町屋再生

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奈良町
何でもない写真でもずっと見ていると色々気付くことがある、まず町屋の再生とかで町全体にかなりの規制が掛けられていること、道路や雨樋と電信柱にそれが現れていてたとえば樋や電柱は全て焦げ茶だが以外と歩いているときは気付かなかった

しかしこの家はでかい!通り過ぎたときは2軒かと思っていたら、上でしっかりと繋がっているのだが玄関が二つあるのが不思議、昔からの雨樋は銅板なので綺麗に緑青が噴いている、この辺りにはこう言った家が何軒もありさすが奈良、町並みの古さを感じさせます

ここまでやるなら電柱を地下に埋設して貰いたいのだが日本ではそこまでやっているところは無い、町屋再生は今や観光都市にとって欠かせない、建て直すより補助金を出してでも再生する!
僅かな例しか知らなくて恐縮だが、滋賀の長浜の駅前も見違えるように整備され繁盛した、また木曽福島に行ったときも町の美しさにビックリしたモノである

勿論金沢の武家屋敷とか色々な町で大分前からやられていることですがね、ドイツではちょっとした家の補修も役所の許可が必要で、窓を直すだけで申請しないといけないとか、そこまでして町並みを大事にすることは新しもの好きやアメリカナイズされたにわか金持ちなどにはさぞ住みにくい町かも知れないが、大事にする感覚は今自然破壊が進歩のための必要悪として進められている日本に一番必要なことかも知れない
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# by PUSH-PULL | 2005-05-30 08:47 | 写真 | Comments(2)

空き地

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荒涼とした景色の中に何が見えますか?
ここは大阪駅北口貨物コンテナヤード、貨物のホームの向こうにぽつんと新梅田シティースカイビルが見える、再開発の絵ゾラ事が次々と発表されているが今だ何も着工されていない、以前ブログにも書きましたがまたぞろ商業ビル・ホテル・訳の解らぬ3セクの箱モノなどと税金の無駄遣いは止めて頂きたい

写真1枚を見ているだけでこれが大阪のど真ん中、大阪駅徒歩1分とは思えない風景である、しかし景色の内容そのものは荒涼としていて未来の大阪を見たような気がする

大きな新地(さらち)を見て人は何を考えるのであろうか、バブル時代は10㎝単位で万札に換算したり、少しの隙間に商売の夢を見た時代があったがその結果が今の日本なのである、普段生活では公園や緑の少なさに麻痺してしまっているが、一歩海外に目を向けるとまるで景色は違う、都市そのものが公園のような町があったり、あのNYですら町のど真ん中に1周するだけで疲れてしまうような大規模のセントラルパークがある、早い話が東京の皇居が全て公園になればそれぐらいの規模になるかも知れない、そう言えば皇居って入ったこと無いなあ・・・

大阪は以前世界100万都市で一番緑の少ないことで有名であったが、その後緑が増えたという話を聞いたことがない、商売に花や虫や雑草や公園が何の御利益もないと考える大阪人は確かに多い、しかしそこに住むとなると話は別で、絶対不可欠な空間になる

奈良に行く機会が多く歩いてみて思うのだが近鉄奈良駅から10分そこそこで膨大な広さをもつ奈良公園に行き着く、こういったロケーションは大阪にはない、あるとしたら埋め立てたモノのオリンピックが誘致出来ずそれでも無駄な税金を使って連絡通路及び地下鉄工事を進めている夢島、埋め立てたがほとんど企業が誘致出来なかった北港、しかしどれも大阪駅からは離れていますなあ
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# by PUSH-PULL | 2005-05-29 08:55 | ご託&うんちく | Comments(0)

元林院町

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芸者置屋
b0057679_1213013.jpgブログに書いたのがきっかけで昨日の奈良巡りは「元林院町」、猿沢池の直ぐ西で今は看板を見ない限り色町の面影は無い、もし置屋が残っていたとしても清潔感がありイメージと違うのではないだろうか

