カメラって

b0057679_13115723.jpgこれもカメラあれもカメラ、オモチャと言えどちゃんとレンズ部を廻すと穴がファインダーになり、シャッターを押すと可愛い音がしてびっくり、出品は今井商店

私が参加している「大阪手作りカメラクラブ」なる会があるだが、昨日月例の積み重ねなる20周年記念のカメラ交換会を開催。会は手作りと言うだけに単なるカメラの自慢話もあるのだが、やっぱし基本は手作りカメラなのである
手作りカメラとは、一番簡単なのがジョイントカメラ(何台かのジャンクカメラを組み合わせ、生きかえらせる)です、
中級編がボディをオリジナル製作しレンズなどのパーツをジャンクから流用、
上級コースとなると全てオリジナルと言うことになってしまい、カメラだけにこれは甚だ難しく、針穴写真機ぐらいが可能なカメラとなるのでは・・・?
他にもカメラを題材にしたもの(オモチャ、模型etc)もあります

今井さんはクラシックカメラを商いながらも、常にオモチャカメラを収集されていて、日本でも数少ないコレクターとしてマニアックな世界だが有名です。一、二度お店におじゃましたことがあるのだが、それこそ所狭しとオモチャカメラが飾られていて圧倒されたのです

今や時代はデジタルに移行し、フィルムカメラは過去の遺物になりかけている。しかしライカを筆頭に日本のクラシックカメラ熱は一向に醒める気配はないのが不思議、手に入れたからと言っても別にそれで必ず写真を撮るわけでもない
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赤瀬川氏の著書に「金属人類学入門」なる本がある、これこそほとんどビョーキ的内容で、プラスチックカメラはカメラではないのであり、カメラウィルス感染とはぴったりの表現である。カメラの代表でもあるライカM3を褒めるのに、底蓋のなめらかさを絶賛する話を読んだことがあるのだが、何年かして私自身ボロボロのM3を何とか手に入れた時、彼の表現を追認識した次第で納得!
皆様も大理石がごとく冷ややかでなめらかな感触がお好きな方は是非M3を購入し底蓋をなぜられたし、カメラを手にしたる時の至福感たるや、知らんやろなあ・・・残念!

勿論カメラの機能としても最高でシャッターを切った時の感触も曰く言い難し

なんぞと訳の解らぬ能書きを垂れる輩がクラブに入り、連日クラシックカメラを漁りまくっているのです、反省

M3については改めてもう一度書きたいと思っているのだがね
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# by PUSH-PULL | 2004-11-21 13:19 | ご託&うんちく | Comments(5)

ブードゥー

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じっと見ていると何か起こりそうで危ない、ガラスケースに収められていて効力は薄まっているようなので少し安心だが。場所は千里万博公園内の国立民族博物館のアフリカ、この博物館は出来た時から趣味的にも仕事的にもなんだかんだとお世話になっている

行くたびにあまりの展示物の多さにいつも最後の方は早歩き状態になってしまうのが常で、行くたびに知らない展示物があったりして、またまたじっくり眺める羽目になり最後は走り出す

これは初めて出会った時から何度も足を止めじっくりと眺める場所の一つで、会うたびに何故か雰囲気が違っているような気がするのだがね、他の像に比べても何とも雑にもかかわらずぐいぐいと引き込まれてしまう。
サイズは約20㎝ぐらい、焼き物とおぼしき人物像に本物の鳥の羽が埋め込まれ体中金釘らしいモノが打ち込まれている、小さいので祭ると言うよりもっと個人的な呪術に使われたように思うのだが

日本にも丑三つ時に誰も知られぬよう藁人形に釘なんぞ打ち込み、のろい殺すという風習があった?ようだが、これはさてどのように使ったのかが非常に興味がある

人間、死んでもらいたい人物が廻りに2,3人居ても不思議はないのだが、自分の手を煩わすことなく「のろい殺す」となると尋常ではないが、不可能が故に完全犯罪として成立する

今ならブッシュが夜な夜な人知れぬお宮で、はちまきローソク姿でオサマ・ビンラディン人形に釘打ちする姿を想像して欲しい、これはこれで非常に感動モノであるのだが、根底にイラクの石油が欲しいだけと言う邪心が邪魔して効果は無いに等しい

