<   2009年 02月 ( 28 )   > この月の画像一覧

美術探訪な〜んて

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思いこみ
先日北区の北の方にあるギャラリーへ著名な先輩格の作家の個展を見に出かけた、今回は珍しくタブローでスタイルは何となくアンフォルメルのアートを想起させる

と写真と文章を読めばまさに額に入れた絵画なのだが、この絵は街角で見かけた家の外に掲げられた古びたホワイトボードなのだ、実はギャラリーに行きはしたがもっとおしゃれでかっこいい作品が並んでおりました、これは手持ちのデーター素材の額縁に入れはしたが中身はそのまんま、この額縁というところがギャラリーであり美術館なのかもしれない

b0057679_914275.jpgもちろんそこには街角でたたずみカメラで記録する行為の中に私自身が存在する、この何でもないホワイトボードにアーティスティックな匂いを感じたのは間違いないのだから

抽象絵画の価値判断は難しい、何度もこのブログで書いている私の教祖でもあるマルセル・デュシャンの「泉」は既存の洋式便器にサインがあるだけ、作家を知らずして便器を前にしてもなかなかゲージュツとして理解することは難しい、しかし便器一つも単なる思いつきではなくいろいろなスケッチが残されている

もう一人の先生でもあるヨゼフ・ボイスはレストランで食事中ボーイにサインを頼まれ目の前のコップにサイン、このコップがオークションにかけられ10万近くの値段で落札された

b0057679_8581054.jpg一つだけなら解らなくもないがもう一度頼まれるとさらに何個もコップにサインしたと言うからすごい、もちろんこのホワイトボードに私がサインをしたところで、結局大型ゴミ処理費を間違いなく払わねばならない(笑)

フィラフェルディアまで見に行ったデュシャンの大ガラス「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」は埃さえも作品の一部であり、搬送中にガラスが割れたのだがそのまま補修し作品が完成した、また美術学生がこの作品のレプリカを作ったときは、彼はこれは私の作品であるとわざわざサインをしたほどだ

こうしたデュシャンのレディ・メイドと呼ばれる既製品を使った作品は、それまでの芸術という概念を根底から揺さぶることにもなったのだ

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<八百八分の二十六橋>昨日に続いて川の交差点のもう一つの橋「大正橋」、上の写真は超広角で撮影したような絵で面白いがいつものバカデジそのまま、調べてびっくりしたのだが最初の大正4年に出来た大正橋はアーチ橋として日本一の長さを誇っていたとは

b0057679_935260.jpgアーチ支間91.4mで幅19m、瓦斯会社の注文で舟が通れるようにと支間が広く作られたのはいいが、なんせ日本一のため揺れるは変形するは鉄橋設計も未成熟だ・・・どんどんと支間は広がり橋の高さも低くなり、新たに昭和49年に橋が架けられその後古い橋は撤去されたのだ

と言うことで下の写真はもちろん新しい橋、親柱には紫雲石が使われ、下流川にはベートーベンの「歓喜の歌」の音符がデザインされているらしいのだが、知ったのは家に戻ってきてからと言う情けなさ

大正に架けられたので大正橋は理解できるが、大正区の大正がこの橋からとは俄信じがたい、この橋のすぐ南に環状線大正駅があり私の大好きな沖縄料理のお店がずらりと並んでおります

写真では解らぬがこの川の交差点の下を阪神電車難波線が新しく走るって信じられますか

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by PUSH-PULL | 2009-02-28 09:13 | アート・デザイン | Comments(0)

安値更新

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一度知ってしまったら
またまた雨で万歩計は10歩計になってしまっている、前回の散歩中止の時は夕方から中崎町のギャラリーに出かけたので万歩計の役目を果たしたが今日は出る予定無しでマジやばい

早朝自販機の前で同じシーズーの犬仲間にあった(写真は別人)、しかし今はどちらも犬はいない
「あれ、無糖のブラックが入ってない」
彼が買おうとした自販機の値段を見てびっくりした、何たって安い、NESCAFEの缶コーヒー1本50円!なり
飲料水の自動販売機でこの価格を見たのは初めてである、つまりこれは間違いなく業者の自販機ではなさそうだ、そこでちょっと調べ物をした