絹谷家「萬玉楼」は表は少し大きめの古い格子の家だが裏から見ると凄い邸宅である、江戸・明治・大正の三時代に建てられていて立て看板を見る限り芸者置屋になったのは明治の始めで一番栄えたのは大正から昭和初期である

b0057679_1221692.jpg元林院町を始め奈良町全体に普通の民家にまじってぽつりぽつりと旅館や割烹が入り組み不思議な町を作っている、他の都市のように繁華街は繁華街、住宅は住宅と言った区分がハッキリしないが古い家ばかりで京都とは違って良い意味でのんびりとした町並みである、ひょっとしたら余りにも天気が余りにも良かったせいかもしれませんが(笑)

京都の祇園・島原・五条楽園・中書島、大阪よりの橋本、大阪だと飛田・松島、どの町も整備され凛とした佇まいを残している、 勿論お上の厳しい目付もあったとは思うが家そのものが美しい

しかしその後がいけません猫展の打ち上げで飲み過ぎ食べ過ぎ、朝からフラフラ帽子は忘れておまけに帰り際に訳も解らずほっぺを思い切り二回もつねられた、何とか急行の運行中に大阪までたどり着いたのは、エライ!
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# by PUSH-PULL | 2005-05-28 12:10 | ご託&うんちく | Comments(2)

看板考 きっと8

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Pritt
久し振りに文房具の広告を見た、少し前までは新聞やテレビで文房具の広告が日常的に露出していた、万年筆・ボールペン・絵の具・シャープペンシルなど新しい文具が次から次へと登場していた、しかし最近はトント見ないところにこの巨大な看板だ!

それもコクヨのしかもスティックタイプの糊「Pritt」なのだ、最初コクヨは帳簿の表紙を大阪で作っていて名前も「黒田国光堂」、そう言えば便せんとか皆んなコクヨでしたなあ、表紙は伊東深水などの日本画で何となく記憶があります

b0057679_935349.jpg調べたら1971年にスティックタイプの「パワープリッツ」を発売しています、手を汚さんと使える画期的な商品で一度は使ったことがあるのではないでしょうか

この看板に目が行ったのは実はコクヨのことではなくバックのレンガタイルにある、最初は透明にシートに商品と文字を印刷したとばっかり思っていたのだが、ヨドバシカメラを覗いた帰りに信号待ちで改めてよく見たら、透明で見えていると思った建物のレンガタイルは実は同じサイズの印刷されたレンガタイル模様だったのでこれは驚きました

部分拡大の絵を見たら判るように少しだけ目地がずれている、企画したデザイナーには残念だったと思うが、それにしてもよく出来ています

最近は広告媒体の印刷物も進化し、大枚を叩いて大型印刷していたネコ印刷(New Enlarging Coler Operation) が今ではインクジェットで簡単で誰でも使える時代になった、ロール印刷も精度が上がりランニングコストも格段に安くなったおかげかも知れない
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# by PUSH-PULL | 2005-05-27 09:08 | アート・デザイン | Comments(4)

うと・うと

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あつめる
猫展の企画の一人でもある方の家である、名刺には田舎・出張料理「うと・うと」とあるが料理を食べたことがない、予約して食べられた方からはお褒めの言葉が出ている

狭い路地のどん突きに家がある、普通の家なのだが台所だけは完全にプロ化されていて、ガス会社の展示の仕事をしていたときも思ったのだが、こういったプロ仕様のキッチンで料理を作りたいと何度か思ったことがあるが未だ実現していない

b0057679_10404739.jpgこぢんまりしたお家の至る所に祭壇?が設けられテーマ別に並べられていて少々驚かされた、上の写真は猫だらけの棚?押入?祭壇?である、居間?は船の船室のような小さな丸窓にコガネムシのステンドガラスがはめられ、壁と天井はアールが続きで全てフスマ入りの土壁である

