貼り紙考

b0057679_9285059.jpg秘密厳守
主婦・水商売・風俗、歓迎とはすごい
職業をあれこれ卑下するわけではないが主婦も大変なのだ、なんせ水商売・風俗と同列なのである、金利すら書いていないところが底なし沼を想像させる

これでメンズローンとかジェントルマンローンとかあればもっと面白いのだ見たことはない、フリーター・紋々・ホスト大歓迎!

この貼り紙1枚で何人が電話するかどうかは知らないが、効果があることを想定して貼られているわけで交差点のあちこちに貼られていた、しかし交差点から少し離れるともう無い
消費者金融!こういった会社が野放しにされているのが恐ろしい、最初に新聞種になったのは確か商工ローンだったと思うが、今も各地で裁判が続いているのが武富士

武富士のことを少しでも記事にしよう物ならすぐさま高額請求の名誉毀損裁判を起こしている、先日高裁で出された判決も「本件控訴を棄却する、控訴費用は控訴人(武富士)の負担とする」
いくら裁判で負けようが営業停止になるわけでもなく今日も駅前ではティッシュが配られ、誰はばかることなく営業を続けているのが笑止千万、日本の裏側の繋がりの強さを感じるのは当たり前

こういった消費者金融を支えているのが大手銀行となると話は大問題である、預金者にはほとんど金を貸さず、ただ同然の金利で金を預かりそのお金を消費者金融に貸し付け暴利をむさぼっているのである、その消費者金融が20〜30%という超高利で貸し付け、返済におけるリスクは銀行より高いとはいえ信じがたい金利である、しかもそれが合法となるとどうすればいいのか

銀行の小数点遙か以下の金利が国策となると、国が消費者金融を育てていることになる、
以前はU局しかCMを流していなかったのに今はどのチャンネルを廻しても消費者金融のコマーシャルだらけ、チワワを使ったりグラビアアイドルを使ったりあの手この手で見る側の脳細胞に入り込んでいく、いつの間にかCMその物に何の抵抗感も感じなくなる

大手広告代理店では今や消費者金融は上得意で社員を派遣し裁判からありとあらゆる問題の相談役におさまり、お互い持ちつ持たれつ潤っているのだ
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-10 09:31 | ご託&うんちく | Comments(0)

階段・怪談

b0057679_9111852.jpgご近所
ちょっと酔っていたらこの階段は尻込みする、明らかに踏み込みより高さの方が高い、公共の場所では絶対に認可の下りない階段である

私の家の2階へ上がる階段もこのレベルであるがあくまで屋内、こうして屋外にあるとちょっと考えてしまう、1階が店舗で2階が住居なのだが上るときは良いが、これを急いで下りなさいと言われれば怖いやろなあ・・・滑り止めもなく鉄の角は少し丸くなり光っている、ズックだとまだマシだが革靴を履いていたらと考えただけで膝がふるえます

インテリアの仕事の時は施主と一緒に物件を調べに廻ることがある、北新地のどまん中の物件は表向きはすごくお洒落なのだが、古い木造3階建てでこの写真レベルの階段があり廊下は狭く、天井高が図る場所で異なりレベルも出ていない

たまたまここは家賃が高くこの借りることはなかったが、その時壁をめくったら思っただけで憂鬱になったぐらいである、結果的に新しいビルの地下に決まったが他の店が営業している間は工事が出来ないので工期が大変だった

もっと凄かったのは西天満の物件で、現調をやったら契約面積と数字が合わない、ビル側に申し出ると目の前のブロック壁を指さし「この向こうに部屋がある、ビルの検査が終わったらこの壁を破ってください」60坪近い物件でしたが確かに壁の向こうに約10畳ほどの部屋がありビックリした
ビル側がそのレベルだったので、建物がひどい施工で新築にもかかわらず地下の部屋まで雨漏りする始末、飲食店なのだが空調電気関係が店舗用に設計されておらず、新たに分電盤の設置と、ダクトも屋上まで新規に工事する始末、予定外の出費にその分内装費を削る羽目になった

残念ながら施主の個人的な都合によりどちらの店も残っていないのが、責任を感じながら残念である
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-09 09:17 | 写真 | Comments(0)

