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「ライブミーティング・オブ・ポエトリー&アクション」を観る
今朝の室温4度、仕事をするのがちとためらわれるが、散歩から戻るとその4度が暖かい、今日のブログはちと長い

土曜日に奈良駅近くのスタジオワルハラに、友人の詩人亜子米さんとパフォーマー大橋範子さんが企画した「詩と行為が交わるための場所」なるイベントを観に行った

丁度行きの電車の中でミシェル・フーコー話を読んでいたのだが、「自分の存在そのものが芸術作品とする者と、自分が存在するするなかで芸術作品を作っている者たちととに違いがあるか?」なる話が書かれていた、存在そのものが芸術なるモノは今では存在しないとか

さらに「自分は何者かという問いは無意味で、重要なのは何をなすかである」とも、自分の存在を芸術作品とすることとは、ひょっとしたらそれがパフォーマンスなのかも知れない

冷え込み中駅近くなのが助かる、面白いスペースでスタジオは普段映画を上映しているとかで一見小綺麗な倉庫風だが、このスペースの大きさにしたらとんでもないでっかい劇場用のスピーカーが3セットも鎮座している、廃業した映画館から引き上げてきたのだろうかそれとも自作?

ちょっとしたスナックとお酒が用意されていたのが嬉しい、始まる前にビールを一缶

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by PUSH-PULL | 2011-01-31 09:14 | アート・デザイン | Comments(8)

ちびたい

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やっぱり冬は寒いやんけ
夜更かしでちびっとだけ朝寝坊してしもた、今朝はド快晴でむっちゃ寒い、この冬いっちゃんちめたい、阿呆が撒いた水がみんな凍って危ない、お陽さんにあたるとほっとするのだが、金属製のコンデジがこんなにもちめたいとはああ知らなんだ

メールが入ったので返信しようと思たんやけど、手袋を脱いだら指はかじかんでまともにキーが打たれへん、おまけに僕のケータイはスライド式やからよけいキーは小っちゃい、打ち間違いだらけでわろてもた

昨日は夕方から友達のイベントを見るため夕方から奈良へ、会場がJR奈良駅近くだったのだが考えれば初めて大和路線を利用

大阪も寒いけどやっぱり奈良は寒い、遅くに終わり再び奈良駅へ、来しなは満員やったけど帰りはガラガラ、難儀なことに暖房がほとんど効かず寒いことこの上ない,酔い覚めかなぁ〜

私の前の若い兄ちゃんもニット帽に手袋をしたまんま、新今宮で大和路快速から大阪環状に乗り換えたのだが、時間待ちのホームのちみたいこと、たまらん

奈良行きの方はホームは人が一杯で入ってきた電車も満員、同じ駅なのに何という人口密度の差(笑)

駅を降りたのは良いがやっぱり寒いのだ、夜中の町はたまりません、家にたどり着く途中で挫折、ショットバーでお湯割り飲んでしもた、体をあっためたてから我が家にまっしぐら

玄関のガタガタの戸を開けると夜中なのに猫が二匹お出迎え、始まったばかりのサッカー観戦したのは良いが、0−0のまま前半が終わったとこで寝床へ

今朝も仕事場の椅子に座ると直ぐに猫が膝に飛び乗ってきた、下の水鳥はカワウかと思ったのだがどうも違う、帰って図鑑を見たが判らなかったのだ
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by PUSH-PULL | 2011-01-30 10:24 | 写真 | Comments(2)
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同じ酔いでもまるで違う
毎朝の散歩のお陰で,それまでの日常と乖離した風景に出合えて楽しんでいる、それが橋と水鳥と船

前回の船話の時にヨットの乗っていた話を書いたが、私はヨットに乗ると間違いなく酔う、何でこんなところにいるんだと悩むが陸に上がるりしばらくするとまた帆走したくなりそしてまた酔う