他にもビリケンを始め何となく怪しげな人形達、狐ばっかりの棚、ジュサブローばりの犬と猫の人形、和モノの祝い事の民芸、色々な国の動物人形
私は集めると言っても食玩止まりなのでここまで集められるとどうも尻がむずむずしてくる、早い話が人形を集めたり作ったりする人の感覚が理解出来ないのである

b0057679_103823100.jpg四谷シモンも辻村ジュサブローもマリソルもハンス・ベルメールも大好きなのであるが、もしそれが家にあるとこれまた不気味なのである、ラファエロやドラクロアの絵が好きだったとしてもあのバカでかい絵が玄関を入ったところにあるとしたらこれまた考えてしまう

部屋の感じが何か懐かしいなと思ったら素材は全く違うがヨットのキャビン風なのである、テーブルや棚には色々な楽器が置かれいて何時でも直ぐにセッションが出来るようになっている、お言葉に甘えて亜子米さんの独演会!で皆んなでワイワイガヤガヤ
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# by PUSH-PULL | 2005-05-26 10:48 | 写真 | Comments(0)

植松奎二展

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モノのオモサ
彼はついせんだって同じシリーズでノマルエディションで発表しているがそちらの方は行けなかった、今度の信濃橋画廊の作品はシンプルなコンセプトでまとめられているが、凄い馬力である

作品そのものは大理石にスティールとハードな素材を使っているのだが出来上がりは軽やかなのは植松の植松たる所以であろう、同じテーマのドローイングは見ていて楽しい、題材が似た作品は他にもある例えばルネ・マグリッドの作品にも宙に浮く石の絵があるがそれはそれで構わない

b0057679_8503767.jpg3年?ほど前に彼は壁一面を流れ落ちる滝の映像をエンドレスで流した作品があったが、ずっと見ていると体が浮き上がるような不思議な映像であり絶賛した記憶がある

それまで彼の作品とは明らかに違った新しい境地を見た、今回の作品も映像と立体の違いがありこそすれ同じモノとモノとの関係にポイントを置いているように思われる

よく作品を見て「誰某に似ている」という批評の仕方はある、何時も言っていることだがもし本当にオリジナルのものを作ったとしたら誰にも理解出来ずそれはアートの範疇からははみ出してしまう、ことほど左様にオリジナルとは難しいものなのである

画廊を出てから仲間と飲みに行ったのだが、植松に対して感想を聞こうと話を向けたA氏(仲間の友人とか)はなぜか「作品が古い」と批評、私のさらなる「では何が新しい?」と質問の答えが「ベラスケスとフーコー」とは恐れ入りました、全く理解不能な入り方で会話が成り立たなかった

一つの事例で全てを否定するやり方は確かにあるが甚だ問題がある、もしその例えの知識がないと全く話にならないからである、ベラスケスとフーコーを知っていてもその作品の記憶がないとどうしようもない、その旨を彼に告げてもその他のたとえ話は無しで、彼自身にこの手の美術の知識がないのかそれとも基本的なところで私を嫌悪しているのか?因みに彼の仕事は建築雑誌の編集長である(笑)
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# by PUSH-PULL | 2005-05-25 09:04 | アート・デザイン | Comments(0)

ざるそば

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これは旨い
なかなか自宅で美味しいざる蕎麦にありつけないのだがこれは別格、手作りカメラの会員で手打ち蕎麦を勉強されているY田氏から戴いた蕎麦である

家庭でのテーブルウェアーなので少々お蕎麦には失礼かも知れなかったが旨かった、蕎麦も勉強し出すと有段試験があるそうで驚かされる、初段は無事受かったそうだが二段で失敗したそうだが段が上がると味もよくなるのかしらね?

