「道」とは?

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昨日久し振りに車で名古屋往復、それも打ち合わせ内容は最低のため思い切り疲れました、唯一の収穫と言えばお昼のきしめん味噌煮込みと、夜の鶏料理

今日の写真は面白くも何ともない絵なのでそこんとこヨロシク
おまけに私はこの手の碑や額類は一番苦手とするところなのだが、あろう事か松下幸之助である。

よく地元自慢、身内自慢をすることがあるがこれはその延長上にあり恐縮です、最近我が町に俄歴史モノが横行し、近くの聖天通りは新札発行ににあやかって「福沢諭吉生誕の地」とキャンペーンを張っている、この商店街は時々マスコミに取り上げられているのでご存じかも知れないが、最近では「売れても占い商店街」なるキャッチコピーがある

話は幸之助さんになるのだが、私がよく行く銭湯が大開町(間違っても’だいかい’と読まないように)にあるのだが、この大開が彼の創業の地でもある、若い頃奥さんと下町住まいで、自転車の電池式ヘッドランプを作り行商していたとか・・・これが大ヒットし松下電器が出来上がるのだが、彼の面白いところは大富豪になってからも地元の住友銀行に個人財産を預金していたことで、駅前の住友銀行は彼の預金だけで成り立っていたとかいなかったとか

今日のお話しは碑の文章そのもので、ほとんど小学校卒業の寄せ書きに近い文章です、しかし書いた人が松下幸之助だったので、なんで?と驚いた次第
アントニオ猪木の「いっち、にい〜、さ〜ん、ダア〜!」をやる前の口上もこれによく似ているのではないだろうか?ネットで調べて笑ったのだが、猪木のタイトルも「道」でした

「最後に私からみなさんにメッセージを贈りたいと思います。人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に年老いてゆくのだと思います。この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。ありがとう!!
いくぞー!! 1・2・3 ダー!!」

因みに猪木のダアーは一回30万、ビンタ一回10万、道の朗読1回100万円らしいのだけど、ホンマかなあ・・・

バカでかい自然石に埋め込まれた文字を読んだ瞬間に羞恥心が生じ、この碑を建てようとした同じ区のお偉方のおつむを疑ってしまったのであります
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# by PUSH-PULL | 2004-12-22 08:44 | ご託&うんちく | Comments(2)

エビ・ジョンイル

b0057679_81635100.jpg海老正日(エビ・ジョンイル)
誰が言ったか知らないけれど人呼んでエビジョンイル、11月27日のブログにこんな番組の実現を書いたのだが実際にNHKがやるとは思わなかった、タイトルも司会も違うが12月19日(日)夜9時から2時間15分もの枠を取って生放送!「NHKに言いたい」

たぶん私と同じようにお暇な方で見られた方もいるかも知れないが、まさにポチならぬエビジョンイル氏の答弁はのらりくらりの逃げ、最初は興味深く聞いていたのだがだんだんと国会中継の時と同じで腹がたって来る、精神衛生上ヒジョ〜に体に悪い番組に仕上がってしまったのだ

彼の国会での参考人集中審議を生中継しなかったバッシングの影響でこの番組をやらざるをえなかったのであろうが、何の説明にもならず見る側に不信を増殖し、受信料不払いする人を増やす結果になったのではないだろうか

日銀とよく似た独立組織なのだが知れば知るほど解らんことになっています、彼の発言は行政の答弁と同じで、善処・抜本的改革などと宣うが、具体的な案が何もないのです

NTTの新規加入のお金と言い、NHKの受信料と言い、本当に法的に強制力と正当性があるのか疑ってかかるのが正しい・・・のでは

パネリストの中ではジャーナリストの鳥越氏がまだ一番突っ込んでいたと思うが、テレビマンユニオンの今野勉さんの「受信料支払いは義務ではなく権利である」との発言は意外性を持ち、受信料を支払わなければ即NHKは潰れると言うことですなあ
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# by PUSH-PULL | 2004-12-21 08:21 | ご託&うんちく | Comments(2)

事件です

b0057679_8462921.jpg朝早く犬と一緒に公園を歩いていると、遊歩道から少し外れたところに封の切られていないパンと牛乳と飲みかけのジュースが置いてある、、そうあくまで置いてあるのであって落ちていたのではない