「も」

b0057679_1110870.jpg
落書き
誰が見ても「も」である,それもあちこちに少しずつバランスが違うが一杯書かれている中の一つの「も」である
ももももも もももすももも もものうち なんて言葉を思い出した、「へのへのもへの」とも違っているが顔に見立てていると思うだが妙に色っぽい、子供の落書きは大人から見ると訳の解らぬものが多いが本人に聞くといたって真面目に説明してくれる、しかしこの「も」は少し形が整っているので高学年だと想像出来る

ちゃんと聞くとそれなりにストーリーがあり判らぬでもない、古い話になるが私のある意味で師匠でもあるY田氏は子供の頃母親が新聞の折り込み広告を小さく切り紐を通し首からぶら下げさせた「何か面白いモノがあったらこの紙に絵を描きなさい」、すごい英才教育である、氏はその後京都美大を卒業し著名な作家になり今も現役でバリバリ作家活動を続けている

私の場合は何処でどう転んだか知らないが現役では工学部電子工学科を見事失敗し1年浪人の後彫刻科へ入学した、育った家もおよそ文化とは縁の無い環境で、美術へ進んだきっかけもたまたまガキの頃に絵を褒められたという僅かな記憶である
所が大学にはいるとほとんどがそんな連中で絵の上手いのは当たり前なのである、スケッチやデッサンをすると直ぐにその技量が判るところがチト辛い

私の友人で見事東大に行った男がいるがこの上手いレベルの高さも違う、早い話が全員が高校で1番成績が良い連中が集まるわけだ、お山の大将ばっかりでも出来の差はあるわけで負けたときの挫折感もすごいらしい、我々庶民にはこの挫折感覚は到底理解不可能である
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-08 11:17 | ご託&うんちく | Comments(0)

油そば

b0057679_1425231.jpg
久々の初物
字面から想像するのはなんだかギトギトの麺と浮き上がったアクを思ってしまうのだが、写真を見ても判るとおりそれなりに出来上がっている、そうなんですこの油そばは初物なんです
ご近所の行っていない飯屋探索で出かけた中華料理屋さん、この店の売りは皿うどんと長崎チャンポンなのだが、口コミで聞いていた油そばなるモノを注文した、大勢で出かけたのでお店をがらりと開けたらカウンターが満員なので帰ろうとしたら「奥が空いています」

カウンターの後を通り抜けると、この辺りの店には珍しい10人ほど入れる小部屋があった、注文したのは天津飯、スタミナラーメン、塩ラーメン、中華定食、皿うどん、餃子、そして私がこの油そば
ビックリしたのはチャーシューの厚みと枚数です、お味はゆであがったラーメンを濃いめんつゆと油?に絡めた上にシナチク・チャーシュー・ネギ・カイワレのトッピングで香ばしく出汁も良く効いていてなかなかなんです

汁がないので最初は少々面食らったが食べてみると美味しいのです、一番嬉しいのはお値段でなんと金五百五拾円也の安さで味も倍増、他の料理も美味しく結構満腹になりました

最近は180円ラーメンとか安いお店のチェーン店があちこちに出来ているが、いつもながら安くて美味しい始めての物を食することは至福の時であります
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-07 14:31 | うまいもん | Comments(0)

ネッシー

b0057679_9443238.jpg
見慣れた物
死語と死後とではかなり意味は違うが何となく通じ合う物がある

死期の間際に枝語を私語で語り身内に叱られた・・・・う

この根とも木とも言えない直径約30㎝ぐらいの横たわる障害物の廻りには大きい木が1本も生えていない、右側は直ぐ側溝があり左は遊歩道、離れたところに数本の木が生えているがみんな太さが似たいよったりで細い、何度も見ていたのだが蹴躓いて始めて存在の不思議さに気がついた

ひょっとしたら日常生活の見慣れた風景のなかに不思議は数多く存在するのではないだろうか?以前取り上げたかなり人為的なトマソンの存在も発見したときは嬉しい物であるが、誰も多分気付いていない物の発見は又特別な感慨がある、内容が何の価値もなく無意味なほど嬉しくなる