お土産的な要素をみじんも感じさせないところが、美しい・の・か・な?
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# by PUSH-PULL | 2004-11-19 10:04 | ご託&うんちく | Comments(1)

オーバル

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空ついでにもう1枚、都会にしか見られない切り取られた空、カタチの面白さに何とも言えない圧迫感がある。これがいいのか悪いのか個々に感じればいいのだが、異様な空間には違いない。
街を歩いていると負の空間にどきっとすることがある、だまし絵でワイングラスだと思っていたら、黒の部分が顔になっているという絵があるが、同じくネガポジの関係である

当たり前のことだが青空そのものは別にオーバルのカタチをしているのでない、昔NYに行った友人から貰った手紙にニューヨークの街の空は十字だ!と言うメッセージを貰ったことがあるのだが、実際に自分自身が摩天楼を見上げた時その巨大さは日本の風景の比ではなく、まざまざと空をカタチどる十字を認識した

物の見方とカタチ、養老さんの「馬鹿のカベ」もよく似た発想で書かれていて、ちょっと見る視点考えるや視点を変えるだけで、見えない部分が理解できたりする

この空は大阪ナンバに新しくできたパークシティー、セットバックしていく屋上の植裁と遊歩道と階段が面白い、大阪の町作りとしては少し異色な空間ですが、中規模ながら他の閉ざされた街作りとは一線を画している

導入部の2階に焼酎と泡盛専門のお店があるのが嬉しいのだが、森の伊蔵とか魔王が予約制でとんでもない高額で流通しているのをみると「おいおい、なんかの間違いとちゃうん!」とぼやきたくなる。昔酔っぱらうと「民衆の酒焼酎は、安くて廻りが早い・・・・」と大声で歌っていたんやけどなあ

えっ、それなんの歌って?
ホンマに知りませんか?おかしいなあ・・・学生労働者の定番ソングなんやけど
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# by PUSH-PULL | 2004-11-18 11:03 | 写真 | Comments(1)

閑話休題

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あ、あ〜あ 何も言うこと無し
たまにこんな気分になる、今朝の散歩は空を見上げただけでクラクラしてしまった、そう真っ青だ、大阪のど真ん中で滅多に見ることのない青さ
写真的には飛行機雲があったり鳥が飛んでいたり木漏れ日が差し込んでいたりと色々と手法はあるだろう
しかし水平にフレームを組む、これは余分な情報を与えずにそのものを鑑賞するには一番のアングルと思っている
ただ真っ正面と言っても平板で動きのない写真になってしまったらそれこそカメラをぶら下げるのをやめた方が良い

真っ正面、もう大分前になるがステレオ写真を始めた時に気づいたのだ、それまでは被写体に対し少し斜めに構え立体感奥行きなどを出すためあれこれ工夫をしていたのだが、立体写真なのでその必要がない

やり出すとこれが面白い、それからというものスチール写真でも何でも真っ正面!添景や前景も借景も不必要、そのもののメッセージを伝えること、写真に興味を持ち高級カメラなんぞを弄りだしたころは一生懸命奥行きを考えていた、そして正面写真を記念写真とか絵葉書みたいだとこき下ろしていたのだがね

京都の和菓子などの陳列にも遊びがある、例えば5列4段を漆のさらに並べるとしよう、必ず角の一つを外し19個で並べられている
一つ外すことによって生き生きとした動きが出てくるのが不思議で、デザイン感覚の表れかも知れない
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# by PUSH-PULL | 2004-11-17 11:58 | 写真 | Comments(5)

ガムテ

住宅三部作は「ガムテ」でお終い
ガムテって別に「ガムをかむ手」では無い、「がむばってや」の略でもない、ましてや「癌に無敵」になってしまうときっと考えすぎなんやろねえ、字面から行くとガンダムシリーズが近いがこちらの方の知識は生憎ながら持ち合わせていないので質問しないで欲しい。

このお家は以前タバコ屋さんだったようで今でもおばあちゃん一人で営業をしている、この写真の左の方が実はタバコ売りの窓口だったのだが、最初に見た時は窓一面と言うか壁一面まっさらのガムテープがびっしりと縦貼りされていました、何じゃこりゃ!割れた窓を修復するには多すぎる、そこで生活しているのにもっと驚かされた。

