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釣り銭勘定

b0057679_835311.jpgありえない感覚
猫の缶詰が無くなったので直ぐお隣のイオンへ出かけた、何故かペット用品の売り場が1Fから3Fに移動し広さが5倍ぐらいになった、ペット産業がどんどんと増えているのは、いきもの好きの私のしては不気味でしかならない

私のここ16年の経験からすると、私の知るペットを飼っている人たちは9割方は本当に動物が好きなのかと思う、他の犬への対応を見ていると動物好きはほんの僅かで、大半「○○ちゃん」だけが好きなだけに見える、高価な首輪に衣装、犬猫にしたら迷惑ではと思ってしまう、それが証拠に少し大きな犬が来たりすると絶対に近寄らないのだから

てなことはさておき、レジで猫缶の代金309円の支払いに1010円出したつもりが,レジのお姉様は何の躊躇もなく791円の釣り銭を出した、釣り銭を見てはたと10円と100円を間違えたことに気づいたのだ

チト頭に来たので一言
「確かに出し間違えたのは私だが、309円の買い物に1100円出す人間がいるわけ無いやろ、なんで一言いうてくれへんねん!」
「・・・・」彼女は何の謝りもなく軽く首を下げただけ

「責任者出てこい、どんな社員教育しとんじゃ〜!」と言いたかったなあ、お陰で小銭入れが一杯になってしまった

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原稿を書いていたら丁度ラジオから一青窈の歌が聞こえてきた、花としては桜に匹敵するぐらい好きなハナミズキ、町で見かけるのは白い方が圧倒的に多いのだがピンクもなかなかよろしい

 空を押し上げて
 手を伸ばす君 五月のこと
 どうか来てほしい
 水際まで来てほしい
 つぼみをあげよう
 庭のハナミズキ
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by PUSH-PULL | 2011-04-30 08:44 | ご託&うんちく | Comments(2)

非存在

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風景と時間
先日スカイビルに映画を観に出かけたのだが、ガラスや鏡の構造物というものは周りの景色を取り込み、見る角度によって違った姿態を見せてくれる

昔、遊園地にガラスと鏡の壁の通路があったのだが大好きだった、地面を見ると直ぐにルートが判るのだがそれでも面白かった

印刷物の迷路も大好きで一冊の本の最初から最後までが繫がる迷路という本を買ってやったことがあるのだが、いつのまにか迷路ブームなんてすっかり忘れ去った感がある

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映画館のあるフロアーから開場待ちで眺めた大阪の玄関口梅田、特に北側は一秒単位で脱皮増殖していて驚かされる、次々と新しいビルが生え空が狭くなっていく、大阪駅ビルもこの連休にオープンだとか

さらに変わっていたのは下に見える貨物の数の多さ、私のここ何十年かの記憶はこのコンテナヤードに貨物が一杯ある光景は見たことがない、景気が良くなったと言うことは考えられないのだが・・・

そう言えば大阪梅田阪急百貨店の改装新築工事がまたまた延期だとか、これで3度目の延期なのだが、新聞の記事について阪急の母体のH2Oはそのことを認めていないという不思議な出来事

一番最初の計画では今年の春にオープン予定だったのだ、新聞の記事では解体する旧百貨店の図面が無いことと地下に阪急百貨店の基礎のコンクリートのかたまりが見つかったからと書かれていた

この記事にはどうも「?」が付く、旧百貨店は竹中工務店、今度の大改装に当たって初めての入札を取り入れ同じ竹中が落札、だが建築が始まってから何故か竹中が辞退、旧図面などは大昔の建物ならまだしも間違い無く竹中にはあるはずで、さらに高層建築の場合早くに何カ所もボーリングを行い土質を調べるのが普通

数年前に阪急のショーウィンドウを、USJのイベントがらみでデザイン施工したのだが、丁度その時に聞いたのが竹中の辞退話、提出した図面を全部引き上げたとか言っておりました