これ一重に己の性格のなせるワザと思うが、同じバカバカしさを分かち合える仲間をに出会ったときは会話も弾み酒もすすむ、世の仕組み政ごとの悪巧みも同じ感性で多々見抜くことがある
「生活の中で、少しでも違和感を感じたら原因をとことん調べること、これは病の早期発見にも繋がる」

こと政に関しては口を大にして叫んでもなかなか通じない無力感はあるが、ここ数年何人かが白衣のお世話になっているが、全て早くから前兆が本人の意識せぬうちに現れている、本人は自分だけは大丈夫と思っているが結果的に手遅れ状態で末期的症状入院となり、治療も長引き苦痛を伴う

木の根一本でとんでもない所へ話が進んでしまって恐縮です、これもたまたま私が躓いたためで、なんだかんだと考えている間に、我が同居犬「犬々」はずっと先を嗅ぎ廻っていた
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-06 09:47 | 写真 | Comments(0)

点字ブロック

b0057679_935342.jpg歩道
私の住んでいる野田阪神から2号線を東に梅田・南森町を通り東野田まで特定指定区間とかで、東西線の工事から考えると何十年も延々と工事を続けていたのだが、いよいよ最終段階で今年中には幕を閉じそうである
昨年からグリーベルト、照明など他の道路には見られないお金の掛けよう、この辺りの整備はどうも先進国7カ国会議と大阪オリンピックも誘致にも関係していたと言う

最後はこの工事であるが優しいのかどうだかなんだか判らない工事である、点字ブロックは今までは薄い樹脂タイルを貼っていたのでこんなデリケートな作業は出来なかった

誰がラインを決めたか知らないがどう考えてみてもわざとらしい、昔日本最初の有料道路(名神)を造ったときにも話題になったのだが、直線だと人間の感覚が麻痺するとか何とか言ってわざわざカーブを取り入れたのだが、一説では特定の土地を買い上げるためだったと言われている、まさに政治とお金の癒着

しかしこの曲線にはそんな策略も無さそうで・・・
この点字ブロックの貼る作業を見ていたのだが、丸(注意を促す)もしくは4本の直線(進む方向を示す)だけのシートがあり好きなところに貼ることが出来る
ラインに合わせて張り終わると、黄色の樹脂塗料を塗るためのマスキングテープを貼りその間を塗装する、ある程度乾いたとろろでテープを剥がし出来上がり

と言うことでテープの貼り方次第で緩やかなカーブなら何の問題もなく作業が出来る、しかし写真を見ても判るようにもっと手前から方向を変えればいい話で、何もわざわざ間近で曲がることはない
歩く方もきっと戸惑うに違いないと思うのだが

追伸:昨日言っていたパソコンで出来る確定申告のお話し、何度アクセスしても国税庁HPの書込ページへはたどり着けず、生年月日のところまで行くのだが・・・
きっととんでもないアクセス数で回線がパンクしていると思われる、出てくる文字はNOTFOUNDですから
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-05 09:40 | ご託&うんちく | Comments(0)

確定申告

b0057679_8191637.jpg恒例行事
この絵を見た途端何人かはどきっとしているのではないでしょうか?
個人で仕事をやっている人には憂鬱な季節である、喜んで提出している人を税理を生業としている人以外で見たことがないほど嫌われている

一度は税金を一杯払いたいと思っているのだがなかなかそんな時は来そうにもない、又ぞろ確定申告の季節がやってきました

収支規模が小さい場合は白色申告ほど楽な物はない、早い話がどんな金額を書こうが中身を調べられたことは一度もない、ある規模を越えるとなんだかんだと問題になり青色申告へ移行しているようだが、今話題の堤の財産にくらべたら私のような微粒子(それもナノ以下)単位はホワイト!