ハガキがクリップに止められ売られていたり(多分未だ郵政局の認可を持っているのだろう)奥の方にテレビが放映していて、手前に福助がちょこんと座っている。このテレビの目線におばあちゃんが座っていたのだが、さすがにフレームに入れるのは気が引けました、ハッキリ言って私のカメラは変な目線の素人さんの域を出ないのですから。

タバコ屋さんだと確認できるのはサイドにちゃんと電気の通じているタバコの自販機が数台並んでいることからしても間違いない
でも誰がココで雑貨を買うのだろうと一人心配しているのだが、たまに近くを通る時は必ずこの家の風化具合を確認しおばあちゃんの姿を見てホッとしています

だじゃれついでに昔TVコマーシャルで大年増の女将が丸髷を結い、畳に正座しお辞儀をしながら
「がむていのママでございますと」というとんでもないチープな大阪は十三、割烹の宣伝を見た記憶があるのだが
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# by PUSH-PULL | 2004-11-16 13:49 | 写真 | Comments(2)

ただ酒

友人のI村氏の新しい家のお披露目にお呼ばれた、設計した本人がれっきとした建築事務所の主でそれも腕も口も立つ、建築以外にも普段から若者の新しいムーブメントの良きアドバイザーであり時には設計者でもある
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さばさばとした個性があふれ、なるほどと思われる拘りと面白い仕掛けが至るところにある、新築にもかかわらず上手に古い柱や建具を再利用しものの見事に治められている、写真には入っていないが(人が一杯で写真にならなかった)二階の厨房カウンターの下がフルーオープンで窓、勿論上もすべてガラス、何と開放的な台所なんだろうとひとしきり感心する
しかしカウンター下に戸袋がないと言うことは鍋釜調味料類は何処へ?彼の説明によると直ぐ後にあるダイニングテーブルの下だそうで、確かにテーブルの下は棚になっていた、う〜む

スポンサーのご機嫌を伺わずにに出来る仕事とはこんなに楽しく、収めも気にせずイメージを広げることが出来るのか、羨ましい限りだ

パーチーの方は、私の友人のミニライブで大盛り上がり、娘さんのお友達の手品まで披露された、その上彼女が手品をやるようには見えない楚々とした美人なのが嬉しい

彼の家のあら探しで恐縮なのだが、洗いをかけられた全面ガラス格子の美しい引き違い戸にテープ発見!笑うでしょ、ほんま。
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階段の手摺りが新書と文庫の本棚になっていたり、音入れの引き戸が懐かしく横桟移動の開閉、勿論一階の和室にはお茶用の炉縁も切られ灰を入れるだけになっている、勿論お風呂は狭いながらも檜風呂!、小さな窓を開けると坪庭が見える
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長年の蓄積がそこかしこに表れ、建築費もできあがりから考えると格安だったとか、でも彼の図面に現れない細部に渡る注文で大工さんは大変だったのではと心配したりもして
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あ〜あ、六十にして家が建つ、多分に娘や息子のためだと思うが私には到底不可能なことでもある、先日家を建ててから未だ十年も経っていないのにマンションに引っ越しされた夫婦が居てます、理由は3階まで上るのがしんどくなった、絶句!!
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# by PUSH-PULL | 2004-11-15 15:35 | ワーク | Comments(4)

浄土真宗

b0057679_14193780.jpg大阪はミナミ、御堂筋から少し西へはいると昔ながらの歓楽街が開けアメ村の名も何処から何処までかは知らぬがそのあたりを言うらしい。久し振りにミュージシャンのM嬢と徘徊したのだが彼女が連れて行ってくれたが訳のわからん「坊主bar」

日宝三寺会館、このビルはオーバーに言うと九龍城砦(写真でしか知らぬが)に似て訳のわからん回廊と階段で構成されている、たまたまビルの地下に知り合いのショットバーがあり迷子にならずたどり着けたが二階に上がったのは初めてだった