そこから10mほど先の木の横に今度は男物のサンダルがひと揃い、これも人為的な脱ぎ方だった

さらに7〜8m先には今度は人!素足で身体全体がすすけている、今朝は結構寒かったので「のたれ死に」かと思ったがごそごそと動く、誰かに知らさねばと思ったら先に連絡してくれた人がいたのであろう向こうから警官が自転車でオッチラギーコとやって来た

彼は二言三言声をかけただけでと直ぐに元来た道を引き返していったので、もう大丈夫と来た道を引き返して薄情にも写真を撮った次第

後日談:横たわっていたのは男もんを着た女性という説あり、一番薄情だったのは彼又は彼女の「寝てるだけ」という言葉でそのまま夜まで放置していたこと、再度の警察への通報で翌朝には居なかったが、朝の温度は5〜6度だったはず、地べただとこれは寒い

今朝の散歩の時、かき集められた銀杏の葉を我が駄犬が散らかした瞬間、枯れ葉を掃除中の公園の住人に「こらあ〜!」と罵声、取り敢えず謝りはしたが「う〜ん、なんだかなあ」
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# by PUSH-PULL | 2004-12-20 08:51 | 写真 | Comments(2)

Duchamp 4

b0057679_9295251.jpgもう一つの大作「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁」別名「大ガラス」も展示されていたが、今回の作品は東大の美術館所蔵の東京バージョンで非常に平面的、フィラデルフィアの大ガラスとは残念ながら違う作品になっている、しかしこれもデュシャンです、おまけにこの作品の描かれている部品一つ一つの解析で何冊も本が出されているぐらい、知れば知るほど面白い作品です

カタログを見て気付いたのが、彼の作品がこんなにも日本の美術館に所蔵されていたのが驚きで、フィラフェルディアから来ていたのは「階段を下りる裸体No.2」を含め3点だけでした
さすがデュシャンと思うのが内外の著名な作家が、彼の作品を題材にして色々な作品を作っていたことで、一人一人の思い入れが伺われて面白い

先日作家のH田氏と飲む機会がありデュシャンの話をしていたら、彼の友人がデュシャン展を見に行って「バカにしていると」怒ったらしい、H田氏はかれに「それは良かったねえ・・」と言ったとか、怒る理由が判るだけにこのやり取りは面白いのである
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H田氏の作品に「コレイガイノスベテ」とだけキャンバスに書いた作品があるのだが、これもまさによく似た発想で作られたのではないだろうか?まさに反相 (この絵は本人には無断で私が捏造した物である)

他人様のサイトからの転用で恐縮ですが、12月2日のイギリスの新聞Guardianの一面に美術家500人による一番影響力のあった作家ベスト5があり、一番に彼の便器が選ばれていたそうです、因みに1〜5位は
1位 デュシャン「泉」1917
2位 ピカソ「アヴィニョンの娘たち」1907
3位 アンディー・ウォーホル「Marilyn Diptych」1962
4位 ピカソ「ゲルニカ」1937
5位 マティス「赤いアトリエ」1911
2〜5位は日本でも考えられないことはないが、「泉」(一説に噴水と訳すべきと言う意見あり)はベスト10にも入らないと思います、ヨゼフ・ボイスの超人気振りを見てもヨーロッパの美術界ってすごいのです       この項 終わり

付記:12月20日付けの毎日新聞万能川柳の秀逸に
「作品と言っているから芸術だ」なる句がありました
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# by PUSH-PULL | 2004-12-19 09:55 | アート・デザイン | Comments(0)

Duchamp 3

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b0057679_950436.jpgこの本がデュシャンの《遺作》の制作ノートで、彼のメモがそのままが複写され本になっていて、見ているだけでも楽しい、面白いのは雑な木軸にベニア板のバックがあり「へ〜って」びっくり、ところが実物を覗いた時の印象は距離感と大きさが判らない不思議な空間に仕上がっていつ、多分覗き穴にカメラのファインダーと同じような緩い倍率のレンズが入っていたからだと思っているのだが