税理士を雇うほど収入はないが税理士を雇うほど申告書作成は難しくない、格安の家計簿ソフトを自分用にと言うか申告用に項目を改め使っている、一月に1〜2時間もあれば充分間に合うのだがそれすら怠慢で、いつもながらこの季節になるとあ〜あと相成る、早い話がちゃんと付けていれば半日で終わる仕事なのである

家計簿ソフトの1年間データーをポチンとプリントして書き写せばいいだけの話
面白いのは今年から国税庁のホームページでパソコン画面で必要金額を直接入力したら自動的に税額を計算してくれるらしいので、今から一度トライしてみようと思っている
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-04 08:29 | ご託&うんちく | Comments(0)

バナナ

b0057679_9185254.jpg
展覧会
またぞろグループ展を今度は奈良で開催することになった、何故かタイトルが「昭和モダン1967展」、昨年このブログを始めたときが丁度京都の展覧会が終わって直ぐの頃で、その時の作品がブログ最初にあります

展覧会と言っても日常的に作品を制作していないので前回と同じ作品+αと言うことになる、企画展なので出品料は印刷代の千円だけで有り難いのだが個人でやる気力はない、日頃能書きばかりを垂れているのでこと自分の作品となると非常に問題がある、なぜならば批判力だけ抜群なのに想像力&創作力が劣るからでこれは由々しい問題である

前回もそうだったが誘われるとほいほいと後先考えずに載ってしまう癖がある、小、中学時代も学芸会・文化祭でいつも演劇の主役をしていたのだが、選ばれたときは有頂天な癖に稽古が始まると日々罪悪感に苛まれ学校に行くのが嫌になるぐらいだった、ところが公演を終わったときはもう二度と芝居なんかやらないと決めるのに時間が経つと辛さを忘れ、舞台の華やかさだけが体に蓄積されていく

美術展のコンクールでも入選して皆んなから賞賛されたときの満足感はすごいのだが、芝居と違ってその後に物作りに対する鬱状態が始まる、何のために?何故?・・・

今はそれほど真面目?でないので何を言われようがびくともしない、しかし褒められるとさすが人の子、素直に嬉しい「人を育てるには貶すより褒めろ」とはよく言った物である

バナナは今回の一連の作品の中の一点なのだが、これだけ見ると何処がオモロイかと思うやろなあ
もし手元の赤青メガネをお持ちの方は3Dバナナなので覗かれたし、もしメガネをお持ちでない方は私に会う機会があればお申し出下さい、差し上げます(これからも時々3Dをアップルやもしれず)

画廊で並べられたバナナは別の次元の作品になっていると思うが、次元が変わってもネタ(発想)の出何処は同じはず
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-03 09:25 | アート・デザイン | Comments(0)

四天王寺

b0057679_8443758.jpg天王寺界隈
天王寺駅をおりて四天王寺へ向かう間にはめったやたらと学校と坂がある、知っているのは夕陽丘予備校ぐらいで、後は聞いたこともない各種学校が建ち並ぶ、坂は七坂と言われ、逢坂を始めとするお散歩ルートがある、しかし天王寺には天王寺という寺はなかった

あるのは四天王寺で今から約1400年前、推古天皇元年 (593)に聖徳太子が建てたわけで、日本最初の大寺である。 新しく渡来した仏教を支持する蘇我氏と日本古来の宗教を推す物部氏の二大豪族の争いで 、弱冠16歳の聖徳太子は仏教の守護神四天王に祈願して戦いに勝利した、その記念の建物である

読めば読むほど疑問が色々と涌く内容であるが、16才ではやはり祈願するしか仕方がないのかも知れない、この時代に出てくる人の名前は誰でもが知っているのだが、長い間歴史書をおそろかにしていたら物の見事に関連性を忘れている、蘇我馬子と物部守屋と聖徳太子の関係がどうだったかもう一度再読するしか無さそうだ

普段は乗り物の関係で四天王寺に入るときはいつも西側の石の鳥居側からだった、しかしこの南側の中門が正門なのです、ここは「四天王寺式伽藍配置」と呼ばれ中門から五重塔、金堂、講堂を一直線に並べた日本では一番古い建築様式である、奈良の法隆寺などとは又違った趣がある

b0057679_850191.jpgお寺に鳥居?不思議なので調べたら元々鳥居は聖地結界の四門として古来インドより建てられたそうで、神社に限った物でないことを始めて知ったわけだが、あなたはご存じでしたか?