長年某新聞社でカメラマン生活をされていたが昨年?無事退社その後は色々な趣味事にも手を広げられ人生を楽しまれている

私は基本的にはうどん派なのだが理由は料理のバリエーションにある、また家の近くに美味しいうどん屋さんが出来たこともあり、このブログにも一度書いたが「釜玉」が大好きなのである、それとうどん屋は余り当たりはずれがないのもあるのだが

所が日本蕎麦は旨い不味いがすこぶるよく判る、一度蕎麦を撒くことから始め収穫、石臼、手打ちまで全てやったことがあるのだが、この手打ちがくせ者でヘタに打つと折角丹誠込めて収穫したそば粉の美味しさが半滅するのである、おかげで富山にマイ蕎麦包丁に木曽福島で買った拭き漆の蕎麦鉢(これは高かった)まで置いているのだがなかなか最近出番がない

蕎麦はお江戸が有名で、落語の中でも死ぬ間際に蕎麦をそばつゆにたっぷり浸けて食べたかったと言う江戸の「粋」の話もあるぐらいなのだが元々は大阪が発祥の地である

江戸ののれん御三家に更科・藪・砂場があり一番古いのが「砂場」である、この名は大阪は西区新町の名であるのだが余り知らないのではないだろうか

更科は信州、藪は雑司ヶ谷鬼子母神とか、ついでだがつゆの味の方は「藪の辛いつゆ」「更科の甘いつゆ」「砂場はその中間」らしい
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# by PUSH-PULL | 2005-05-24 10:26 | うまいもん | Comments(0)

奈良町 その2

b0057679_1122770.jpg歓楽街?
古い町並みにぽつりぽつりとスナック・バー・劇場が並ぶ、右側のスターミュージックは勿論18才未満入場禁止であるが、昼間のためか営業中にもかかわらずひっそりとしている、おまけに以前はもっとガチャガチャしていたように思ったのだが建物全体が真っ白に塗装されていて逆に変に目立っている

京都や大阪とはまるっきり違う奈良の歓楽街?はあまりにも静である、昼間のあんなに大量にウロウロしていた修学旅行生は何処へ行ったのかと思うほど、夜遅くになると商店街は閑散となる

奈良町は細い路地が入り込み不思議な町を形成している、客商売のお店と民家が混じり合っていて土日しか開いていない古本屋や(完全に普通の家で商売している)、私が参加した「くるま座」猫展も夕方5時にはクローズでこれだと学生サラリーマンは平日はまず行けない

通常画廊は7時までオープンしているのが常なのだが、さすが奈良!やっぱり奈良!どうしようもない奈良!夜の客を完全に無視していてすこぶる健康的なのである

昨夕も若者達と小料理屋(ここのご主人も猫拓で猫展に参加)で飲んだ後、コーヒーとおしゃべり続きでセンター街の地下にあった喫茶店「黄色い人参」に入ったら客は無し、これ幸いと皆んな大きな荷物もあって2つのテーブル席を占拠したら、なっ何とマスターがツカツカとやってきてしゃべり出す「お客さん別々に座られると困るのでまとまって座ってください!」ときつい口調で言うではないか、余りのばかばからしさに「出る!」この店に連れてくれた女性は丁度お手洗いから戻ってきたところで、私の剣幕の訳も解らずウロウロしていたが、私はとっとと退散!

色々な「へんこ」のおっさんの店を知っているが、こんな応対は始めてで少々頭に血が上ったがよくぞ大声を出さずに表に出た自分にビックリしました
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# by PUSH-PULL | 2005-05-23 11:06 | ご託&うんちく | Comments(4)

奈良町

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窓の装飾
奈良猿沢池から南へ歩いて行く途中で見つけた、シンプルな旧家なのだがこの窓だけがとんでもない過装飾なのである、しかもはめ殺し

中を覗くとアルミサッシらしい引き違いの窓が付いている、一昨年から室内装飾の仕事でバリの装飾を見る機会があったのだがそれに近いぐらいの装飾である、もっともこの窓の方が遙かに緻密で精度は高い