他にも好きな作品に「ローズ・セラヴィーよ、なぜくしゃみをしない」があります、鳥かごの中に角砂糖が入っているだけのセミ・レディ・メイドの作品だが、見た瞬間に綺麗とか面白いと言う感覚と違って「何故?」という思考が動き出す、考えれば考えるほど不思議な作品である
先ず角砂糖と見えて実は大理石の立方体で、一つずつにmade in Franceと判が押してあります、彼の作品は言葉遊び的な累計があり、フランス語に無知な私には説明されてもよく解らないのだが、これは発音が「フランスの処女」であり、大ガラス絵に繋がっているらしい

アンドレ・ブルトンのシュールリアリズム宣言等に関連して、有名な言葉に超現実主義とは「手術台の上で、ミシンと蝙蝠傘が出会ったような・・・」と言う表現がある、制作あるいは思考方法にあり得ないモノとモノとの出会いを想定し其処に生まれる緊張感を芸術として表現するのだが、一歩間違えると単なるガラクタになってしまう

他にも無意識状態で制作する自動書記なるアクションペインティングに通じる方法もある、「三つの停止原器」もよく似た行為で、1本の紐を水平に持って落とす、落ちた紐のシルエットで木製の定規をいくつも作くり、鉄道定規のように仰々しく木箱に収められているのです       つづく
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# by PUSH-PULL | 2004-12-18 09:54 | アート・デザイン | Comments(0)

Duchamp 2

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最後の作品「《遺作》が与えられたとせよ」は現地に行かなければ見られなかった、アメリカのフィラデルフィアまで出かけた私としては今回の展覧会は少しだけ物足りなかったが、しかし沢山の作品に出会えたことは至福の時でもあった

「《遺作》が与えられたとせよ」は彼の要望で写真発表も何もかも許されず、その頃の私はデザイン事務所に勤め、夜な夜な飲み歩いていた頃だったが直接見たいという願望は強く、もの凄く冷たい社長の視線と言葉を背にアメリカに旅立ったので、余計に作品に出会った時の喜びはそれはもう・・・
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その後、公開禁止の15年を過ぎ、色々な本が出版されこうしてレプリカが日本でも見られるようになったのだが、本人は今どう思っているか知るすべはない
今回の作品は真っ白な壁に映された映像の扉に覗き穴、作品は運ぶ訳にはいかない代物なのでステレオ写真で処理されていた、見た目はかなり実物に近い、惜しむらくは奥に見える滝が流れていなかったことぐらいかな
私の大事な本「遺作の制作ノート」を見てもとても複雑な手作り作品です
カタログによると藤本由起夫氏が協力して出来上がったようである、そう言えば藤本氏は以前からステレオの作品を色々と発表し、今回も音で参加していました

かって「レディーメイド」を声高に標榜し作品を作ってきた彼が、最後の最後にクソリアルな手作りの立体だったと言うことは、謎として残されてた

フィラデルフィア美術館の階段は「ロッキー」で有名で、最上段で S・スタローン演じるロッキーが「エイドリア〜ン!」と叫び子供たちがわ〜っと駆け上がったところである、勿論私もお上りさん丸出しで「エイドリア〜ン」って叫んだのだのだが、子供達は誰も駆け上がってこず、通りすがりの人に白い目で見つめられただけだった       つづく                
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# by PUSH-PULL | 2004-12-17 09:30 | アート・デザイン | Comments(0)

Duchamp その1

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やっと国立国際美術館の「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展を見た、やっとというのは11月の始めから始まっていて、招待券もあり、私の一番大好きな作家でもあるからだ

一番著名な「泉」はポスターに使われ地下鉄の中吊りにもなっていたのでご存じの方も多いと思うが、これが美術と問いかけられて「そうです」と答えられる人はほとんど居ないと思う「何でこんな便器が作品になるの?」が一般的であろう

「レディメイド」これが彼のキーワードであった、大量の工業製品にサインをしたり文字を書くことによって物の世界から理念の世界として認知する「私はそれらについて考える。探したりしない。物が私を発見するのだよ」
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驚くべきは1917年にこの作品が作れれていること、今でも始めての人にとっては驚きをもたらすが、抽象の概念がまだ定着していなかった時代にこういったコンセプチュアルな作品を考えていたとは・・・
「審査無し、懸賞無し」の独立芸術家協会展に、彼は偽名「R・マット」で出品したのである、勿論協会の主旨とは無関係に猥褻・不快という名の下に葬られたのです