お酒の酔いと船酔いが一緒になるとこれは最悪で、車のように降りるなんてことは出来ないのでひたすら耐える、耐えたところで辛いものは治まるわけはない

ありとあらゆる酔わない方法を試したが効いたためしがない、一つだけ少しは効果があるのは車と同じでラダーを握り操船すること、意識と視線が自分の意志で変わるため対応しやすいのでは無かろうか、船酔いの兆候は最初にのどが渇き始めそしてあくび、このあたりは酔いだとなかなか認識しないのだが、直ぐに本酔いが始まる

ヨットの場合、これが時化などの時は酔っている閑もないぐらい大変なことになる、ライフジャケットを着用し、ロープとカラビナで体とヨットを繋ぐ、クローズドホールドで切り上がるときは、艦舷が海面に浸かる程傾く

ランニング状態で進むときは後ろから海水をかぶり、逆の場合はバウスプリット(艦首)が海面に突き刺さり、大量の海水を正面からかぶることになる

あの堀江さんでも最初は必ず船酔いし食事も出来ないぐらいになるとか、それが一週間ほど続くと船酔いが治まり、それからはどんなことがあっても酔わないらしい

長旅で面白いのは、規則正しい揺れが長時間続くと、陸に上がってからも体に揺れが残り、トイレでしゃがんでも布団に潜り込んでもずっと体は揺れ続くのである、こうなったらその揺れを楽しむしかないのだ

これはシュノーケルを付けて海面をプカプカと一時間も浮いていたら判るのだが、海岸に上がると間違いなくよろけてまともに歩けない、たったの一時間なのに
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by PUSH-PULL | 2011-01-29 08:59 | ご託&うんちく | Comments(0)

さかしま

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同じ写真なのに違った風景
昔読んだ好きな小説家ユイスマンの小説に「さかしま」と言うものがある、貴族の末裔が放蕩のすえ財産を食いつぶすという、どうしようもない男の話なのだが、隠遁生活の趣味が尋常でない、この人工楽園は一読の価値あり

「さかしま」とは「道理に背くこと」であり、まさに逆さま状態をいうのであるが、デザインや絵を描いているときバランスを確かめるのに横にしたり逆さに置いて見ることがある

面白いことに、まるで違った空間が出現するのである、観光地にも股覗きなる場所があるが、見慣れた景色が一変すること間違いない

怠惰という意味でさらにその上を行くのが、ロシア文学のゴンチャーロフの「オブローモフ」、二〇前後の私の生活のようで驚いたものだが、丁度この本を読んでいいるときに「お前みたいやな」と言われたことがあるぐらい何時も家でゴロゴロしていたのだ

偉そうなことを言うだけで自分は何もしないことを「オブローモフ主義」と言うぐらい、理想は述べるのだが怠惰で無関心の固まり、これ以上書いているとまた誰かに言われそうですな

毎日見る鏡も不思議で、鏡で見慣れた顔は実は自分の顔ではない、鏡で顔が反転されているので左右が逆、写真で撮った顔の方が真実に近いのだが逆に見慣れていないのでどこか自分と違う、これは声にも言えることで録音した声を聞くとまさに別人なのだ
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by PUSH-PULL | 2011-01-28 08:37 | 写真 | Comments(0)
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持つべきは友
先日Panasonicのlet'snoteのことをブログにアップし,今も時々遊んでいるのですが、同じ友達から今度はカメラ一式を戴いた!!!

このカメラは友人が初めて自腹で買ったカメラとか、スキーが好きで五大陸のスキー場で滑るのが夢だったとか、アメリカにカナダにニュージーランドに・・・、新婚旅行も確かスイスサンモリッツまで行ったぐらい、そしてそのお供にこのカメラは何度も飛行機で海外旅行をしてきた

私のカメラ遍歴も長いのだが、ペンタックスのKマウントにはとんと縁がない、日本最初の一眼レフは前身の旭光学の「アサヒフレックス」、今はニコンとキヤノンに抜かれてしまったが,技術的には凄い物を持っている

戴いたカメラはPentaxK2、このシリーズのフラッグシップカメラに位置する、大事に使われていたのかボディーの角は味のある使用感があるものの目立った傷やへこみは一切無い