全国どこででも目にする業者の自販機を設置すると1本120円の場合24円が設置している人の懐に入る、かりに一日百本売れたら月24X100X30=72000にもなるのだが、普通はそんな数字はあがらないらしく売り上げが一万前後になってくるとやばい

業者は電気代月四〜五千ぐらいと言っているが、これは扉の開け閉めなく温度も好条件の話で普通は8000〜10000円も必要になりせっかく設置しても一円も儲からなくなる、今時百二十円の販売機はほとんどなく百円がどんどん増えてきていてその分利益も減る

この自販機設置場あたりには中央市場も近くいろいろな問屋も存在し、まとめ買いで37円の飲料水が売られているぐらいの環境なのだ

缶・ペットの自販機は全国で220〜250万台もあると言われこれはこれは驚愕の数字だ、缶コーヒーの70%が自販機で買われてるほど普及している、自販機を利用しない私だがTVCMの缶コーヒーの多さをやっとこさ理解した次第

今日のデーターはネットで見つけた「自販機に関して」でなかなか面白い数字が載せられていた

笑ったのは190mlも500mlも同じ価格なのはメーカーのサービスだそうだが、ならば肝心の中身の値段は水道水並なのかしら(笑)、一番すごい数字は全国の自販機で使われる電気代が年1200億円以上で、なんと東京電力の年間使用量の20%もあり、誰もいない真冬の夜空の下でもカンカン照りの直射日光の下でも無駄な電気を消費しているのです

昔パソコンのアップルがペプシのトップを引っこ抜くとき「一生あなたは色水を売る商売をするつもりですか?」と言ったのが有名だが、日本の場合は数年前にマックのトップがマックへ転勤して話題になった、関西風に言うとわかりやすくマックのCEOがマクドのCEOに、例の特別安いバーガーはそれから始まりました

自販機の下段左の「うどん缶」とコーヒーの横のラーメンが気になるのだが、缶に入った温かい麺ってかなり抵抗がある、間違って押してしまったら怖いなあ〜

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<八百八分の二十四橋>やっと来ました川の交差点、ブルースの大好きな曲にロバート・ジョンソンの「クロスロード」がある、クラプトンがカバーして有名になった曲なのだがここはまさにクロスリバー、ずっとたたずんでいるだけで何かが起こりそうな気がする大阪の運河ならではの光景で自然の川ではまず無い

ここは南北木津川と東西の道頓堀川が交差し、道頓堀川は岩崎運河から尻無川と名を変え西へ、木津川はそのまま南へ、橋は二つ、その一つが今日の岩崎運河に架かる岩松橋、下の写真の右後ろに大阪ドームがボテッと座っている
岩松橋の面白いところが鉄橋のアーチが中心に一つしかないことで、よく見かけるのは平行に二本

もともとは尻無川があったのだが水深が浅く南側に新たに掘ったのが川としてはわずか560mしかない岩崎運河である、多分それまでは木津川の少し上流で尻無川が分かれていて、木津川はそのすぐ川下で道頓堀川と一緒になっていたではなかろうか、となるとそこには交差点は存在しない

地図を広げると解るが西区と大正区が接しているところだけが岩崎運河と言うことになる
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by PUSH-PULL | 2009-02-27 08:07 | ご託&うんちく | Comments(5)

甘味処

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上出来
一つずつアップするつもりだったが、立て続けに作ったのでそれならばと合わせてみた、もちろん買ったものは一つもなくすべて素材は頂き物である

左の甘納豆は昨年久利須村から土付きのまま大阪までやってきた豆、休みの日にサヤから豆を出し傷んだ豆の選別と虫探し、さすが無農薬で作られただけに虫嫌いにはたまらない作業かもしれない、そういえば知り合いの奥さんで山菜が大好きなのに虫が嫌いな方が、自分で摘んでくることは不可能になる