どうもごみごみした大阪にある文化財は写真でも判るように景観と言うには寂しい、大阪城も廻りにはお城より高い建物が建ち並び、まさに今の大阪を象徴するがごとく埋没してしまっている、その分有難味に掛け信心深い人は兎も角、歴史的には奈良より古いのに観光とはどんどん無縁になっている

余談だがこの鳥居の前に五十メーターほどの参道がありそこに俗に言う食堂が一軒だけある、この俗に言うというのは天麩羅定食からお寿司にうどん、果てはラーメンまである店のことを指す、ここらあたりは食べるところが非常に少なく一度このお店できつねうどんを食べたことがあるのだが、これぞ下町の何処にでもある大阪のうどん!おばあちゃんがこぼすのではないかとハラハラするような動きで、満員の店内を相席のテーブルまで運んできてくれたが、麺は柔らかくお揚げさんは約束通りすごく甘い、上手い不味いは通り越して何か非常に食べ慣れた味であった

しかし今はもう一度食べようとは・・・
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-02 09:32 | カルチャー | Comments(0)

庚申堂

b0057679_9222081.jpg
三尸
私の干支は申(猿)なのでこの文字が入っているとついつい目線が行く、四天王寺の南に庚申堂がある、庶民信仰に支えられる浪花の名刹だそうで確かに四天王寺に比べるとまだ少しは落ち着いているかな

さて庚申とは何か(ここからはサイトから拝借)、道教の影響によって日本人の信仰の一つとなったそうでこの教えは、三尸(さんし)という虫に由来している。
上尸・中尸・下尸という三匹の虫は、人間の体内に住み着き、絶えずその人間の行動を監視していて、庚申(かのえ、さる)の日の夜に眠っている人の体から抜け出して、その人の罪や過ちの一々を天帝に告げるという厄介な虫である

ゆえに人々はこの庚申の日に眠らずに過ごし、三尸の虫が体から抜け出さないようにしたのである。こうした庚申の日を皆で過ごすために庶民の間では、庚申待ちなどの講を結成して祭事化しているところがある。浪花の町にはこの庚申堂が設けられ、夜を徹して庚申参りが行われていたことは想像に難くない

そして約二月に一度この庚申参りがやってくる、庚申の日には参詣客で人で溢れかえり、昆布を商う露店が所狭しと並んでいたという、さらに「申」にちなんで堂の前では箱の中に「猿」を飼っていた、このように大阪市中の人々は、庚申の日にこの庚申堂に参り、眠らずに一晩を過ごし、三尸の虫が告げ口をしないようにしていたのである

どうも私には六十日に一度庚申を理由に徹夜で飲めや歌えの大騒ぎをしていたと思った方が納得するのだが、これもきっと告げ口されそうなので止めておく、告げ口されると天帝(寿命を司る神)は悪さをした人の寿命を縮めたらしい、その代わり一晩中お祈りし続ければ願いも叶うとか

姿は見えぬらしいが三尸なるモノはどんなカタチをしていたのか非常に気になっている、体内に住んでいるぐらいだから多分小さいのだとは思うが・・・考えるだけでもワクワクすると言うか、気持ち悪くて夜も寝られなくなりそう、見ざる聞かざる言わざるはこの流れとか

因みに次の第二庚申は四月六日(月)だそうで、罪や過ちに身の覚えのある方はくれぐれも眠らぬように

追記:私の知人から逆さ福の情報が入ったので転載します、ありがとうごじゃる
「逆さ福」の由来の一つは、福は自由奔放なので、逃がしたくなければ逆さにしてそこに留めておくという説。もう一つは、中国で「到」と「倒」の意味が逆さなのに発音は同じ「タオ」なので、古来から福の字を逆さにすることで「福が来る」という説もあります。他に、福の文字を逆さに飾ることで「福が降りる」という説もあります。
・・・ま、こういうこじつけは膏薬といっしょ、何にでもくっつくのでしょう(S村女子記)
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-03-01 09:31 | カルチャー | Comments(6)