さらに竹中の後を請け負ったのが大成建設、その大成がまたまた辞退するという普通では考えられない事態が起きている,普通発注してからゼネコンが降りるなんてことはまず無い、よほどの金銭トラブルか無理難題の押しつけか・・・阪急ならありうる話なのでどうしても勘ぐってしまう

現在阪急百貨店周辺はあっちゃこっちゃ工事中で、通路がそのたびに変わっていて大迷惑、これが竣工延期となると地域の発展にも汚点を付けかねないだけに問題なのだ

それはそうと何でこんなとこと阪神が合併したんやろなあ、張本人の村上なにがしはその後逮捕され有罪判決の後上告中、ホリエモンもそうだが200億を直ぐに支払ったり、保釈金5億円を現金で払えるってどんな商売なんやろね
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by PUSH-PULL | 2011-04-29 08:46 | ご託&うんちく | Comments(0)

辺見庸が大震災を語った

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教育TV「こころの時代」辺見庸が語る大震災ーー瓦礫のなかから言葉をひろってーー を見ました
3/11以後、このブログに何度も逃電原発事故の話を書いているのだが、何時もむなしさというか割り切れない気持ちが残っている、友人からのメールで大好きな辺見庸の番組を見た

放送が日曜の朝五時からだったのでビデオに取って後から見た、そう言えばわたしのビデオもこの7月半ばで使えなくなるのだ、一時間程の番組だったが、私の何とも言えない閉塞感をほぐす糸口らしきものが見えてきたような気がする

私と同世代の彼は新聞記者時代に世界各国の戦地に出向き記事を書いてきた、私は彼の「もの食う人びと」を読みいっぺんに好きになり、先に書かれていた芥川賞の「自動起床装置」など次々と読んだ

彼の大阪での講演会では`06年`07年と聞きに行ったり、彼は脳梗塞で一時は危ぶまれたのだがリハビリなどで見事に復帰、生で聞く彼の言葉はとんでもない迫力と説得力があります
http://pushpull.exblog.jp/5107176/
http://pushpull.exblog.jp/6366856/

東日本大震災を「宗教的予言」だの「天罰」などの発言で受け入れるのはもってのほか、彼は石巻出身なのだが脳梗塞の後遺症でふるさとに赴くことも出来ず、後輩のカメラマンから大量の現地写真を送ってもらいずっと考えている

その写真もテレビで希釈されたものでは無くずっと迫力がある、想定外などという「ありえないことは ありえない」、それは「起こりうる」さらに「さけられないもの」として成り立つ

さらに詩人のテオドー・アルドノやアルベール・カミュの「ペスト」を例に引き、一番大事なのはこれまでの真綿に包まれた幸せなど続くわけもなく、真価を問われているのは「個人」、人は人にたいして「誠実」であること・・・

被災地の映像と共に朗読された彼の詩が印象的でした
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「どれかひとつだけ教えて欲しい」
わたしはまだ立っている
潜望鏡のように
3月の水は瞳孔このすぐ下まできている

さっきカヤネズミが
横倒しにながれていった
虹彩をかするようにして
ガラスビーズの眼が
わたしをちらりと見た

わたしはカヤネズミの眼に問うた
やつぎばやに

ー洗われているのだろうか
ーながされているのだろうか
ー壊されているのだろうか
ー造られているのだろうか
ーこれは<後>なのだろうか
ーこれは<前>なのだろうか

カヤネズミはキキと笑って
角膜のむこうにながれていった
ガラス体が水で一杯になった

世界は惨出させられていた
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我々は「人間の生がバラバラの部位になってしまう」と言うことに対し、考えると言うこと持っていなかった、マスコミは起こりうる予感を排除してきてしまったのだ、人間は個でなくなってしまい「異」を唱えなくなってしまっている、ましてや優しさの押し売りは必要ない