余談だが好き嫌いの多い人に食べられない理由を聞くとそこに非論理的な面白い話がいろいろと聞ける

収穫したての豆は堅さがバラバラなのでそのまま煮るととんでもないことになる、約20日ほど干してから保存、市販のほとんどの豆類は乾燥させてから市場に出てくるらしい

一晩水につけから、次の日にまず煮てアク抜きしてから再び火にかける(このあたりはぜんざいと同じ)、火が通ったら砂糖を入れ適当に煮詰まったら汁を切ってからざるに広げグラニュー糖を毎日まぶしながら数日間乾燥させて出来上がり、おかげで街では買えない抜群の甘納豆が出来上がりました

真ん中は先日カメラクラブのお友達のM本君からいただいたキンカン、どこの庭で採れたか失念してしまって申し訳ないのだが、市販品と違うところは大きさがバラバラだったこと

で、早速甘露煮を作ることにした、一度種が入っていない金柑の甘露煮を食べたのを思い出しアタックしたがこれはかなり難しいことが解ったのであります、こちらはアク抜きのため2度ほどさっと湯をくぐらせてから種を抜く、その後分量の砂糖半分を入れ火にかけ火が通ったらさらに残りの砂糖を入れてから煮詰めていく、焦がさないように気をつけるぐらいで至って簡単

こうして塗りのお皿にのせた金柑の甘露煮はなかなかのしずる感が出ていて、味に負けず劣らず美味しそうに見えます

右端が初挑戦のミカンのジャム、どこか初挑戦かというと皮ごと作っている、こちらは犬仲間の女性からいただいた山口の無農薬みかん、安心して皮ごと調理できました

調理はこれが一番簡単、へたを取ったミカンを熱湯にくくらせミキサーへ、後は煮て砂糖を入れて煮ておしまい、ジャムなので隠し味に少し蜂蜜を入れました、カリッと焼いたパンにバターと一緒に戴くとまさにミ・カ・ン!!のジャムでありました、皮を入れたおかげで適度な苦みが加わり美味しくなりました

ミカンのジャムはレシピだけ知っていたのだがスーパーのミカンでは作る気が起きなかった、ちゃんとした農家の無農薬ミカンと聞いて早速作ったわけであります

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<八百八分の二十四橋>順番から行くと次は川の交差点なのだが、まだ写真がない、ちゅうことでちょっと東に移動して名前だけは有名な「道頓堀橋」、以前酔っぱらい撮影したお隣のパフォーマンス橋の戎橋に比べたら、道頓堀橋は御堂筋と言う道路としての記憶しかなく橋のイメージが皆無

おかしなことに親柱の橋の表示がここだけ逆で左が漢字という掟破り、と言っても私が決めた法則なのだが、大阪のことを知っていても戎橋と心斎橋と道頓堀橋を明確に区別できる人が意外と少ないかも、橋の記憶とは意外と曖昧なのだ

大阪の橋のオモロイところは戎橋を筆頭に単に川を渡るためだけでは「たたずむ」スペースと言うこと、間違いなく戎橋の人口密度と滞留時間は日本で一番ではなかろうか

残念ながら現在このあたりの道頓堀川はずっと工事中で橋からの景観はよろしくないのです
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by PUSH-PULL | 2009-02-26 09:05 | うまいもん | Comments(6)
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雨降も降るんやでぇ〜
歩き始めて約1ヶ月とうとう朝のウォーキングが中止、鍛え上げた健脚がうずうずしているのだがカッパを着てまで出かける勇気はないので早くからパソコンに向かう

これも日曜のお話、名古屋の展示会場へ向かう途中滅多にならない携帯が!電話内容は夜にジャンジャンでと言っても新世界の話でジャズライブがあるとか、いま名古屋に居てることを伝えると陶芸作家のM田氏は「そりゃ、あかんなあ〜」とあきらめかけたが、私の頭は名古屋の夕方がどこかへ消え去り大阪の夜が湧いて出た、「何とか間に合うように帰るわ」の二つ返事