まだコンセプチャルアートなる言葉の深い意味すら理解せぬまま作品を作っていた私には、デュシャンは謎であった。何を作っていても非常に気になる存在で、たまに美術雑誌に載る彼は美術界とは距離を置きひたすらチェスを指していた、結果的にはその頃に《遺作》を制作していたことになるのだが

姿の見えない美術館が大阪の都心に誕生した、全て地下に展示室を設けた国際美術館である。シーザー・ペリの設計で大阪では他に馬場町のNHKがある、地下に美術館を作ったというのは大賛成だが、竹をイメージした地上のステンレスオブジェは私と友人と意見が分かれるところである

梅田にある村野東吾氏のジュラルミンの巨大な通気口もそうだが、スクエアーと違う不定型なフォルムを選ぶと、見る側に不安感を与え否定的な意見が多くなる、これは人の持つバランス感覚なのか?それとの生活の中ではぐくまれた後天的なモノか難しいところである         つづく
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# by PUSH-PULL | 2004-12-16 09:34 | アート・デザイン | Comments(4)

過剰防衛戦略

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今年は台風地震大雨と近年まれに見る被害がありました、今年の創作四字熟語ベスト50の中に「前代未納」「不湯表示」「後寝五輪」「様様様様」と並び「台風常陸」が入っていた

イラクではイギリスの飛行機を落としたり、最近では自国の飛行機まで撃墜してしまう正確さのロケットが有名です、ところが我が国ではそのパトリオットを初配備とかでひたすら防衛大国ニッポンへ走り続けている、そして私の家の近くに個人的に防衛する家がありました

9月29日大阪に台風21号が久々の上陸してはや2ヶ月半、だがこの家の前には未だに土嚢が置かれたままで片づける気配はない

空き家ではなく誰かちゃんと住んでいる、出入りに思いっきり不便だし扉の前に立つと場所が狭いので引き戸が開かないのでは心配する、ひょっとしたら年寄りの一人住まいで誰かに積んで貰ったのは良いが重くて一人で片づけられない?それとも装甲車の突入防止?アスレチック用?
手ぶらでも出入りが困る高さなので、荷物を持っていたらとんでもないことになり自転車だとこれは論外
敷居が高くて入りにくってこのことを言うのだろうか?

他人様のことだから関わらなければいいとおもうのだが、野次馬根性の習性は止みそうにない、お陰で何時も煙たがれれている私、だがよ〜く考えると自分自身が何の防御策も取っていないのに気付く、近場のお出かけは空けたまま、玄関以外は家が古いので鍵がなかったり、猫の出入りは24時間フルタイム(今は犬だけですが)生命保険はおろか年金すらない、この先どうなるのやら・・・おそろしい〜
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# by PUSH-PULL | 2004-12-15 10:03 | ご託&うんちく | Comments(2)

空き地

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新聞では最後の一等地などとの触れ込みで、忘れかけた頃に何度もニュースになる、JR大阪駅梅田北ヤード地区開発がまたまた取り上げられていた(24ヘクタール=240000㎡=72600坪=24町=歩いて一周30分)

以前に行われたコンペで世界中からアイディアを募ったことがあった、入賞作品のほとんどが公園をテーマに作成されていて商業地区などは全て地下という考えが多かった様に思う

一丁噛みの私はコンペに乗り遅れまいと考えたが時はすでに遅し、よってこの場を借りてお披露目することになった、全面水の舟遊びで直ぐ近くを流れる淀川の水を引き込み対流させる半自然の湖だったのだがどうだろう?
ボストンなどに行くと街のど真ん中の川一杯にディンギーが浮かんでいて素晴らしかったのだ、これだけのスペースがあればちょっとしたレースも出来そうで無公害、船着き場のオープンデッキにカフェに湖上レストラン、花が一杯咲く遊歩道と並木道、何だったら橋を渡して中之島、ひょっこりひょうたん島も面白い、まさに「水の都復活」でヒートアイランド解消にも役立つのだ
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コンペを開いておきながらいざ蓋を開けてみると全て建築そして建築、内容こそ教育だの安らぎだの文化などと分かれているがほとんど商業施設とビジネス中心でお寒い限りなのだ、大阪からどんどん企業が東京へシフトしていく中、またぞろ箱物なのだ!
勿論、借金無しの金利ゼロでスタート出来るならまだしも、いつもの金融機関とゼネコン&代理店癒着の高利では成り立つはずがないのだ