ビックリしたのはファインダーの差し込みカバーが付いていたこと、私なら間違いなく1週間で無くすであろう小物である、私の扱いとエライ違いで参りました

電池を入れ変えるとオート撮影からすべて問題なく作動、レンズは純正の35㎜/F2、55㎜/F1.8、135㎜/F3.5、ペンタックスのマウントを付けた大沢商会の100〜200㎜/F4.5と全部揃っている、どのレンズもカビや傷もなくどんな保存をしていたのだろう

ところが遊びがてらOSAWAのズーム装着したのは良いが,外すときマウントだけ残してスクリューのレンズだけ外れてしまった、これは問題あり(笑)

発売が1975年(72600円)でもう35年も経っているとは思えないのほど綺麗、さらに使っていなかったのか傷のないフォード類にカバーとケース類、取説類まで全部揃っている、足らないのはカメラケースの前の部分で、間違って焚き火で焦がしてしまったとか

マニュアル撮影の他に絞り優先のオート撮影が出来るので,一つの理想的なカメラでもある、これでマクロレンズがあれば私としては言うこと無し

改めて自分のカメラの扱いの荒っぽさに気づかされた次第、反省しております、さて何を写しに出かけようか
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by PUSH-PULL | 2011-01-27 09:01 | ご託&うんちく | Comments(2)

焼き芋ならぬ「チン芋」

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忘れてた調理器
この冬はサツマイモが安いような気がする、毎年芋を買うことは滅多にないので、安いと言ったもののこの安いという感覚には自信がない

中くらいのが百円を切っていたので2個買うことにした、年末に台所を思いっきり片付けたのだが、ずっと前に遠〜い親戚から形見分けに戴いた陶器の鍋があったのを思い出したからである、もちろん一度も使ったことはない

早速サツマイモの壺焼きを作ることにしたのだけれど、鍋に付いていたマニュアルを読んでみたビックリした、陶器なのに電子レンジ専用の鍋なのである、赤外線云々と講釈が書かれレンジで色々の料理が出来る

芋を二個入れてレンジ強めで15分、蒸らし3分、熱々を戴いたのだがあのほくほく感がイマイチなのである、美味しいのだが後一歩だった、写真では冷たく見えるが実際は素手では触れないぐらい熱い

このお芋さんの種類だと以前作って大好評だった中華のスイートポテトの方があっていたかしらね、流通が進んだお陰か、品種が改良されたのか、スーパーに行くと色々な芋が売られている、安納だの紅なんちゃらだの金時だの一杯ありました

昔も今もそうだがどうも電子レンジに抵抗感がある、これは携帯電話にも言える、便利なので最低限の恩恵を給わっているので声高に反論するのは少しだけ気が引けるのだが

私の記憶では町に売りに来る焼き芋って高いというイメージしかなかったのだが・・・
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by PUSH-PULL | 2011-01-26 08:57 | うまいもん | Comments(2)

面舵、取り舵

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船、舟、ふねばなし
基本的に私のブログの写真は撮したてホヤホヤの絵が多い、橋の写真などは休みの日に撮り貯めしたものを調べながら小出しにしてアップしているのだが、その橋の写真もしばし途絶えたまま・・・実は寒い(笑)

船の方は毎朝の散歩で時たま出合ったときに撮影して保存しています、今日はその一部をアップ

大阪市内の川の船は中之島周辺の観光船を除くとすべて、工事用の船か砂利運搬船、大阪湾で見る船とは趣がまるで違うのはしかたがない、だが問題は川面と橋との差が少なく、特に堂島川の場合大潮の満潮時は川を遡上することが出来ない、仕事といえど川と相談しながらなのがユニークである

大阪湾の大型タンカーなどは間近で見るとその巨大さに圧倒されるが、普通見ることはない、以前少しの間ヨットに乗っていたときは客船やタンカーとすれ違うことがあったが、車と違って遠くの船も見つけてもそばに来るのに30分以上というのはざら

もちろん海上の規則は決められているが、車線ならぬ小型船の航行ははええ加減、特に帆走しているときは航行が真っ直ぐではなくジグザグになるので要注意、取りあえず大型の近くに寄るとその引き波が半端ではないので、近寄らないのが無難