坊主バーは知る人ぞ知るの有名な店らし いのだが私は始めてだった、オーナーがれっきとした浄土真宗の住職だそうで(うがった見方をすれば飲みたいだけかと思ってみたりして)入って先ず気付いたのが高橋和巳著の「我が解体」が何故かあったりして・・・直ぐその本に反応してしまいカウンターに座るなり京都時代にショットバーで高橋氏に出会った話を始めてしまう私自身がなんとも青臭いのだがね
そこかしこにお経と仏像がある、こういった場所で拝顔すると御利益があるのか無いのか訳がわからんようになる
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店の奥の隅に薄暗い場所があるので覗くとそこは階段!えっ、懐中電灯を借りて上に行き納得したのだが、ここは昔青線(非合法売春)だったとか、今は団体でも入れる畳敷きのこじんまりした部屋になって居るのだが、なるほど飲み屋の二階が和室、タイムスリップしたような不思議な時間が流れた

「お客さん早くこちらへ」抜けるように白い手が私を抱きかかえるように階段へ誘う、濃い化粧と酒の臭い、狭苦しい階段をふらつくように上ると鮮やかな布団が敷かれている
「こういう場所始めてなの?」間近に見ると薄暗い明かりにもかかわらず目尻の小じわが妙に気になる、俺は今どこにいるのだろうか?
枕元にある床の間には何故か小さな仏像が置かれ微かに線香の臭いがする・・・

と言うことはこのビルそのものが待合いを兼ねた場所だったのかと、ビルの作りの複雑さもすべて理解でき、地下の一度覗いた事のあるお店の貼り紙「タツゥー大会、チャージ500円」が妙に合っているのだが、世の中は時代と共に変貌しつつもひょっとしたら何も変わっていないのかも
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# by PUSH-PULL | 2004-11-14 14:44 | うまいもん | Comments(0)

再開発ってなんだろう

阿倍野界隈
I村氏に連れて行って貰った飲み屋です、下手に飲み食いに苦情を言おうもんなら直ぐに帰ってって言われそうな店だが(事実そうだった)、私にとって妙に居心地がよく食べ物もそれなりに美味しくいただけ、お勘定の時の金額を聞いた時の嬉しさは尋常ではない、写真の品書きを見ても想像できるでしょう
でもこの写真からはどんな飲み屋かわからんトリミングやろなあ
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私の廻りは美味しいからって高級なお店に連れて行こうものなら、会うたびにブツブツと文句を言われること請け合いで、新規発掘も大変である

大阪阿倍野、都市開発の名の下にどんどん高層ビルが建ち並び、ぽつんとこの一角の路地が飲屋街として残されている、店を出て上を見上げると直ぐそこまで高層ビルが建ち圧迫感たるや・・・・
ほん目と鼻の先に飛田新地があり、その向こうが釜が崎
こういった市街地を良しとは思わないが、開発?と言う名の下に作り替えられていく無機質な町並みには「人」が存在していない、ましてや”なんたらセクター”なるモノがその開発母胎に名を連ねていようものなら、エライことです採算性無しデザイン性無し人間性無しは間違いないのですから

今、大阪市大阪府に壱千億単位の赤字生産事業の箱モノが私たちの住む街の至る所にうじゃうじゃしている、出来上がってから何年も何十年も主人を持たない空間、バブルがはじけたからと言い訳をするが、その計画のなさは目に余るのだが、結果がこうなってもその失敗の原因を調べるでもなくましてや莫大な赤字の責任をだれも取ることはない

街のあちこちで大昔の計画に乗っ取って未だに開発が進められているのは、なんでやねん!!
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# by PUSH-PULL | 2004-11-13 12:50 | うまいもん | Comments(4)

中央公会堂その2

インテリアのことなんぞ書いてみた 、昨日に引き続き中之島の話です
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このブラケットのフォルムは寸分も突っ込む余地が無い完成度を持っている、建物のそこかしこにこう言った調度装飾品があるのだが公会堂を訪れてもエレベーターで上り下りしているので記憶に残っていないのでは。
調度品だけでもちょっとしたデザインの教則本が出来るのでは(私の知識不足ですでに存在すれば御免)と思うほどである
現在の工業デザインの世界は高性能のパソコンとドローイング&3Dソフトが導入されどんなデザインも出来そうなのだが、何故か販売されている商品は中途半端なモノばかりでマニュフェクト時代のカタチには足元にも及ばないのが現状ではないだろうか?