放射の水や瓦礫の中に落ちている言葉を拾い集めねばならない、言葉とは関心の表れなのだから・・・絶望とは一つの能力である、悲しみと絶望を深めることが這い上がる糸口になると

いかがですか?興味がおありでしたら是非再放送を見てください、普段バラエティ番組だけしか見ない人はチトしんどいかも知れませんが、それだけの意味はあります
再放送:4月30日(土)13:00〜14:00 NHK教育テレビジョン(地上波)

今朝の新聞をみて驚いたことが一つ、あの橋本が「原発の新規建設を止める」という脱原発発言、これからの方針はまだ見えていないが関西圏の知事にこれから働きかけるという、発言力があるだけに今後に注目したい
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by PUSH-PULL | 2011-04-28 08:53 | カルチャー | Comments(0)
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緩やかな超現実
朝から20度越え、早朝徘徊から戻ると身体が汗ばんでいる、風が心地よい季節がやっとこさ来たのかなあ

何でも無い光景なのだが、微妙でゆる〜い緊張感があり採集、この写真を見て「何処がオモロイねん」と思う方が大半かも知れません

フェンスと置き忘れられた鍵と傘、シュールリアリズムの表現にロートレアモンの「手術台の上のミシンと こうもり傘の偶然の出会いのように美しい」と言う言葉がよく引用されるが、正直なところそんな物何処が美しいかと思う方が普通であろう

方や無作為な配置、後者は明らかに意図的な出会いのシュールな緊張感

木の根っこを見て嘔吐を感じたり、足が地面にめり込み植物になったり、桜の木の下に死体を見つけたりと、世の作家達はとんでもない発想をするものだ

リアルという現実から遊離したオブジェ、そこに緊張感を思考しアートの世界まで昇華させる作家の業、ある人には何でも無い光景が意図的に切り取られることによって感動を呼び物語が始まる

なんなんだろう
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53億円と4億円、前者は粉飾決算で有罪で懲役2年6月、後者は政治資金収支報告書の記載漏れで抗争中、どちらも億単位で我々庶民とはなかなか実感のわかない金額だ

個人的には二人とも好感を持つ男ではないのだが、何故か前者はマスコミの寵児ともてはやされ、実刑を喰らった今も若者のカリスマ的地位をまだ少しだが保っている、昨日の記者会見の発言には少し驚いたのだが、反省の気配は一切無く一方的に無罪主張と検察批判、どこか有罪さえ楽しんでいるようにも見える,後で知ったのだが粉飾決算で実刑判決を喰らったのはホリエモンが初めてとか、となると彼も生け贄なのか

ところが後者は、政治とマスコミの結託で完全にはめられた感がある強烈なバッシング、この違いはどこから来ているのだろう

管の様変わりには惨めさが漂う、かって反原発発言を確かしていたはず、首相になった途端自民よりも酷いぐらいアメリカべったり官僚べったり、こんな管を誰が想像していただろうか?「もし」の設問は大嫌いなのだが、小沢が陣頭指揮をしていたら逃電福島事故は少しはましな結果が生まれただろうとおもうのだが
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by PUSH-PULL | 2011-04-27 08:52 | 写真 | Comments(0)
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ほねほね
で、昨日の続きです、何年も前になるのだがブログで取り上げた田辺由美子さんの個展に行ってきました、入った瞬間ちょっとしたカルチャーショックを受ける、作品の素材で驚かされたのである。場所は松屋町筋にある應典院のギャラリーで5月8日(日)まで開かれています

前の個展はもう4年も前になるのだが、アクリルの卵が非常に印象的で面白かった,今度のテーマは「骨」、前回もそうだったが発想がユニークでしかも仕事が非常にレベルが高く美しい

往々にして発想の面白い作品は仕上がりがイマイチの人が多いのだが、彼女の場合はどちらも完璧、昨日のブログに「素材は何でしょう?」のメッセージを書いたのですが、反応は
・砂糖
・陶
・魚??