阪神関係が今秋オープンさせたヒルトンプラザウェストとハービスエントやこれから始まる梅田阪急ビルの建て替え(41階)などの民間事業とは姿勢が違いすぎる

現在の主な大阪の赤字を増殖させている事業は
故近鉄バッファローズの大阪ドーム・仕事もしたことのあるフェスティバルゲート・夢の大阪オリンピック関連施設・なにわ海の時空間・バブルの塔のATC&WTC・値段の一番高い乗り物のOTC・誰も住んでいない島に渡る670億円弱の夢舞大橋・ウィーンの芸術家フンドルトヴァッサー氏デザインの大阪市環境事業局舞洲工場・・・・いくらでも続く、この赤字を大阪市民全員で頭割をするととんでもない金額が出てきそうだ

だがしかし赤字と判っていても見ると印象が違う、「大阪ドーム」も面白いし、舟好き私には「海の時空館」も結構楽しめた、ゴミ処理場に余分なお金を使うのはどうかと思うがデザイン的には日本に無いフォルムで面白いのだ

さあ困った!根っ子に「人の金を使こて余分な事するな、なにさらしとんねん」があるんやろなあ・・・
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# by PUSH-PULL | 2004-12-14 09:27 | アート・デザイン | Comments(6)

接続詞

b0057679_9401364.jpg私の家の近くにはこんな凄い空間がある、下町住まいをご存じの方はなんとなく判ると思いますが、こんなカタチは私にとって初めてだったので少々驚いた

俗に言うハモニカ長屋なるモノ、もし間の家が他の人に分譲したとする、そのまま住めば何の問題もないが老朽化している場合建て直しと言うことになる、普通は買った家を取り壊し両サイドの家の妻面をトタン貼りにしてお終いと相成る、その後隣と僅かの隙間を空けて新しい家を建築というのが筋道だ

ところがこの家の場合ぶち切れない何かかがあったのだろう!梁を切断するとお隣が傾くというような・・・
勿論梁を雨ざらしにする訳にもいかず、ご丁寧にも梁の曲線に会わせてトタンを巻き込むとこんな芸術的な造形が出来上がったのだ

どうって事無いはずなのに、見れば見るほど緊張感があり色々なことを考えてしまう、お互いの家はつき合いは上手くいっているのか?やっぱり騒音は伝わるのか?そんなことより次に建てる時はどうするのだろうか?
何時も同じ位置にベンツがひっそりと駐車されているのも余計なことを考えてしまう、よくこの前を横切るのだが車が出かけているところを見たことはない

見るからに危ないぐらい傾いた長屋の端の家をつっかえ棒で支えている所も我が家の近くにある、神戸の震災被害の一番東の端がこの辺り、僅か十数キロ離れたところでは高速道路が倒れ、ほとんどの家が何らかの被害を受けた
勿論我が家も大屋根の瓦が全てずれて、樹脂板に張り替えと相成ったが折角の僅かな持ち合わせがあっと言う間になくなった
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# by PUSH-PULL | 2004-12-13 09:47 | 写真 | Comments(0)

ジュピター その2

b0057679_8462242.jpgと言うことで昨日の続きです
私はそのライカ用35㎜レンズを一本も持ってなかった!それではと調べてビックリライカ純正は高い、ポピュラーなレンズにズミルックス、ズミクロン、ズマロンなどがあるが字面からは風邪を引いて鼻水をすすっているとか、うどんを食べているのかと考えてしまうが、ガラス玉一つが10万を遙かにオーバーし下手すると20万台!一番安いズマロンの中古(程度も低)でも4万前後はする「そんなアホな!」と言うことで、1万以下を探すべく私の目はあの名高きソビエト連邦カメラレンズへと向かったのであった

やっと見つけたのがライカコピー機のゾルキーなどに付いているこのジュピター12、35㎜F2.8なのだ!まだ撮影していないのでプリントのコメントは控えるが、本によるとライカに劣らないと言うことで楽しみです。後にレンズが飛び出しているのは、かの有名なカールツアイス・ビオゴンのコピーとかで広角としては歪みが少ないのだそうです