時代の要求?コスト?生産性?
やはり作り手側の未熟さが一番ではないだろうか、ところてん式に卒業してくる無数の美術・デザイン学校の存在、時代の先端であるべき携帯や自動車のデザインを見ても機能が同じだからかも知れないが他社との区別が付かず、オリジナリティーはゼロ!過装飾がベストとは思わないのだが選択肢があまりにも限定されすぎだ
視点が違って恐縮だがA藤氏などのコンクリート打ちっ放し建築に見られるシンプルな直線と曲線の組み合わせは、目の当たりにすると完全に圧倒されてしまうほど完成度は高く面白いのだが、逆に新しい建造物を生活空間として考えると苦痛以外何者でもない、まるで死せるモニュメントが葬送行進曲をバックに立ちはだかっている
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ドアの手前に取り付けられた真っ赤なL型ブレスには逆に新旧のコラボというか、可愛らしさを感じてしまう、勿論このドアは手前に開けられない訳なのだが、鍵がかかっていて試してはいない。
普通ではちょっと思いつかない補強なのだが、垂直方向にクラックが入っていたのか?それとも新たな地震対策のためか?他のところでは目にしなかっただけに不思議な光景です、ましてやこんなに目立つ真っ赤な配色、ひょっとしたら昔からあったのかなあ?新たに取り付けたとしたら壁を破らないと取り付けられないし、斜めの鉄のかたまり一つで考えさせられました

ライブの日だけあって始まる前に覗いた地下の新しくなったレストランは満員でビールを飲み損なったのは非常にしゃくだったのだが。同じ場所にあった超レトロな食堂が逆に懐かしい、格安のハヤシライスとオムライスが美味しかったしビールの小瓶があれば言うこと無しだった、そうそうそこでは年輩のおじさん達が皆んなお揃いの真っ白な詰め襟の制服を着て丁寧に応対し、階高のある広々とした食堂を行き来していたのが印象的でした。

(写真2枚入ることを始めて知りました、他のことも出来るのかしら?HTMLを使いこなせたらオリジナルのサイトが出来るらしい、しかし知識ゼロ)
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# by PUSH-PULL | 2004-11-12 08:56 | アート・デザイン | Comments(4)
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この強烈な写真は、以前に渡辺貞夫を見に行った時(ご招待でルンルン)に写した写真をPhotoShopのフィルターで処理したモノである。
真っ白だった空以外はあまり触っていない、建物に関しては少しだけ色調補正で彩度を上げただけですが、ちょっと変わった風景に大変身!

大阪中之島中央公会堂は寂れたイメージを払拭し2年前にフレッシュオープン、華麗で鮮やかな建造物に変身しました。明治時代のコンペで岡田信一郎の作品が当選、何故か図面などの資料は残っていないとか、隣接する大阪府立中之島図書館と共に川向かいにそそり立ち並ぶ高層ビルに怯むこともはい

復元された公会堂はそこかしこの金箔が張り直され、照明・エレベーター・調度品が鮮やかに輝いている、正直なところ大阪にこんな建物がの残されていただけでも嬉しいのです、昨今市内の著名な建築家の建物が次々と取り壊され寂しいことこの上なし、そごう・大同生命・・・数えればきりがないのだがただただ残念なり

コンサートそのものは音響が悪くコンサート向きでないような気がするのだが、ガキの頃見た前相撲?だっけの初っ切りが面白かった記憶があるのだがね

そうそう、修復された特別室の天井及び壁面の絵は一見の価値あり、作者は明治の松岡壽(ひさし)画伯で、イタリア留学の経験からかそれまでに無い画風と遠近法で描かれていてずっと見ていると不思議な感覚になります。
なんせ題材が天之御中主大神が伊邪那岐、伊邪那美の2神に天の獏矛を与えてこの漂える国を修理固成せよと命ぜられ、2神は力を合わせて大八州の国々を生み出されたというお話しなんですよ、それはそうと今の文章読めましたか?
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# by PUSH-PULL | 2004-11-11 10:00 | アート・デザイン | Comments(2)

桟橋

こんな風景が家の前にあったらどうしますか?
勿論釣りをするのもカヌーに乗るのも自由なのだが、現実に目の当たりにした時のカルチャーショックは尋常ではない
沖へ友人と漕いでいると透明度の高い湖底の水草の間を鱒が一杯泳いでいて、湖畔にはお洒落な家が適度な距離を置いて建っている、どの家にも船着き場があり子供たちがはしゃぎながら飛び込む姿を見る、まるでメルヘンの世界が展開されるのです