上の作品は、煮干しの金属感を出したかったとかで、透明の樹脂の中に見事に密封、豪華な装飾品のような美しさで近寄ってみないとこれがジャコって判らないぐらい、樹脂に気泡も入らず綺麗に仕上がっている

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こちらは会場で一日がかりで魚の骨を並べたコラージュ作品、魚の骨の脱色と臭い消しが大変だったようで、入れ歯に使うポリデントが効果的だったそうだ(笑)、最後に白に塗装してから展示されている

ちょっとクラシカルな服飾の世界に誘う柄で、これもとても魚の骨とは思えませんでした、全部使った魚は食べたそうでマグロの骨だけが入手出来ず、ネットで購入したとか

マグロに鯛にめばるに・・・市販されている魚が一杯、29日(祝・金)に鯛のあら炊きを振る舞うそうで、食べ終わった骨はまた作品に使われるそうです

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こちらは魚の体長と同じ長さの径の額に入れられた魚の骨、対照にならべられ模様化されている、昔ギター作りを経験されたことがあるそうで、自分で治具まで作りルーターで円形の額を制作されている

額まで作る作家さんは少なく、先日見た国際美術館のコレクションの名画などは、これでもかというほどデコレーションされた額に入っていたのだが、マネやセザンヌが額を作ったという話は聞いたことがありません、それにしても楽しい展覧会です
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by PUSH-PULL | 2011-04-26 09:05 | アート・デザイン | Comments(4)

春の忘れ物

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自粛・自立・自由
新聞のお天気は晴れマークだったのに、早朝徘徊から戻ってくると,突然かき曇り雷鳴と雹(書けませんでした)、猫たちがおびえ家の中を走り回っております

今年はついに花見をしなかった、京都時代は東山の中腹にあるアトリエの屋上で、京都市内を見下ろしながら下から舞い上がる桜の花びらを杯に受け、仕事仲間達と手作り料理とお酒で舌鼓

バブリーな時代には友達が中之島でバンドを入れたりコックさんを入れたり、それはそれは豪華な花見もありました

桜と言えば毎年毎年桜と名の付く歌が次々と出てくる、他の名前なら真似してと間違い無く言われるのだが,桜だけは固有では無く完全に一般名詞なった希有な花かも知れない

昔は「さくら」しかなかったのに、そこに森山直太朗の「さくら」が加わり、コブクロとケツメイシの「桜」、「桜坂」「SAKURAドロップス」「SAKURA」「桜色舞うころ」「桜木町」「サクラ咲ケ」「桜の木になろう」・・・歌好きならみな歌えるのでは無かろうか

そう言えばお酒抜きの花見をしたことがない

土曜に松屋町にある應典院のギャラリーへ田辺由美子さんの個展を見てきました、詳しくは明日アップいたします、さて素材は何でしょう?
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by PUSH-PULL | 2011-04-25 08:55 | 写真 | Comments(4)

原発人災事故のゆくえ

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人さまざまとも言っていられない
久しぶりに一人でショットバーを覗いた、同世代のおっちゃんどものなんと脳天気なこと、半珍キャッツ話で盛り上がるのは面白いのだけれど、こと原発事故話になるとそうも言っていられない。無関心ならまだしも、原発の必要性だの慎太郎の天罰発言容認だのが飛び出すと問題である

お年寄りが戦後60年以上も経って、未だに戦争の話を自慢げに話されると非常に抵抗感を感じていたのだが、私自身3.11以後物事に対する対応がかなり変わってきているのに気づく、特にお笑いやそれまで無関心だった物事に敏感になっている

現地ではこれからもさらなる苦痛が継続するが、ほんの少しだがマスコミでもまともな記事を見かけられるようになった

・「自衛隊員がレンタルビデオショップで下半身露出」なる記事に驚いたのだが、理由が被災地での遺体搬送のショックが強く2度と行きたくないとの犯行だった、今後こうした事件が多数出てくると思われる