仕事をキッチリ!と済ませてから、名古屋名物手羽先とビールをあきらめ難波行きの特急に飛び込む、場所は大阪は地下鉄御堂筋線動物園前、上の写真で右へ行くと飛田新地で左後ろがジャンジャン横町と書けば大阪の方には何処か解るはず

b0057679_7444272.jpgここのおでん屋はジャンジャンの落語の会の時に何度かブログに取り上げてきている面白いお店、店の大将がアートとジャズが大好きという変わり者、ジャズ参加は初めてだったが3回目だとか
演奏レベルは非常に高くベースの彼女はCDを3枚も出していました、飛田新地側の立ち飲み屋の奥の部屋で以前からライブをやってきているらしい

女性ボーカルもノリノリでよく知っているスタンダードナンバーを次々と歌ってくれました、いつもだとおでん鍋の横で店番している猫がさすがに今日はどこかへ姿をくらましていました

しかしここは屋台に近くなんせ看板の文字は「あられ」なのだ、あられとおでんとジャズと雨って小説の頭にもなりそうなフレーズで抜群である、ジャズ演奏が始まると面白いことにこの近くのホテルで急に増えた外人観光客の若者が飛び込みで何人も参加してきた、チャージはお好きなだけというありがたいシステム

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もちろんお店の売りはもちろん「おでん」、少し甘めだがなかなか旨い!どれでも一つ百円なのだが四つ頼むと一つおまけをしてくれるのでどうしても四つ注文してしまう(笑)

そしておかきの方はラベルがなく中身も少々不揃い、聞くところによると刑務所の中で作られた製品のしかも選別のこりらしい、こちらは一つ二百円なのだが三つ買うと五百円にしてくれるので3個購入、おすすめはかりんとうとゼリービーンズらしいが、一度ゼリービーンズを買ったことがあるのだがあまりの量の多さと人工の香りに少々手こずったことがあるが、おかきはどれも旨い

最初はビール(自分でクーラーから出してきます)でスタートしたが、雨とともに冷え込んできたので二杯目は芋焼酎のお湯割りにチェンジでライブを堪能いたしました、まさか日帰の最後が新世界でジャズを聴くとは

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<八百八橋分の二十三橋>この橋は非常に新しい「大阪ドーム前歩道橋」、千代崎をさらに木津川を南に下ると架かっている、ちゃんと下は木津川が流れ歩道橋でも橋なわけで、普段街で見かける陸橋だの歩道橋は橋の体裁を取った紛い物なのだ

歩道橋を渡ると目の前に大阪ドームがどでっと座っている、この球場も曰く付きの建築物で天下の日建が設計していながら地盤の問題が出来上がってから騒がれロックコンサートは禁止になってしまった、また野球とコンサートの使い分けをするため屋根を上下させるのが売り物だったのだが、昇降の機械が故障したら装置を作った会社まで故障してしまっていてもう動くことはない

オープン時に少しだけ仕事に参加したが、先日そごう百貨店建設時のエレベーター代徴収の話を書いたが、ここ大阪ドームもゼネコンに業者が上納金を納めなければ仕事が出来なかった、おもしろいことにどちらも竹中工務店である

ここをさらに南に下ると私の大好きな川の交差点にさしかかる、ひょっとしたら大阪ならではの風景かもしれない

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by PUSH-PULL | 2009-02-25 07:50 | カルチャー | Comments(3)

名古屋のつづき

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人間すべて予定調和
野田のホームで電車待ち、一つ向こうの扉前で待つうら若き女性、携帯に夢中なのはいいが無意識に鼻くそをほじっていた

朝の地下鉄千日前線、私の前のおっチャンが読んでいた新聞が夕刊だった

朝のアーバンライナー、次の駅で乗り込んできたちょっと小太りの中年夫婦、旦那は雑誌「ベストカー」で奥さんは「サンスポ」、数分後に二人は缶ビールとミックスナッツ、ビールを飲み終わると靴を脱いで爆睡

名古屋行きの特急は何故か三重県県庁所在地の「津」を通過

b0057679_8385839.jpg何度もすれ違う大阪行きの特急、何回すれ違うか考えたがすぐに答えが出ず、はいそこで問題です

「名古屋発も難波発も発車時刻は00分と30分、片道2時間6分とした場合、到着までに何回特急とすれ違うでしょうか」
ダイヤグラフを書けばすぐに解るのだが、頭で描くのは難しい