文楽

b0057679_826236.jpg|竹本義太夫
道頓堀にあった朝日座(今は千日前)で2度ほど文楽を見たことがあるのだが、一番印象に残っているのが何代目だったか知らないがその時の竹本義太夫のとんでもないバカでかい「じゃみ声」だった、人形浄瑠璃なるモノ始めて見たときはセットや仕掛けなど色んなことが気になって筋などはそっちのけで見ていた、人形の廻りにいる黒子と人形遣いがもっと気になって気になって

天王寺駅から四天王寺あたりを歩いていて偶然通りかかり撮した写真は義太夫の元祖の墓のある超願寺の入口である、調べてみるとさすがすごい
義太夫節浄瑠璃の元祖といわれ、1651年にこの付近に生まれた、若いころから研究熱心で小唄・俗謡から物売りの呼声まで身につけ、将来に備えたそうで。その後京・大坂で修業、1677年に独立して作者に近松門左衛門を迎え、その他三味線・人形の名手や経済面での協力者を得て「曽根崎心中」で空前の大当りをとったそうで、正徳4年(1714)に64歳で亡くなっている

b0057679_8282081.jpg文楽の演目は、サイト調べによると時代物(歴史ネタで主に平安〜戦国)、世話物(上記の曽根崎心中のように市井の事件をリアルに描く)、景事(この言葉は始めて知ったのだが、早い話が筋に関係ない音楽舞踊中心のレビューみたいなモノらしい)の3種類ある

人形を使ってお芝居をするのは世界中に色々ありますが、使い手が見えるのは珍しいのではないでしょうか、昔は一人で使っていたらしいが今は3人、使い手が黒子ならまだ判るがメインの主遣い(おもづかい)は着物姿で丸見えで最初はどうしても目移りしてしまう、3人がかりな分だけ人形の動きはリアルでかなり複雑な動きが出来るようになっているが、今流行のウシ君カエル君とは同じ人形でもまるで違ううのだが、マペットの方がなじみやすいのだがね
(人形の写真は余所様のサイトからかっぱらってきた近松と言えばの「曽根崎心中」)

歌舞伎・文楽・狂言・能、わたしの理解しやすかった順番であるがいずれにしても予備知識があるに越したことはない、これにまだ見ていない京劇にギリシャ悲劇を見たらもう恐いモノ無し!
いやまだインドが残ってるなあ・・・本日は非常にジミヘンで恐縮です
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-02-28 08:40 | カルチャー | Comments(0)

阪急オアシス

b0057679_9204594.jpg
カラーリング
京阪神に最近少しづつ店舗数を伸ばしてきているのがこのオアシス、以前のオアシスとは比べる隙間もないぐらい精錬されハイソ感を出している、しかし私の住んでいる辺りにはどうも不似合いな感じがするのは否めない、それがこの高質とモスグリーン

デザインの仕事をしているときに最終的な選択要素にカラーがある、フォルムからスタートしあれやこれやと進んでいくのだが
色彩学なんぞ知っているとあるところまでセオリー通りに仕事がはかどり上手くいくのだが、あるレベルからなまじ知っているだけにホンマにこれで良いのかと悩み出す

例えばこのオアシスのように、高級志向のカラーリングとしては先ず考えられるのは、紺、エンジ、そして焦げ茶とモスグリーン、どちらかというと男性色だが先ず無難で先ずクレームが付くことはない、ファッションだとこれにビビッドな色を組み合わせるとあっと言う間に出来上がるのだが、ICカラーとして最終的な詰め段階に入ってくると選択肢が多いと時は微妙な差異だけに判らなくなることが時々ある、そんな場合は結局無難な配色結果に収まる

この看板のレイアウトも何もかも無難でお洒落に仕上がっていて問題はないのだがね

昔京都でロックのコンサート(MOJOWEST)に関わっていた頃、いつも言っていたのは「なあこうやって、髪伸ばしてGパン穿いてロック聞いてガンガン騒いでいるけど、家に戻ったら畳のおコタの上でミカン食てんねんでえ」「そうやなあロック言うてもアメリカとは違うはなあ、ほんま」

確かにそれなりに格好いいと何とか上手くいくのだが、基本的な所が未熟なだけに浮ついた文化現象として廃れていく、単に商売と割り切れるならそれはそれで問題ないのだが、こと自分自身のことになるとこれは大問題で落ちつかない空間になる