外国船籍の大型タンカーになると、大阪湾に入ってくるときはタグボードが付き港に着くまで誘導している、ヨットがちょっとで近寄ろう物なら直ぐに強烈なホーンが鳴らされ驚くこと間違いない

※ちなみに「おもかじ」は右へ転舵、「とりかじ」は左ですがこれはあくまで日本の話、船は右側通行で面舵は「スターボート」で、取り舵は「ポート」と言います
ヨットレースなどでは船同士が接近することが多く、「スターボート」って怒鳴り合っております
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by PUSH-PULL | 2011-01-25 09:05 | ご託&うんちく | Comments(2)

付録雑誌

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電子書籍
本屋の女性雑誌の平台は凄い、間違いなく棚などの縦置きは不可能、子供の雑誌並の厚みで笑ってしまう、子供の方はページ数が多いがこちらは付録で厚い、まさに雑誌の末期的症状でこんなに厚みがあれば流通も大変だろう

「おまけ」ばっかりの雑誌は電子書籍で送るわけにも行かないのが難点(笑)、活字離れで出版業界も大変なようだがおまけ合戦はいつまで続くことやら、私自身電子書籍の端末を持っていないので実感は薄いのだが、店頭で遊んだ限り面白い

その電子書籍だが昨年あたりからiPadに韓国のギャラクシータブにシャープのガラパゴスの汎用機、専用機としてはソニーのリーダーにアマゾンのキンドル、小さい物ならiPhoneにドコモのエクスペリアと一気に登場した

まだ閲覧の為の規格や肝心の書籍の縄張り争いとかで足踏み状態、新しい商品が世に出ると何時ものことながら規格が統一されるまで色々淘汰があるようです

機能的には液晶の頁をめくるのも簡単で直ぐに文字を大きくすることも出来る、文字を読むと言うことでは本と変わりなく、想像という人間の脳の活性化に役立っているが、クリック一つで写真が出てきたり、音や動画となるとこれは別の伝達手段になってしまう

アメリカではスポーツなど有料のケーブルテレビへの引き込みが強く、お金を払わないと見ることが出来なくなっている、何事もそうだがどの世界も囲い込みが激しい、これは間違いなくスポーツ離れを起こすのは間違いない

東京都では性的描写の漫画が規制されるようだが、漫画は丁度その文字と絵の中間としての面白さがある、どうも元小説家は文学を高尚なものとして捉え、漫画を読んだこともなく軽蔑しているような気がしてならないのだが

付録と言えば子供の頃の雑誌の一月号が待ち遠しかった、年に一度のサービスで十大付録だの十二だのと各社が競っていた、ちょっとした漫画の短編に、カードゲームに豆辞典、紙で作る模型や子供心をくすぐるグッズ満載だったのであります
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by PUSH-PULL | 2011-01-24 08:49 | ご託&うんちく | Comments(0)

野菜の寿司!

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まさに料理
まだまだ寒さはこれからだというのに、朝日の方が私より早起きするようになってしまった、蓄熱のズレを感じる今日この頃です

肉好きの人にとって野菜なるモノは眼中になく、極めつけは「あんなものは,人間の食べ物ではない、動物の餌だ!」、そこまでひどくなくても野菜嫌いは子供から大人まで多数いる、子供の野菜嫌いは母親の影響が大きい、そして美味しい野菜に出合ってないことが上げられる、家族に好き嫌いの多い人間が混ざると料理する方も大変である

何度も取り上げている福島界隈だが、JR高架下に野菜料理の居酒屋がある、今回はきっちりと撮影出来た「野菜のにぎり寿司」、一度食べたことがあるのだがカメラをカウンターに置きながら、前回は料理が運ばれるとすっかり撮影を忘れ食べてしまったのだった、東京から幼なじみの友人が出てきたので久しぶりに飲み交わした、お店の名前は「菜の音」

見た目も素晴らしいが抜群に美味い、左からマグロに見立てたトマト、次はいかに見立てた山芋、そして何に見立てたか良く解らぬが茄子、鮑に見立てた椎茸、最後のウニの軍艦風が生湯葉

