んで知ったのだが監督も脚本も女性だったのでビックリ
インドの西海岸に位置するムンバイのスラム育ちの大学生がラップで生きていくサクセスストーリーです、ムンバイってインドのハリウッドで映画産業が集まっております
普通だとやっちゃな悪ガキの設定が多いのだが、この映画は温和しく内向的な大学生・・・ラップとのギャップがなお一層映画を面白くさせている、映画全体に通じるスラムの街が凄いのと、改めてインドのカースト制度の悲惨さを感じさせた
インドでこんなラップ映画が作られたのも凄いのですが、ラッパー同士が闘うシーンは素晴らしい映画だったエミネム主演の「8マイル」を彷彿とさせる
昔にアメリカのフィラデルフィア美術館にデュシャンを見に行ったとき、デトロイトで一度降りたのだが直ぐに「8マイル」を思い出し街を散歩したくなったぐらい
久し振りに涙ものの感動映画でした、下に映画館の廊下を写したがここはパークスでこのフロアーだけで8個も部屋がある、シネコンが流行りだしてから映画館は小さくなったが数が増えマイナーな映画でも上映してくれるのが有り難い、上の写真で映画の雰囲気とまるで違うシールをくれたのが意外でした