先日アップした鉛筆削りレベルでは単に部屋のアクセントとして面白いが、あの配色の面積が広くなるとこれは大変である、良くブランドバッグ類を畳の部屋の安い組み立て式の棚に一杯載せているのをTVなどで見ると寂しくなりませんか?「ちょっとちょっと、先にせなあかんことあるのと違いますか?」って

私自身が長年デザインをする側に居ただけに、改めてデザインなるも再確認している次第
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-02-27 09:27 | アート・デザイン | Comments(0)

夕焼け考

b0057679_1183730.jpg
サンセット
ああ沈んでしまうもう少し早ければサントリーミュージアムの横の陸橋あたりからゆっくりと何枚も撮影出来たかも知れないのだが、大阪中央線弁天町出た辺り

丁度海遊館の横の観覧車と湾岸線の橋が上手く入っていた、電車の中からなのでゆっくりと眺めるということは出来なかったが、前にも書きましたが私は夕焼けが大好きです、何か総天然色のシネマスコープ絵巻を見ているようで、たった数分間ですが何とも言えない幸せが味わえます

自然が作り出す数々の風景は平凡な日常生活の中でも、ちょっと視点を変えるだけで十分な感動もって巡ってきます、この視点を変えるところがポイントで何気ない事柄が急に面白く思えたり、ただ単に歩く人を眺めているだけでも色々と学ぶことが出来るのです

ルパンシリーズの次にはまったシャーロック・ホームズ大先生も、ワトスン君に服装から職業を考え犯人を捜し出すストーリーがあります、文学ではア・ラン・ポーの「群衆」の中で同じように、オープンカフェで道行く人の職業を考える話がありました
演劇を勉強するときに、ブレヒトでもスタニスラフスキーでも人を観察する訓練があり、役作りに繋がっていきます
早い話が対象物に対する興味度の問題なのである、人生何事も楽しく
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-02-26 11:19 | 写真 | Comments(0)

さかしま

b0057679_8291919.jpg看板考
三島由紀夫をしてデカダンスの聖書と呼ばれた本に、J.K. ユイスマンスの「さかしま」というかなり耽美的な小説がある、それを私が大好きな作家の澁澤龍彦が訳していた、貴族の青年が臭いと植物に懲り家中を改装して生活する話で、小宇宙を作り上げていく主人公フロルッサス・デ・ゼッサント・・・

さかしまとは反現実に繋がっていく、芸術の世界でもデュシャンの便器とか変わった作品があるのだが発表されたときは作品にパワーがあるだけに物議を醸し出す、しかし最近はアートの世界ではとんとそんな事件がない
時々現実世界でもワザと斜めに家を造ったりするデザイナーが存在するのだが、日常生活の町で見かけると思わず???と相成る

TOTOの看板はちゃんと上にお店の名前が入っているので作為として見た、しかしメーカーから提供された看板をよくぞ逆さに取り付けたモノである、よほどオモロイお店の人かそれとも東陶機器株式会社と代理店契約でトラブルがあったのか知らないが凄い看板である、昔米国の有名ロックバンドのTOTOがツアーでやって来たとき、どのホテルでも会場でも自分たちの名前が便器に入っていてビックリしたそうである
b0057679_830139.jpgもう一つは近くの小さな中華料理店の壁にある、中華のことは良く知らないが、福が逆さで食ふなのかと思ったのだがそれでは日本語のおちゃらけになるので、きっと有り難い意味があると思うのだが調べても判らなかった、福を逆さにするとなんだか験が悪いような気がするのだが

ちょっと文字をひっくり返すだけで、色々と考えて仕舞うところがなかなかである
いっときちっぽけな我が脳を活性化すべく新聞を逆さに持って読んだり、1ヶ月間左手で食事したり、文章を逆さ読みしたり、裏文字を書いたりと色々やってみた結果が今の私で、少々人より器用になりはしたがこんなものである

平面デザインで最初に習う、安定と不安定から生まれる動きに繋がっていくのかも知れません
[PR]
# by PUSH-PULL | 2005-02-25 08:41 | アート・デザイン | Comments(5)

のららのチェシャと ますます接近中


by PUSH-PULL