しかし、このままではジュピター35㎜はマウントの違いでM2には取り付けられない、これはLマウント(スクリューマウント)で、ライカはライカでも古いタイプのバルナック型ライカにしか装着出来ません、そこで登場するのがL→M交換のアダプターの登場です(写真でぼんやり写っている)、これで撮影が可能になったのだ!
絞りだけちょっと使いにくくて、昨日の写真を見ていただければ判りますがピントのリングの内側にあり数字は前からレンズを覗かないと判らないのです

しか〜し、私ごときがライカM2+ジュピターをぶら下げて街を歩いて良いのかと不安になった、ひょっとしたらKGBに狙撃されるのではと心配になってきたので、カメラを見つけられないように隠れて撮影するつもりです

※ライカコピーとしてゾルキーとフェド、コンタックスコピーではキエフ等が有名です、そう言えばニコンもキャノンもみんなドイツカメラをコピーして大きくなったのですから、並べてみるとよく解るがホンマそっくりです!
ところで何故こんなにまでコピー機が出来たかご存じ?
つまり特許が1922年から15年間でドイツのカメラが早すぎた、もう一つ一番不幸なのはその後の特許も戦争に負けたお陰で、連合国はドイツの特許を没収し1946年に無償使用を認めてしまったのです、お陰で海外では一斉にドイツカメラのコピーに走ったのですよ
ドイツにとっての不幸が日本カメラの発達に役立ったのだが、同じ敗戦国なのに申し訳ない

ロシアカメラ2台、左のカメラがゾルキー4型ジュピターの50㎜F2.0、右がフェド1型でフェド50㎜F3.5

感謝の言葉:上のレンズ写真は我が友人みーもーさんからお借りした高級デジカメE-1で撮影しました、改めてお礼申し上げます、私の持っている安モンとは写りが違います、はい
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# by PUSH-PULL | 2004-12-12 09:06 | 写真 | Comments(4)

ジュピター

b0057679_8343252.jpg「♪えぶりでぇ〜い、なんやら〜かんやら〜あ〜・・・♪♪〜ってか」
ジュピターと聞いて真っ先に浮かぶのが、ホルスト「惑星」のアルバムを歌っている平原綾香さん、神様の中でも一番エライお人でギリシャ神話呼びするとゼウス、同じかみさんでも、もとい!神さんでも、ギリシャとローマではまるで呼び名が違うがどちらかと言うとギリシャの方がポピュラー?

因みに木星ジュピターの他に「惑星」に入っているのは、火星=マース(戦い)、金星=ヴィーナス(女神)、水星=マーキュリー(商売)、土星=サターン(農業)、天王星=ユーラヌス(天)、海王星=ネプチューン(海)なのだが天王星クラスとなると呼び名を覚えていない

今回は音楽とか星の話ではない、そう!先日オークションで大枚をはたいて買ってしまったライカM2に付けるレンズのお話し、ポピュラーなM3のファインダーは50㎜レンズを元に考えられていて、広角を付ける時は別のファインダーを載せないとフレームが判らない

ところがM2は35㎜レンズをベースに考えられていて、ファインダー一杯が35㎜フレームなのです、ボデーのレンズの左横に付いているちっこいレバーを動かすと、あららファインダーの中心にある、50㎜90㎜のガイドが消えてフレーム一杯に35㎜用のガイドが現れる仕掛けなのだ、「あら綺麗!」ファインダーを覗いただけで感動してしまう私でありました       つづく

よしこの手の書き方をすれば、文章をうんうん言いながら短くせずに同じネタでそのまま何日も書けるのだ、それと長い文章だとこのブログ機能の一つPDF書き出しの時、複数ページなることに気付いたのだ
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# by PUSH-PULL | 2004-12-11 08:43 | 写真 | Comments(0)

・・・まで

b0057679_8551843.jpgさてこれは何処の店先か?何のために張ってあるのか?
単なる道案内にしては親切すぎる、この貼り紙はあくまで客引きでお店の案内なのである
「もう少しでシンフォニーホールに着きますので、どうぞごゆっくり食事をしていって下さい」と言う案内に違いない、この店は関西の餃子チェーンの草分け眠眠!