写真は名古屋と金城ふとう駅を結ぶ「あおなみ線」、この仮名を「おおなみ」と読んでしまい車内放送で間違いに気づく

なぜか行きも帰りも女性が多く帰りはがらがらのトランクを引っ張る少女たちの圧倒的な集団が、どうもポートメッセ名古屋の横の展示会場でコミック関係のイベントをやっていたようなのだ、となるとあのトランクの中はコスプレの衣装と言うことになる

名古屋って何故か「金」の文字が多いような気がするのだが・・・

中吊りの「十六」は予想道理の銀行でした、地方銀行とは思えない面白いコピーワークだが、関西人は見た瞬間「?」

お昼に名古屋駅地下街で「とろろ飯定食」を食べたのだがこれで千円オーバーは少々問題、並んででもきしめんかひつまぶしを食べるべきだったなあ〜、大好きな手羽先を食べずに戻ってきてしまった
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by PUSH-PULL | 2009-02-24 08:45 | ご託&うんちく | Comments(10)

書斎

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読書時間
あかん、またまた雨が上がってしまった、ということで橋探し散歩は未だに皆勤賞、途中でめっこをつけておいたパン屋さんで始めてブールを買ったらぬくぬくでした

いつ頃からだろうか電車の中が一番読書に適していると感じたのは、よくにた場所に飛行機もある、もちろん近場の短い乗車の場合は立っていることが多く活字は適さない

多分一番最初は大学時代の電車だろう、大阪から京都までの往復で最初は京阪に乗っていたのだが降りる駅が途中の藤の森なので特急に乗れない、となると本を読んでいても落ち着かないのである

しばらくして河原町のジャズ喫茶通いを始めてから少し通学にお高くなったが遠回りコースの阪急梅田ー河原町の乗り過ごすことのない終点路線に切り替えたときから一気に車内読書が日常になった

b0057679_8353152.jpg大阪ナンバから名古屋まで2時間少し、一度だけトイレに立ったがずっと活字に没頭できた、車で移動する人には生涯味わえない習慣として極上の書斎である、コーヒーのワゴン販売に快適な空調

この感覚は数時間どこにも行けないと言うあきらめに近い開放感で読書が出来るのではないだろうか、ちょっと活字に飽きると窓越しに飛び去る景色を楽しむことも出来るし、扉の上に設けられたモニターには電車の最先端からの映像が楽しめトンネルを抜ける時の映像はSF映画のワープと同じぐらい迫力がある

しかしこれが海外旅行の機内となると少し条件が変わってくる、時には10数時間動けないわけで読み続けると1冊ではすまなくなるからだ、なんせ片道2時間ちょっとの名古屋往復ですら私の鞄にはカメラ2台とは別に、雑誌3冊と単行本1冊が入れてあったぐらいなのだから

病院や刑務所も同じような環境と思われる、一度十日ほど入院することになった時に自宅では読めなかったマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」(全13巻)の数冊を持ち込んだのだが、数ページしか読めなかった、読めなかったと言うよりも新聞もテレビですらしんどかったうえ、未だにプルーストは我が家の本箱に眠ったままです、残念ながら後者の場所での読書は経験したことがないの論評は控えます

大阪の橋は置いといて、今日は金城ふ頭から名古屋に戻る車中からの絵です
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by PUSH-PULL | 2009-02-23 08:48 | 私事 | Comments(2)

今日もいい天気です

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まいど〜・・・・そんなあほな、チャンチャン
先日ミナミまでパソコン修理に出かけたとき、アップルストアーでの修理に時間がかかるとのことでチャリで橋を探すべくうろうろ

なんばハッチであたりでは何故かキモイことに若い男の二人連れがやけに目につく、この場所に来るまでにすでに3組も出会ったのだ

そう!彼らはまさに大阪ならでは光景で全員が漫才のお稽古をしているのである、すぐそばにでかいホールがあり漫才の新人コンクールで行われているのだろうか、そういえばデザイン事務所時代ミナミで飲む機会が多かったのだが、飲むとすぐうろうろするのだが、真冬でも町の公園でよく漫才を練習する若者と出会ったことを思い出した