・上の写真はフライデーからの無断転載だが、一般紙やテレビでは絶対観ることの出来ない光景が一杯、立ち読みでも良いから観ることをお勧めいたします、福島原発修復作業の前線基地のスポーツ施設(ホテル)写真、下請け作業員はトレーニングルームの床に雑魚寝、逃電社員は客室スペースで寝る

・停電で急に脚光をあびたのが東京ガスの自家発電機「エネファーム」、政府の補助があっても100万単位の高額商品、驚いたことに停電になるとガス発電出来ないと言う優れもの?なので問い合わせた人から大顰蹙
ところが最初東ガスは電気が無くても可動するシステムの技術を持っていたのだが、お上の「電気事業法」の制約で停電時には停止しなければならない、勝手に個人が電気を作ってはいけないという馬鹿な法が堂々とまかり通っているのです

・無料の「大阪日日新聞」が投函されていた、大阪日日と言えば夕刊紙で娯楽風俗のイメージしかなかったのだが、いつの間にか硬派路線新聞に
2面に反原発のコラムが載せられ、オーム事件のドキュメンタリー映画「A」で好きになった森達也の東北大震災のレポート記事、さらに「橋本と維新の会の多数派行政の危険」と一般紙にはまず載らないであろう記事があり嬉しくなった

一週間無料購読のチラシが入っていたので早速申し込みましたが、同じマスコミでこうも違うのかと改めて認識、出だしのショットバーのおっさんどもはどこから情報を得ているのか非常に問題である
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by PUSH-PULL | 2011-04-24 10:16 | ご託&うんちく | Comments(0)
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「浅野潜さんと映画を楽しむ会」
今月は子供心に凄いタイトルだと記憶の片隅に残る「赤線地帯」、調べて初めて知ったのだが溝口健二の遺作の映画でした

監督も巨匠なら役者人も豪華版、特にアプレガールの娼婦京マチ子と客を手玉に取り金を貢がせる若尾文子の美しさが光っております、男優人も脇まで知った顔ばかり、ポスター以外では進藤榮太郎・十朱久男・加藤大介・多々良純・・・ポスターは天然色ですが映画は白黒、公開されたのは1956年

私が性を意識しだしたときには売春禁止法が施行され遊郭はすべて非合法営業、ちなみに売春防止法が施行されたのが1958年3月31日、しかし非合法のまま売春は形態を変えつつ継続し、さらにありとあらゆる性風俗産業が誕生し繁華街を席巻しております、その世界ではこの映画のように悲惨な人の売り買いなんてことがまだあるのかしらね

映画を観た場所がこれまた、かって年間の遊客が200万を超すと言われた、日本最大の遊郭松島新地の外れにあるシネ・ヌーヴォと言うのもなんだか面白い

映画のタイトルから少しはお色気話かと思いきや、全編社会派のストーリーで売春婦哀史、何時ものあら探しは皆無で良くできた映画でした、一つだけ難があるとしたら音楽の黛敏郎

怪談物なら何とか我慢できたかも知れないと思わせる現代音楽風、この映画には完全にミスマッチ、凝り性の溝口監督がよくぞまあOKを出したと思ったら、浅野さん曰く溝口さんは音楽の方はもう一つだったそうで納得、それにしても音楽が映画鑑賞の妨げになると言う珍しい映画でした

そう言えばこの映画の頃の黛敏郎は安保反対をしていたのだが、その後彼が司会を務める「題名のない音楽会」の頃には超タカ派に転向、今の慎太郎では無いが発言で良く物議を醸し出していましたな

遊郭で働く女性達のたくましさ、それに比べ出入りする男達の情けないこと、ラストシーンで遊郭で下働きをする生娘が初めて化粧をし、お店の前に立ち恥ずかしそうに客を引く姿が非常に印象的でありました
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by PUSH-PULL | 2011-04-23 07:45 | カルチャー | Comments(0)