しかし細かく柄を見ていると上部には龍が下部には獅子が彫られ、唐草があったりエンタシスの柱があったり、花や縄の連続模様で囲まれている、建物から見てもどこかの解体された建築物の一部を持ってきたと思われるが余りの重厚さに、ここだけが異常に目立つ,
余りこういったものの知識がないのでどんなところに取り付けられていたのか非常に興味がわく

奈良町は10数年前から見違えるように町並みが美しくなったとか、あちこちに骨董のお店や服屋・蚊帳屋・畳屋などの間にお洒落なレストランやカフェーが点在する、建築規制が有ると思うのは新築のコンクリートの家でも屋根は瓦なのには驚かされる、道路も綺麗に舗装され奈良の古びた風情はもう何処にもない

風化するがままに町が消える姿も見てみたが、それでは成り立たないので奈良町の努力があるのだろう
しかしまだ一度しか歩いていないが、見た瞬間に何か違和感を感じたのは何だったんだろう?

この窓枠の掃除は大変だろうなんてことを考えたり、内側のガラス窓の外面はどうして拭くのだろうと真剣に考えている今日この頃です
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# by PUSH-PULL | 2005-05-22 10:00 | アート・デザイン | Comments(0)

にゃらまち猫展

b0057679_1151422.jpg若者達にまじって展覧会
今日から奈良町文化館「くるま座」で猫展が始まった、昨夕搬入に行っていたのだがほとんどが若者で私と村田は飛び抜けて高齢みたい、30数名の作家達がそれぞれ猫をテーマに作品を所狭しと並べたのは壮観である

大半がどちらかというとクラフト作品で、アートっぽい作品は私を含め数人かなあ・・・アイディアは皆んな面白くて楽しませて貰ったが、いかんせん少々荒っぽいのも多数ある、それはそれで私には無い何かを出していて結構楽しめた

飾り付けがなかなか進まないので私と村田は一番上座の場所を確保しサッサと済ませてしまった、私と言えば写真にイラストに掛け軸に文字にドローイングとそれこそバラバラの出来上がりである、右隣は私と一緒に大阪から出向いた村田氏の平面と動物の焼き物である

掛け軸は洋風の場所だと想定して作ったのだが、ごらんの通り格子戸というまるっきりの純和風で完全に溶け込んでしまっていて少々ざんねんでもある

途中で抜け出し、三条通りの亜子米さんが働く焼鳥屋でたらふく美味しい焼き鳥と焼酎を戴いて最終の急行で大阪へ
日曜日のくるま座で亜子米さんの朗読があるのでまた出かける予定、猫展の飾り付けがどんなになっているか楽しみです
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# by PUSH-PULL | 2005-05-21 11:08 | アート・デザイン | Comments(1)

目線またはアイレベル

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落とし物
丁度目線の高さだったので気になり戻ったら落とし物の鍵、持ち主を捜すのならもっと低い位置が良いと思うのだが、この位置だとまず目に入らないのではなかろうか

私も何度か公園で犬を乗せていくMBの鍵を落としたことがある、何度かは歩いたコースを逆回りして見つけたことがあるのだが、落とす原因はハッキリしていてジャンパーの浅いポケットに入れたのと、犬のウンチの後始末の時の前屈みで落としていることが多い、解っているのだがまたまたその服を着てしまうのである

一度は早朝歩いているおばちゃんに拾って貰ったことがあるのだが、それからはこちらから挨拶するようにしている、一番惨めだったのは鍵が見つからず犬をリードに繋ぎ歩かせ私自身が家まで自転車を担いで歩いて帰ったときである