こと味に関しては今も王将の遙か上を行く、大きさ云々レベルのお方は是非王将へ行かれたし
久し振りに眠眠の餃子を食べたがやっぱり旨い、私の餃子評価は眠眠より旨いかどうかで価値判断をしているのだ

京都で創業し大きくなった、東山の五条バイパスの途中に会長の家があり、毎年園遊会?なるモノを開催していた(今はどうかは知らないが)各支部の幹部クラスを呼び接待する、アンジュレーションの有る広い芝生の庭には色々な屋台が並び、池があり小川が流れ、緋毛氈の上で琴の演奏、吹き抜けに螺旋階段のある真っ白なお洒落な洋館建ての大きな家が・・・

私が何故園遊会に?とご不審方に説明する、会長の名前は古田あん(漢字が出てこない)氏で絵を描いていた、墨一色のダイナミックな抽象画を描かれていたと記憶している、そこで京都の著名な作家連中を呼ぶと言うことになる、私?ハイ、その作家のお供でご相伴なのです

眠眠で食べるものは何時も決まっていた、餃子、ジンギスカン、白乾(パイカル)これで決まり
あのパリパリの皮、何時も餃子がひっついていて剥がすたびに片方の具が飛び出していた

大学時代は四条小橋下がるの眠眠へよく行っていた、早い話が可愛いオネーチャンがポパイがかぶる様な真っ白な水兵帽を被り「コーテルリャンガー」と言うのを聞くのも楽しみだった、ML研の仲間とバイト代が入ったのでちょっと贅沢、注文も何時もと違って「酢豚」に「鶏の唐揚げ」凄いのである勿論餃子も
食べたことがない物を注文しようと思って頼んだのが「ニンニクの唐揚げ」、出されて驚いたのだ皿一杯のニンニク!かれこれ3〜40個ぐらいはあったと思う、初めてだったが食べるとこれが旨い、栗というかジャガと言うかほかほかであっと言う間に2人で平らげた、これがいけなかったその後は皆さんの想像に任せます

と言うことで餃子を食べてからシンフォニーホールへクラシックを聴きに行かれるのは少々問題があるのではと心配した次第で、ちゃんちゃん!

そうそう書き忘れていた、一度仕事(店舗の設計施工)が一段落した時に手伝ってもらった仲間を連れて眠眠へ、私の提案でメニューを見ずに番号だけで注文したことがある、前もって1〜130位の番号の存在と、連番で頼まない(同じ様な物が出てくる)という約束だけは守ったが、何が出てくるか楽しみでワイワイ盛り上がり楽しかったが、タダ飯となるとみな凄い、私が後でガックリしたことは言うまでもない
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# by PUSH-PULL | 2004-12-10 09:01 | うまいもん | Comments(2)

銀杏は手品師

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銀杏は手品師老いたピエロ、薄れ日に輝きながら・・・
ひょっとしたら毎朝の公園の中、1年で一番好きな風景かも知れない、生憎全部銀杏とまでは行かなかったが美しい
歩いているとレフ板と同じ効果で廻りが何となく明るい、新雪も大好きなのだが環境的に不可

どこやらのお寺の境内や山に上がったらそれこそ凄いのだろうが、其処まで出かけて鑑賞するパワーはない、日常の中の美!これが人生を楽しむ秘訣なのです、と言いつつも誰かに誘われれば直ぐに山でも海にでも出かけてしまう軽率さは失わずに仕舞ってあります

バイブレーションって言葉を良く使っていた頃があった、面白い物事や風景に出会った時の感動の表現の目安としての言葉です、バイブレーションの強い表現の一つに連続するモチーフがある
「連続の中の不連続」これは私のモノ作りのテーマの一つで、細かい柄やモチーフが連続する時見る側に強烈なインパクトを与えます、人によっては嫌悪する御仁もいるが私は非常に興味がある、ただ連続するだけでは風景でも何でもそうだが飽きるのも早い

連続を見ると脳は法則性を考え安心しようとするが、余りにも数が多いと思考することを放棄し無視してしまう、しかし何らかの法則や動きが見つかった時、急に興味がわいてくるのです

屁理屈をこねたところで 「綺麗なモノはただそれだけで、其処に存在するだけで美しい」う
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# by PUSH-PULL | 2004-12-09 09:53 | アート・デザイン | Comments(2)

公園でしょっちゅ会っているセナ君、キャバリアってみんな温和しくて愛想が良いのでは・・・


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