身にあった読書方法とは

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春眠と言いたいのだが,まだ寒いやんけ
時々散歩コースで見かけるヨーロッパの文豪風のおっちゃん、さしずめバルザックかマルクスか、本が好きらしく何時も読んでいる,顔見知りの人たちが本を差し入れているようなのだが,重たい本は苦手で文庫本がよろしいとか

遊歩道にはらりと落ちた文庫本が印象的で記録させて頂きました、場所は大阪中之島土佐堀川沿いの遊歩道、遊歩道と言ってもブログに何度も書いているが大量のフェンスで痛々しい歩行者専用道路である

私の本をと思ったのだが、このおっちゃんの好きな本は時代劇、我が文庫はSFにミステリーにアートに思想的な本ばかり

最近の私と言えばフィクションが辛くまるで頁が進みません、新聞も雑誌も殆ど流し読みで正直なところ読み込んでおりません

数日前まで友人のガリバーが滋賀は石山寺の庵に3週間入っていたのだが、持ち込んだ本が200冊とか、勿論テレビもラジオも無く自炊、門からは出ること叶わず買い出しも友人に電話して買ってきて貰ったとか

石山寺と言えば紫式部と松尾芭蕉が有名だが、ガリバーが生活した庵の前の住民は島崎藤村、彼は「俺でこの寺にご厄介になるのは4人目」と豪語しておりました

それにしても200冊は凄い、私の一番の読書場所は電車の中で集中できる、勿論飛行機もそうだが、ある一定の時間束縛されたと理解した途端読書が進むのであります

待合も良く読めるのだが、以前入院したときこの時ばかりと難しい本を一杯持ち込んだのは良いが一冊も読破できず、病院は軽い本がよろしい

でも、気持ちよさそう〜
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by PUSH-PULL | 2011-04-22 08:42 | ご託&うんちく | Comments(2)

カメラ雑誌の立ち位置

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いつもの立ち読みですが
今朝、散歩から帰ってきたら模作君が家の前でお出迎え、慌てて家に飛び込んだ、ちゃんと閉めてから出たはずなのに、なんでやねん

最近はとんと雑誌購読をしなくなった、昔は文芸雑誌をよく読んでいたが今は皆無、たまに芥川賞作品が載ったときの文藝春秋を買うぐらい

ハウツー物で良く買っていたのはパソコン雑誌にヨットに自転車、おもしろグッズに釣りにカメラ、え〜っとほてから・・・、今購読しているのは新聞と「週間金曜日」

最近の雑誌は立ち読みするだけ、面白い特集があったりすると買ったりもするが滅多にない、さて今日の写真だがカメラ雑誌の棚で例によって立ち読み

昔からカメラは大好きで、クラシックカメラからデジカメまで棚にほんの少し?飾られている、撮影も大好きなのだが、カメラ雑誌を買わ無くなった理由の一つが掲載されている写真が面白くないことにある、何十年も一つも変わっていない、掲載されるプロのまねをしてもせいぜい商業写真の技術がほんの少しましになるだけで、本来の写真とは別の物である

定番のアサヒカメラと日本カメラをパラパラめくって驚いた、両誌とも東日本大震災と福島原発事故とはおよそ無縁で関連写真が一枚もない、まさに震災何処吹く風で平和な国そのもの

勿論両誌とも報道雑誌ではないので、必要ないと言われればそうかも知れないが、少なくとも写真と言うメディアは他の雑誌と違い報道の一面を持つのは間違い無いと思う

かろうじて活字で見つけたのは、日本カメラの赤瀬川原平氏の連載「目で触る」、原発事故に絡む電気不足に絡ませ、アナログカメラとデジタルカメラの存在意義を書いていたぐらいだ、どんどんとカメラ雑誌から遠ざかる〜・・・
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by PUSH-PULL | 2011-04-21 08:54 | ご託&うんちく | Comments(0)

きりっとカメラ目線ののらら


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