幸いにも私のは高級!ブランドマウンテンバイクだったので、そのへんのママチャリよりは数段重量が軽くて助かりはしたがね

私の廻りにもしょっちゅう落とし物をする人物がいる、特に財布の場合はかなりの衝撃があるようだ、人生で数回経験があるが直ぐに見つかり瞬間的な悲劇しか経験していないが、何万何十万とカード類を無くすって私にはあまりの恐ろしさで想像することすら出来ない、毎朝起きるたびに「俺って何というダメな人間なんだろうと」懺悔し、立ち直るのに半年は必要で惨めな記憶は墓場まで持っていくこと間違いない

昔給料をそのまま持ち歩く男がいた、たまたま一緒のときに紛失しかも給料日!皆んなでその日遊んだお店を順番に戻ったが出ず仕舞い、彼が給料を全部持ち歩いていたのを始めて知ったわけだが、こんな性格は特に地方出の若者に多いような気がする

デザイン事務所時代、泊まりがけの忘年会で若いデザイナーが通帳・保険証・印鑑を全て持参し部屋の備え付けの小さな金庫に仕舞うのを見て大笑いしたことがある、笑ったものの果たして用心深い行為なのだろうかと考えてしまった

些細なことだが銭湯でもタオルと石鹸と脱衣箱の鍵を洗面器に入れ、洗い場でも浴槽でも水風呂でもサウナでもずっと手の届く所に置く御仁がいて、何と用心深いと思ったのだが私にはイライラさせられる行為でもあった
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# by PUSH-PULL | 2005-05-20 10:22 | 写真 | Comments(0)

静寂

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特別養護老人ホーム
ここは特別養護老人ホームである、訳あって何度も訪れているのだが、何時も帰る頃にはになんだか罪悪感が芽生え始める、ワゴンは全ておむつ各種でいかに普通の施設でないかが解る、人が大勢集まる食堂でも何と静かなことか

b0057679_854358.jpg最初は救急病院でスタート、落ち着いてから大病院へ転院したが病状が良くならないと判断されると必ず3ヶ月目に追い出される、最後に著名なリハビリ専門の病院へしかしここも最初のドクターの意気込みはどこへやら少しずつしか良くならないと解るとハイお引っ越し

如何に保険制度の問題があろうがこの3ヶ月ごとに病院を変わらねばならないのは甚だ問題である

その後やっと北陸のリハビリも出来る温泉病院を見つけて入ったのだがここもシステムは無茶苦茶だった、何せ手伝いのおばはん達は早く帰りたいが為4時前には夕食が出される始末、やっと空きを見つけて小矢部市の新設の特養へ入所出来たわけだが、やっぱり細かいことを言い出すと惨めなぐらい問題があるが大阪では100人単位の空き待ちの老人がいる

最近新聞などで騒がれている特別養護老人ホームの建設問題のはほとんど金儲けだけが目的で、医療とはおよそ縁がないことから始まっている、建築の大半は補助で賄わ資格審査もほとんど裏のコネクションという有様なのだから・・・、まだ脳障害の病院のような残酷な問題はさすがにないが、それでもかなり危ないところがあると聞く

特別養護老人ホームに入れたからと言っても、うかうか病気や怪我は出来ない何故なら1ヶ月以上病院へ行くと自動的に退所と言うことになるのが今の日本のシステムなのである
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# by PUSH-PULL | 2005-05-19 08:12 | ご託&うんちく | Comments(0)

記憶喪失

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ピアニスト?
今朝のテレビネタで恐縮です、のんびりと点てたコーヒーとトーストとハムと生野菜を食べながら新聞を前にテレビを見ていた、我が半珍の負けてしまった記事を苦々しく読んでいたら飛び込んできた

こんなことがあるんやねえ、最初は写真からミュージシャンかなんかのアーティストと思ったら、何と記憶喪失者のお話、イギリスの海岸をびしょぬれでいる歩いている若者がいた、質問をしても何も語らない保護のために施設に入れたが自分のことが解らない

