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「デカルコマニィ」

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舞踏
昨日大阪港にあるギャラリーCASOへしみちゃんこと「デカルコマニィ」のダンスパフォーマンスを見に行きました、写真・映画・オブジェ・舞台・音楽を包括した面白いイベントでした

タイトルは「デカルコマニィ的展開/青空」展

若い頃から色々な踊りを見る機会があったが、やはり土方巽を初めて見たときのあの異形の動きは非常に衝撃だった

土方の暗黒舞踏や大野一雄を筆頭に日本には色々な舞踏集団が生まれそして今も受け継がれている、この舞踏は洗練されたクラシックバレーの流れをくむダンスとは明らかに一線を画すものではないだろうか、踊りが美しいとかリズミカルと言うそれまでの刷り込みを完全に破壊してしまった

これは現代美術にもいえることで「美」と言う概念が基本から違ってきている、そして現代音楽と群舞のマース・カニンハムのようなモダンダンスとも明らかに違う

現在の舞踏の棲み分けはどうなっているか知らないが、最初見たとき異様で何を表現したいのか判りづらかったがとりあえず面白かった、私には剃髪・裸体・白塗りもある意味見慣れた感があるか、我々の住む日常とは明らかに違う空間と時間である
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by PUSH-PULL | 2008-06-30 09:08 | カルチャー | Comments(3)

僻地

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生きること
コンクリートの急な斜面にツタが1本、よく見ると土も何もない、立ち止まって調べたら水抜きの穴から外へはみ出し下へ伸びていてまるで生け花のようにバランスが取れている

先日パスタを食べたこのあたりは大阪でも数少ない坂の多いところで、歩いていけるところに大阪城があり、法地には石垣がつきものでツタの生えたコンクリートの上は公園になっている

このツタは中の土に種があったのかはたまた飛んできた種が偶然この穴に飛び込んだのは定かではないが、植物の生命力には驚かされることが都会に住んでいても多い

ここ1ヶ月で3度目のバラ、咲くたびにどんどんと小さくなっていく
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by PUSH-PULL | 2008-06-29 08:15 | 写真 | Comments(2)

消しゴム?

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似たもの同士
私は消しゴムが好きである、しかし実利優先なので使わぬ消しゴムを集めるとこまでは至らなかった、まだトレーシングペーパーに図面を書いていたとき一番消える消しゴム探しに奔放した、そしてでかい消しゴムも大好きだった、だから臭いとか形とかにはあまり興味がない

その中でも条件にかなっていたのが文具メーカーの老舗のステッドラー(独)とトンボのMONO、しかし消しゴム文化もワープロとパソコンのおかげで利用度は激減、そして素材もゴムからプラスチックに移行してしまっている

最近は消せるボールペンなどますます消しゴムの出番は減ってきているが、スケッチやイタズラ描きにはやはり欠かせない、普通の消しゴムは濃い鉛筆(2B〜6B)には不向きで消さずに伸ばしてしまう、そこで登場するのが練り消しゴムでうまく鉛筆の黒煙成分を巻き込んでいってくれる、もちろん消しゴムの方はどんどん黒くなっていくのが楽しい

消しゴムの最後の手段が砂消しゴム!下手に使うと紙の方が台無しになるので消しすぎに要注意!

今日のお話は消しゴムの能力の話ではなかった、写真を見て判るように同じデザインのものはあるが左は電池式の携帯用バッテリーである、姪がプレゼントしてくれたのだが私の携帯使用頻度は低く外泊することも滅多にないのでまだ一度しか使ったことがない

しかし形も文字も違うのだがイメージがそっくりなのである、しかし今時マイナーな消しゴムのデザインを拝借するとは・・・見てすぐに判る人は少ないのではないだろうか

調べたら鉛筆が1565年で消しゴムが1770年と言うから凄い文化で、ずっとそのまんま続いているとは・・・
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by PUSH-PULL | 2008-06-28 08:45 | アート・デザイン | Comments(2)
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猫の居場所
さて制作の方だが、まずFRP成形の猫にガッシュで彩色、タイミング良く近くの画材屋さんが閉店の割引セールをしていたので24色セットとグレー系を10色ほど買い足した、ガッシュとはリキテックスと並ぶ不透明のアクリル樹脂絵具で、水性なのだが乾くと耐水性になる大変便利な絵具、色数も豊富で絵描き屋さんがよく使っている