公園で夕方クラリネットを吹く女子中学生、河川敷でペットを吹く若者、名も何も知らないのだがそれなりあるレベルは達していて、見ているだけほほえましくなってくるのだ

飲酒運転ならぬ飲酒会見のあまりのアホらしさにブログに書くのをためらったのだが新聞のコラムでおもしろい文章を見つけたので転写

タイトルは「天使はゾンビを救えるか」でイギリスのタイムズのブログ版、「麻生・中川コンビ級の芸才を期待できる政治家は世界にいない。戦争を起こすわけでもなし。延々と軽い芸で楽しませてくれる。あのレベルの政治家がもっと必要だ」
一万歩下がって考えると目くそ鼻くそ合戦では小泉竹中ペアより麻生中川ペアの方が何もしないだけましなのか?

お次は自民党から袂を分けた現職代議士のTV出演時のコメントなのだが、かなり強烈
「麻生は後ろから鉄砲を撃ってみんなの足を引っ張ったが、小泉は至近距離から撃った、中川に至っては自爆テロ!」

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<八百八分の二十二橋>上の写真は今日のブログネタと同じ場所、難波の少し西側にあるなんばハッチ周辺が湊町リバープレイスとして開発中で、この橋は新しく架けられ四つ橋筋が道頓堀川にかかる「深里橋」のすぐ下流にあるのだが探しても親柱がなく、今のところ「ななし橋」

対岸におっされ〜なレストラン街が出来ているのでそのための歩道橋、しかし橋を渡ってみると橋を全く感じないぐらい歩道の延長線にある、というのも橋が直線的ではなくクロスしていて、おまけに橋の上に植栽があるのだ

でもこれも橋なのだから名前があると思うので調べておきます
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by PUSH-PULL | 2009-02-22 08:48 | ご託&うんちく | Comments(0)
b0057679_8551777.jpg「淺野潜さんと映画を楽しむ会」
朝の散歩の後、家に戻ると寝起きと違って室温9度が暖かく感じられるのがありがたい

久しぶりに映画館で映画を見る、映画館といってもこの企画は九条にあるシネヌーボの2階にある「シネ・ヌーヴォX」で座席数は30ほどしかない

若い頃に小津の映画を1本も見たことがない理由を再確認した、あのころはやっぱり平和でゆったりとした私小説的な映画が耐えられなかったのだろう、政治的意識も精鋭的な芸術ともおよそ無縁の作品で、それ故逆に生きながらえ世界の小津安二郎といわれる理由かもしれない、劇中での家族は「こはやかわ」なのだが何故か映画タイトルはすべて「こばやかわ」である

映画は雁次郎演じる酒屋の隠居老人を中心としたホームドラマ、何でも前作の秋日和で東宝の司葉子を松竹が借りたお返しに1961年に小津監督だけがやってきて宝塚映画で撮った作品である、もう5社協定があった頃なので信じがたい出来事である

b0057679_8593236.jpg雁次郎の長男の嫁に原節子、娘に新珠美千代に司葉子という美女競演のありえない家族で、ほかの俳優も小津が嫌いだった森繁を筆頭に東宝スター総出演!セリフをしゃべる俳優は全部知っていたぐらいだ
小津は東宝の森繁や山茶花究のアドリブ演技が大嫌いだったようで、お気に入りは新珠美千代だったとか

原節子と司葉子が二人並んで会話するシーンが何度でも出てくるのだが、あまりにも馬鹿丁寧でゆっくりなのだがカット割りが丁寧で細かすぎお尻がむずむずしてきた、やはり上品でとびきりの美女集団が関西弁をしゃべるとどうも落ち着きません、そして小津はこの次の「秋刀魚の味」が最後の映画となった

小津映画を続けてみたのだが、彼の作る映画は映画の中の時間的距離が把握しづらく落ち着かない、家の中のシーンが必ず出てくるのだが頭の中で家のレイアウトが描けなかったり、カット割りカット割りの位置関係がまるでつかめず苛立ちを感じることもある、ローアングルの映像と同じように監督の意志で作られたものなのだろう