ひんやりとした水が心地よい
ぐるっと湖を一周して家に戻るとテラスには昨夜から仕込んで置いたという大きなチキンの熱々炭火ローストとキンキンに冷えたビールが待っていた
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住人の奥様は日本人で、建築関係の仕事とアメリカでの学会などの日本人側通訳をやっているとか、この家は大昔のアメリカンスタイルの別荘でこぢんまりしていたがまるで雑誌に出てくる古いアメリカの家そのまんま、あるんやねえこんなお家が現実に
アメリカでは古い家を買ってそこで生活しながら改装し出来上がると売ってまた引っ越しと言う人々が存在します、個人経営の大工というか、このフリーな移動感覚は日本人にはほとんどいないと思われる

アメリカの郊外の住宅でよくお目にかかるのが、アーリーアメリカンに憧れたお洒落な家なのだが近くによって調べると大違いなのです。多分コスト的な問題が大いにあるのだろうが、横貼りの真っ白が板壁がすべてトタンの成形モノ、一面レンガと思いきやすべてFRP、郵便局の入口にあるテラスの円形の装飾柱がすべてトタン巻で、てっきり左官仕事だと思っていたのが裏切られ最後は笑ってしまうしかない!

柱類も2×4サイズの集合でこんなんで大丈夫と思わず心配してしまう、そこかしこでペンキの塗り替えを見かけ、そこかしこで引っ越しのためのガレージセールを見る
注:向こうで直ぐに慣れにくいのがインチでの工具や部材の購入、感心したのがネジ山が日本では絶対見かけない真四角、よってビット(ドライバーの先)も真四角なのです、驚く事なかれこれがよう効きまんねん、ホンマ

日本の悪しきベニアや壁紙文化も同じ穴の狢のだが、そこまで真似んでも思うぐらい、過去の形式復元に汲々しているのが現実である

勿論お呼ばれしたNY州ピータースバーグ近くの家は完全にホンマモノでしたが、こういった発見は建具や仕様に興味がなければ先ず見過ごしてしまうこと間違いない!

一度アナタの生活空間を見直してください、びっくりしまっせ!
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# by PUSH-PULL | 2004-11-10 11:30 | 写真 | Comments(2)

TSUTEYA

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おったまげた!最初目にした時と理解した時のこのギャップ!
マッドアマノ設計と言っても良いぐらいだ、まさに枝雀が口癖にしていた「笑いとは緊張の緩和だ」を地でいった風景である。
近くにファミリーマートのならぬGAL-Martもあったのだが夢中で写真を撮っている時、中から飛び出してきたその筋のお方にシバカレそうになったのである。

しかしこれは何度見ても良くできている、サラリーマン時代の地方出張で飲屋街に怪しげなお色気系の無料の斡旋所をよく見かけたが、それがいつの間にか・・・
大阪のど真ん中にこうしてお洒落なお店が現れたのはいつ頃からだろうか、推測するにバブルがはじけて時にただ同然で手に入れた場所がシュワッチ!と変身したのではないだろうか。

中はアンドンパネルが所狭しと多種多様のオネーチャンを紹介しているのである、その費用たるや馬鹿にならない、化粧品の広告費よりはマシかも知れないが営業努力は必見に値する

このバカバカしさにいつも引き込まれるのは私個人の低レベルな感覚のためだと思われるが、世の中の人の手を通したあらゆる表現したるモノ、すなわち新聞もTVも言葉も頭から信ずる事なかれ!ち〜ん
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# by PUSH-PULL | 2004-11-09 15:00 | アート・デザイン | Comments(2)

小川下

小川下と書いて「こかげ」と読む場所は大阪松新新地(西九条)の直ぐ側、少し歩くと今でも清潔な町並みがあり手入れの行き届いた玄関口に何故か女性が座っているのです。
其れはさておき、時々おじゃまする映画館「シネーヌーヴォ」を行くようになってから知ったのだが、このお店の鍋が秀逸。
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始めてI村氏に連れて貰った時は驚いた、何故なら注文を聞かずに頭数分が目の前にど〜んと置かれるのだからね。
勿論の酒を注文すると、お盆に載せた小鉢モノを選べるのだが、最小は少々面食らうのである。