シャリの方は白米ではなく山菜の寿司飯で見事に上のネタと調和しておりました、ネタもほんの少し下ごしらえしてあり薄味が付けられております

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こちらは人参を一切れ食べてしまったが季節の生野菜、注文してからかなり時間がかかったのだが、出てきた野菜を見るとどうも注文してから急速冷却をかけたようだ、どれも見慣れた野菜なのだが盛りつけも鮮やかで、家で食べるのと味が違う

産地も違うのだろうけど、味付けは一切無しでパウダー状の塩に漬けて戴くだけ、だのに美味い

他にもタマネギを丸まま焼いたあんかけに、椎茸の焦がしウニ醤油、里芋のフライドポテト・・・もちろん生ビールに焼酎とこちらも一杯戴きました

まだまだ食べていないメニューが一杯なので再チャレンジ予定、久しぶりの飲み会は話すことが一杯、居酒屋の後は野田までブラブラ歩き久しぶりに「じゃりんこマミ」を覗いてから解散いたしました
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by PUSH-PULL | 2011-01-23 08:49 | うまいもん | Comments(4)
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「浅野潜さんと映画を楽しむ会」
今年第1回目は溝口健二監督の「山椒大夫」、`54年の大映作品、溝口監督はこの映画でヴェネチア国際映画祭で3度目の受賞

黒沢・小津・成瀬らと並ぶ日本の代表的監督で、50年以上も経った今でも映画の面白さは衰えていない、映像も劣化しておらず綺麗、聞けばネガが残っていてDVD化されたとか、たとえば東京物語などはネガ(マザーフィルム)が残っておらず映画にかなりのノイズがある、音の方がもう一つだったが残念です

ストーリーは誰もがご存じのお話で、安寿と厨子王が人さらいにあい丹後の長者山椒大夫売られ苦労するという話で、浅野さんはこの映画を見るのは4度目と言っておられたが、かなり涙腺がゆるんでおりました

さすが溝口映画らしく役者も凄いメンバー、母の玉木を田中絹代,大きくなった安寿にこれが出世作となった香川京子、山椒大夫はあの頃悪役専門だった進藤榮太郎、他にも浪花千栄子に毛利菊江とずらり

ただ残念だったのは主人公でもある厨子王役の花柳貴章がどうも小太りのおっさん顔なので奴隷に見えないのが残念でした、役どころもどうも頼りない男に描かれ原作とはかなり違う

逃げ出してから関白の元に訴え丹後の国司として戻る、地位を利用し山椒大夫を逮捕し奴隷を解放したまではいいのだが、そのままほったらかしで国司を辞退し母を探しに・・・う〜ん

でも溝口の映像美はフル回転でカットカットのつなぎが素晴らしく、二時間少しの映画があっという間に「終」

原作の森鴎外は文学史の中でもあまりにも有名で、「舞姫」「うたかたの記」「ヰた・セクスアリス」「雁」「高瀬舟」など色々あるが、元々医学を目指しドイツに留学し軍医として成功を収め、同じく美術にも造詣が深く、彼の才能は多岐にわたる

あまり知られていないのが彼の造語で、明治と共に西洋文化がどっと流れ込んできたが、それまでの日本語に当てはまらない言葉一杯だった、彼は数々造語を残しているのだが知られているのが「情報」「業績」「空想」と色々ある

幕末以後の和製漢語には
文化、文明、民族、思想、法律、経済、資本、階級、分配、宗教、哲学、理性、感性、意識、主観、客観、科学、物理、化学、分子、原子、質量、固体、時間、空間、理論、文学、美術、喜劇、悲劇、社会主義、共産主義・・・などがあるが、こうしてみると漢字ってやはり素晴らしい
※写真はネットより拝借
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by PUSH-PULL | 2011-01-22 09:57 | カルチャー | Comments(0)

公園で久しぶりに会ったミニピンの太郎君、商店街に昔からあるお茶屋さんのわんこ、気が向くとこうして飛んでやってくる


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