エピソードとして小津は映像における赤色にこだわっていたらしく、小道具に赤色が出てくるときは松竹の時でも必ずアグファ社のフィルムを使っていたとか、そうして考えれば「小早川家の秋」はあまり色の出てこない映像だが、庭に咲くケイトウの赤が強烈だったのを思い出した

赤色といえば映画「ブロウアップ」だったと思うがアグファの赤色の話が出てきた、私は映画を見てからは大きなカメラ屋さんまで出かけコダックならぬアグファを買い求めた記憶がある

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<八百八橋の二十一橋>木津川をさらに下ると見るからに普通の形の「千代崎橋」がある、大阪の古い写真で残っているぐらいぐらだから相当古い、この写真のアングルを少し左に振ると目の前に大阪ドームが見えてくる位置、路線的には市道玉造西九条線で橋の形式はカンチレバープレートガーダーで昭和二年(1927年)って書いてもあまり理解できない

橋のことを書き始めて思ったのだが、どの橋もかなり古いことに驚くのだが壊れずうわべは改装されても橋そのものが残っているのは素晴らしい

大阪の橋が消失した大きな原因はやはり車文化で、1964年から立て続けに作られた市内の高速道路はすべて川を埋め立てて出来たと思って間違いはない、ちなみに一番最初は土佐堀〜湊町間の今とは逆の南行き一方通行

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by PUSH-PULL | 2009-02-21 09:05 | カルチャー | Comments(0)

なんでもあり

b0057679_830435.jpgだくと
朝の橋探しを初めて一月近く一度も雨が降らずの皆勤、やっと散歩中止の朝だったが朝食を済ませた時にタイミングよく小雨があがった、いつもより遅めの出発、空はどんよりしているのでコースをショートカット、あまりにも通い慣れた公園に入ったとたん無音の雨脚が、それでも公園にある散歩道を2周してから帰宅、久しぶりに雨に濡れた朝でした

あまりにも整っていたのでそのまま行き過ぎかけたのだが、よく見てみるとやっぱりこれは追加工事に違いない

下から順に取り付けられたステン性のダクトがだんだんと大きくなっているのは強制換気のダクトと思われる、しかしビルそのものがそれほど古くないのでなぜ露出の配管工事が施工されたのかが不思議である

唯一考えられるのは事務所ビルとして竣工したのが、飲食等空調が必要なテナントビルに変更したためだろうか?それにしてもここまですっきりと収まっているのはお見事である

少し古い話で恐縮だが、デザイン事務所時代何カ所か飲食店舗の設計施工を大阪市内でやった、一番スケールの大きかったのが西天満のサパークラブで予算も云千万

施工前に何度かビル側と打ち合わせをするのだがどうも空調に問題あり、飲食OKのテナントビルだったのだが空調屋に調べてもらったらまるで容量が足らない、しかしオーナーはビルとの契約後に我々にデザイン依頼だったのでどうしようもない、おまけに店舗はB1

厨房と客席フロアーの換気に見合うだけのダクトをB1から屋上までテナント側の負担で新たに設置したのである、ビルは確か8階建てだったと記憶しているが、追加費用が数百万も増えてしまったのである

さらに驚いたのは基本デザインの後施工図面を作図すべく、工務店の人と一緒に現場調査に出かけたのだが床面積が数坪足りない、これは契約上大事で早速オーナーを通じてビル側苦情を入れると、なんと私の目の前のブロック塀が仮の壁で、ビルの検査が終わり次第壁をつぶすらしい

驚いた!まさに床面積及び容積率違反の違法建築だったのである、ビルはその後いろいろなところで有名になったあの末野興産だったのである、施工の最初がブロックの壁の撤去でそこにはもう一つの空間がちゃんとありました

無事施工も終わりお店も問題なくオープンとここまではよかったのだが、B1なのに雨漏りするというおまけ付きのビルだった、こればビル側に苦情を入れ防水工事をやり直してもらったのだ、梅田の一等地の新築ビルでもこの有様で建築とはまさに奇々怪々の存在なのである