試しに紙と鉛筆を渡すと詳細にグランドピアノの絵を描き上げた(絵としても優れていました)、ではと言うことでピアノの前に座らせたら2時間もクラシック音楽を演奏したそうである、中には彼のオリジナル曲も含まれていたと言うから恐れ入る

だが誰も彼のことを知らない、スエーデンの国旗を書いたのでスエーデンかと問いただしたらそうではないと言う返事、これだけニュースになったらきっと直ぐに知っている人が現れると思うが今朝の時点ではないらしい

でもファンキーでいい顔をしているとも思いませんか?よく映画やドラマで記憶喪失者の話が出てきてそのたびにこちらは白けてしまっているのだが、こうして現実の世界でドラマティックに登場するとちゃらちゃらしたドラマはぶっ飛んでしまう

よく怪我をしたりお酒で酔っぱらった時に記憶を喪失する輩を沢山知っているが、なぜだか私にはそう言った粗相をしたことがないのである、瞬間的な記憶喪失や失念はいつものことでまあ偉そうには言えないのだが、自分がないと言うことは非常に不安になると思う

若かりし頃、眠るという行為すら恐ろしくなったことがあったが、毎日のことなので直ぐにそんな考えは捨てることにした、一時訳も解らず埴谷雄高氏にはまった頃半覚醒状態で暗闇を浮遊することを実践しようとしたが、余りにもハッキリ目覚めるためそれすら経験できなかったのである
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# by PUSH-PULL | 2005-05-18 09:02 | ご託&うんちく | Comments(0)

たばこ

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パッケージデザイン
タバコをやめてもう10数年になる、それまではずっと両切りのタバコを吸っていた、光に始まって富士・ショートピース・バット・新生・パール・いこい・ヤマト・スリーA・・・まだあったなあ

前にも一度書いたがタバコの自販機を見て愕然とした、これがタバコのパッケージ、信じがたい!かっての面白さと豪華さと軽やかさと・・・様々なグラフィック感覚が一切ない

売られているタバコもセブンスターとマイルドセブンとキャスターでだけで大半を占めている、早い話が売れないタバコは知らないと言うこと、となるとは吸う側には選択権がない、ならばどうしてJTはあれほどまで多様なタバコの種類を販売しているのだろうか?
どこに行けばピース・アコースティックやキースやゴールデンバットを買えるのであろうか

1946年にピースが発売されたとき、海外のデザイナーのレーモンド・ローウェイに何百万モノデザイン料が払われ話題になったモノである、身びいきかも知れないが素晴らしいデザインである、その後も1960年に和田誠に依頼してデザインされたハイライトのパッケージも良い

それに比べてこの写真の中のタバコのデザインは何なんだろう、これらのデザインはまさに「買わんといて、これタバコちゃうで」と訴えかけているぐらい明るい色ばかりで軽薄で軟弱である、貧困さに輪をかけているのが同じ銘柄のバリエーションで調べたらマイルドセブンだけで24種類、キャビン9種類、キャスター10種類

嫌煙が高まる中、喫煙家には住みにくい世の中になって大変である、アメリカなどは嫌煙運動は異常である、公共の施設及びありとあらゆる人の出入りするところは100%ダメになっているのだが、多分日本もそのうち同じようになるかそれともヨーロッパのように個人主義の方へ向かうかは不明であるが、吸う人間には気が気でないであろう、気の弱い人は早めに止めた方が無難

タバコも酒も付き合うなら濃い方が旨いわけで、わざわざフィルターを付けたり水で薄めることはない、タバコも一服吸ったらクラクラして暫くは吸いたくなくなるぐらいが良い、ましてや一箱も吸ったら間違いなくニコチン中毒!

パッケージも色っぽいモノからマンガにどぎついモノまでありとあらゆる誘惑が・・・
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# by PUSH-PULL | 2005-05-17 10:02 | ご託&うんちく | Comments(0)

公園ののらら、集まっていることが多いです


by PUSH-PULL