これが知る人ぞ知るこかげの「草鍋」だ、読んで字のごとくまさに草、つまり野菜鍋です。

目視によるレシピ
鍋に水を入れる、少々の豚肉(バラかロースか)を並べその上に、なっぱ・もやし・大量の春雨・ニラ以上!もうなに入りません、火を付けた後にホンの少々醤油差しからお醤油を廻しかけていましたな。何処をどう探しても出汁らしきモノはなしで、ご主人に聞いても「水だけや」って言ってました

食べ方が又オモロイ、小鉢にお醤油と辛子だけで、食べる時に鍋で出た煮汁を入れると丁度の頃合いの味になる。
何でこんなに旨いのかと驚くこと間違いなし、材料からは考えられない味で最後の雑炊も河豚やクエのような贅沢な素材には考えられない素朴な味わいが感動モノなのです。勿論私が一番問題にするお値段も格安でこの幸福感は何物にも代え難いのだ、人によっては「草鍋」って言葉だけで、雑草でも食わされるかと敬遠する御仁もいるが、シネヌーヴォを覗きがてらいかれたし。

地下にある映画館はなかなか面白い出し物を何時も企画している、余談だが副支配人のO嬢の顔を見るだけでも幸せですよ、ロビーの壁にはここに来た著名な役者や監督のサインが所狭しと書かれている、勿論お酒も売っています

後日談(11/11書き込み)
今朝のTVネタですが、韓国の3角地帯にテグタン(たら鍋)屋が一杯集まっているそうな、一番最初にテグタンを始めたお店からの情報ですが、唐辛子とニンニク一杯の鍋にもの足らない人用に、辛子醤油が用意されていてそれを付けて食べると味が濃くなると言っていました


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# by PUSH-PULL | 2004-11-08 16:34 | うまいもん | Comments(5)

出窓住宅

先だってめっちゃ親しい友人のI村氏(建築家)の新邸を覗いてきた、勿論豪華な料理と各種酒とそして集まった仲間達の楽しい会話付きだが。さすがに本人が設計しただけに、随所に面白い仕掛けがあり素晴らしい空間に仕上がっていた、生憎カメラを忘れていた改めて彼の家は書くつもりです。

そんな前振りの後で次の話をするのは恐縮なのだが、この家は見た瞬間に笑ってしまった、ある意味お見事と言うしかない。それも大阪ど真ん中淀屋橋、どうしたら手にすることが出来るのか不思議な傘達。
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面白いポイントは通行の邪魔にならず生活できているところにある、クラシカルな橋のデザインに妙に溶け込むというかめり込んでいるところが不思議だ。

これだけ基礎と骨が丈夫だったら少々の災害にも耐えられそうな気がする、下は天然水洗便所だし、BGMというかSEは24時間態勢で演奏してくれている(音源に好き嫌いはあるだろうがね)

この大都会の水とトイレのある近くには必ず、ブルーシートとか呼ばれる住居がそれこそ限りなく存在する。思わずこれが文明都市?かと根底から疑ってしまう風景である。イラクを含む中近東にはこんな景色は見ないと聞く、地下水道で生活する子供たちの話も聞くが、このように堂々と表に露出しているのは我が国だけだろう。

海外の(国境無き医師団など)人々が大阪に来た時の驚愕のもう一つの理由に、彼・彼女達の教育レベルが高さだそうで、住民の読み書きは勿論のこと大卒まで含まれているのだ!
医師団達の「生きる意志の源には健康が一番」と都島区の方に彼らのための無料の診療所を企画されていると聞いたのだが、思いっきり区会議員や住民の反対に遭っているとか。

これも人間のわがままなのか?都会に住む人間には当たり前の光景になっているのが恐ろしいのだが、もっと恐いのは私自身がその中で温々と生活していることである。
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# by PUSH-PULL | 2004-11-07 13:59 | 写真 | Comments(0)

公園でたんまに合うモモちゃん、遊び好きのコーギーです、ご主人は美味しいもつ鍋屋に焼き肉屋を経営している


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