耐候性を保つために2液製のウレタンのつや消しのクリアーで全体を押さえた、手描きでは微妙なぼかしが出来ないので、卓上用のミニエアーコンプレッサーを持っていたのでハンズまで出かけ0.3ミリのノズルのエアーピースをちと高いが購入

たぶんこの時点で経費倒れだと思われる(笑)、もっともエアーピースに関しては以前から欲しかっただけに購入に抵抗無し

一番のポイントはやはり目である、透明樹脂で半球を作り猫の目の形に合わせて削り再び透明に研磨するのである、虹彩の周りが少しグリーン色の目の模様を制作し裏側に接着、猫の目にはめ込んだらまるで生きているような目になった

b0057679_8402438.jpgもう一つ難しかったのがヒゲなのであるが、猫と同じ太さだと細工するのに細すぎるので少し太めのテグスを使ったのだがそれが大失敗、つまり思ったような曲線が作れない、かなり直線気味のヒゲになってしまった、もう一つはヒゲを取り付けてからウレタンを吹いたので残念ながら少し白くなってしまったのだ・・・反省

猫づくりの発端になった猫の居場所だが、先月リニューアルした小さなパイ屋さんの屋根の上、元々のコンセプトがリアルな猫が上から下を見下ろしていると言うもの、大半の人は何も知らずに通り過ぎていくのだがたまに気づいた人の反応が面白く、人それぞれ違っていてそれを見ているだけで充分楽しめるのだ

これでやっと「熱いトタン屋根の猫」が出来上がりました、そういえば長い間戯曲を読んでいませんなあ
テネシー・ウィリアムズの作品はほかにも「ガラスの動物園」「欲望という名の電車」などすばらしい作品が一杯である
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by PUSH-PULL | 2008-06-27 08:43 | アート・デザイン | Comments(6)
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ものづくり
やっと猫ができあがりました、途中で現場仕事などが入り出来上がりが大幅にずれてしまった
やり出すと色々と気になることだらけ、猫を飼っていながら外観ですら知らないことが一杯でした、今回はアメリカンショートヘアー風にしたのだがまず縞模様の入り方がいまいち判らない、で写真集を買いに走ったり色々猫関係の本を書店や図書館で立ち読み調査

と思ったらなんと猫本の多いこと、犬の10倍ぐらいあるのではないだろうか、特に写真集が豊富で平積みされているのには驚いた

お次が足の爪と肉球の位置、それから髭の本数と生えている場所・・・次々と疑問だらけで、意外と猫のことを知らなかったのである

出来映えは写真を見ていただければ判ると思うがまずまず、もっとリアルな猫をとも思ったが少しは手仕事風を残してみた、というかほんの少々技量的な問題もあり(笑)

普段の仕事と言えばパソコンで図面を作成したり、企画書を書いたり、現場に出ても管理と少しだけのお手伝い、元々が彫刻を専攻したぐらいなので考えるのも大好きだが実際のものづくりはやっぱり大好きである

友人の造形会社で成形して貰ったので原型づくりにはノータッチ、前にも書いたが(5/27)手足以外は作っていないので今回は彩色屋さんである

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by PUSH-PULL | 2008-06-26 08:39 | アート・デザイン | Comments(3)

冗談漫画8 バッド雨戸

けもの道
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何の変哲もない絵である、犬の散歩中公園のグランドのど真ん中にキノコと花を見つけ写真をとウロウロしているとき、ふとこの草の生えていない場所が道ではないかと思ってしまった

しかしグランドに入る開口部同士を直線で結んでもかなりずれてしまっている、おまけに何ともいえない蛇行はどこかの公園の散策路のように不思議な曲線なのだ

昔、日本で最初の高速道路の名神が出来たとき、直線が長く続くと運転手が眠くなると言う説の元に緩やかに蛇行する高速道路ができあがった、しかし土地買収で色々とトラブルがありわざと曲線にしたのではないかと取りざたされたぐらいだ

先日地震で山間部を走る道路がものの見事に寸断されたが、幸いなことに車の被害少なかった、ふと人気のない山奥にどうして綺麗な道があるのかと思ってしまった、特に谷間を跨ぐ橋脚がものの見事にぶっつぶれていた風景は阪神を思い出す、周りの家が倒れていないのに阪神高速だけが倒壊、逆だとまだ理解できるのだが・・・

で、この道を研究中に採集した小花です

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by PUSH-PULL | 2008-06-25 08:31 | 写真 | Comments(0)