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<八百八分の二十橋>川のない橋「ざこば橋」、ざこばという名前は落語家の蝶丸改め桂ざこばで知られているが、ざこばとは「雑魚場」と書き魚市場のことである、もう一つの書き方は雑喉場

場所は本町通りの西の端「木津川橋」(二月十日)の東に親柱が残されていました、古地図を見つけ出したらちゃんとそこにはザコバの地名がありました、つまり今の中央市場の南東側に昔の魚市場があったことになる、調べたらザコバの地名は現在の靱公園あたりとなっているがかなり離れていてつじつまが合わない、靱公園がここまで伸びていたのかしらね(笑)

桂ざこばさんは襲名披露の時、現中央市場へ挨拶に行ったとか
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by PUSH-PULL | 2009-02-20 08:37 | ご託&うんちく | Comments(0)

幸せは歩いてこない

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違法の根拠とは
昨日チャリにPBとカメラ3台のっけ心斎橋のアップルストアーへ、2階のカウンターでいろいろと試した後HDは大丈夫のようなので上書きに近い再インストールやってもらうことに、待つこと30分、その間近場の橋を片っ端に写しまくった、いつの間にか見慣れた橋が様変わりしていてびっくり、追々アップします

携帯にパソコンの修理が終わった連絡が入る、お店に戻るとなんと無事リハビリのかいあってG4は社会復帰、しかも無料!なのです、で、ブログボックスから取り置きのネタをアップいたします

九州の軍艦島も大阪日本橋の文化住宅も香港の九龍城砦も、どうしてだか知らぬが見ているだけでワクワクしてくる、特に九龍は世界最大の迷路と言われたが今はもう無い、もちろん写真集でしか知らないが一度はこの足で歩いてみたかった

このワクワク感はなんなんだろう?子供の頃からこの年になっても失せていないと言うことは、人間本来的なものなのだろうか

この家もなかなか複雑そうで、木津川沿いで見つけたのだが2階のテラスを移そうとしたら洗濯物を干すおばさんと目が合ってしまい撮影を諦めた曰く付きの建造物、日を改めてまたぞろ出かけて写真と相成った

間違いなく建築基準から考えると違法と思われるが、日本の場合建築に関する基準そのものがええ加減なので別に問題なし、モルタル建築の2階建てに3階を増築したと思われるがその接続部を中から見たいものだ
なまじっかデザインの仕事をしてきたおかげで、詰まらぬ法規云々が頭の隅っこに残っている

建築士試験は昭和25年に始まったが一定の実務経験があれば資格が貰えたらしい、43年の建築士法施行規則改正で今のシステムが出来たようで、一説には土建屋上がりの角栄が金儲けのために試験制度を作り上げたと言われている

よく考えると船舶でもそうだが国が関わる認可制度はすべて後ろでお金が動いているようだ、一度始まってしまうと利権保守のためにドンドンとエスカレートし最初の試験制度とはまるで別物になってまう

我が国はヨットに乗るための試験にモーターボートを使うと言うアホな船舶試験がある国で、世界でも船舶免許のある国はほとんど無く、ヨットで外に出るということはまさに自己責任が問われるのである

b0057679_9395659.jpg<八百八分の、うん?橋がない>出入橋と来たらお次は「浄正橋」と思って出かけたら、橋のハの字も存在しない、残されていたのは交差点の表示だけ、子供の頃から聞き慣れた言葉だったので非常に残念なので

何かネタがないかと考えたらこの交差点あたりに田辺聖子さんの生家でもある写真館があったらしいのだが私は詳しい場所を知らなんだ、もっと有名なのは福沢諭吉!で福島1丁目の通称ほたるまち生まれでした、このあたりに蛍がいたとは信じがたいのだが調べたら出てきました、与謝蕪村
「淀船の 棹の雫も ほたるかな」
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by PUSH-PULL | 2009-02-19 09:41 | ご託&うんちく | Comments(2)

公園ののらら、仲良く並んでおります


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