手作り・・・熱田靴店

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注文制作
私は生まれてこの方、自分の足に合わせて革靴を作ったことは一度もない、男の最後のおしゃれは足下と言われるように靴の趣味が悪い人はブランドの服を着ていても失格である

自分の足の木型が靴屋さんにありいつでも注文できる、な〜んてなのは夢のまた夢、と言うか私の生活の中には存在しない、っちゅうか私の服装にはどだい合いそうにもない

私の友人に一人だけ同じデザインの靴を何足も色違いで作る男がいるが、もちろん靴屋さんに彼の木型はある

昨日のパスタ屋さんからさほど遠くないところにこの靴屋さんがあった、ファサードもサインも控えめに見えるがよく見ると隅々までデザインが行き届いている
壁に付けられたシンプルな看板も、デザインされた鉄製の靴のシルエットの隙間から夕方になると光がこぼれていておしゃれ、トタンのように見えるコンクリート壁の凹んだところにコードがはわされていた、きっと隠したかったやろなあ〜

ウィンドウには木型とほれぼれするようなラインの靴が一足だけ、シンプルな店内には靴らしきものは一足も飾られていない、こんな靴屋さんで靴を作ったら歩くのも軽やかになり絶対に足は疲れないだろうが疲れるほどの費用がかかりそうな気がする
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by PUSH-PULL | 2008-06-24 08:56 | アート・デザイン | Comments(2)

自家製の生パスタのお店

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竹井屋
久しぶりに生パスタを戴いた、仕事の現場が天満橋の少し西にあるのだが、お昼は工務店の人とおそば屋さんに中華に寿司屋と毎日行く店を変えていたのだが、現場にチャリで向かう途中自家製生パスタの店があるのに気づいた

b0057679_8333536.jpg土曜のお昼少し前に行ったらもう外にうら若き乙女たちがすでに10人以上待っている、だめもとで昨日日曜に覗いたらオープンしていてしかも空いていた

日曜なのでランチメニューは無しで単品の「ピリ辛トマトとベーコンのなんとかパスタ」を注文、友人とできあがるのを待っていたらあっという間に満員になり帰ることにはもう表に数人待っているぐらいはやっている、どうもテレビだのグルメ雑誌だの色々と取り上がられているようだ

待っている間そばにいたウェイトレスさんに当たり前の質問をぶつけてみた
「自家製と言うことはもちろん乾麺ではなく生麺ですよね」
「はい、お店で小麦粉から練って作っています」
あのゴロゴロとハンドル回すタイプではなく、一本だけ出てくる最新式の製麺機を使っているとか・・・

写真で見て判るように分厚いベーコンとど真ん中に半熟のポーチドエッグが載せられ、その上からチーズがたっぷりかけられ、見るからに美味しそうである

生パスタは柔らかいのにもっちりとして独特の腰があり旨い、味の方は優しい味付けなのに結構濃厚、口コミで女性たちが食べにくるのがなんだか少しだけ判るような気がする、土曜に並んでいた人もそうだが圧倒的に若い女性が多く、それも近隣の会社のOL風ではなくこの店目当てにわざわざ食べに来た感がある

お店のサイン関係もレイアウトもシンプルで清潔で統一感のある優れものである、しかしストロボ無しの撮影は微妙に手ぶれで写真を見ていると疲れます

追伸
18日に大好きな挿絵作家と言うより造園家のターシャ・デューダさんが亡くなられました、広大のお庭の楽しい写真集は一見の価値が充分にあります、92才でした

今日友人から来たメールにアメリカの不穏な動きが・・・「オバマ候補と親イスラエル団体の危険な関係」が取りざたされている、イラン侵略がないことを祈る

「新しい大統領が就任するまえに、米国がイランとの戦争に踏み切ることがほぼ確実となった。オバマがイスラエル・ロビーに降伏した今となっては、神の恩寵がないかぎ、止めることができない。ああ神よ、われらを助けたまえ」時事評論家のジャスティン・レイモンド
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by PUSH-PULL | 2008-06-23 08:38 | うまいもん | Comments(2)

「橋の上のムク」

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渡らず橋
森高千里のヒットソングに「渡良瀬橋」と言う曲がある、栃木県にあるそうだがこの1曲で橋の名前は全国区になった

淀川から毛馬で分かれ旧淀川こと大川になり途中で中之島を挟み堂島側と土佐堀川に分かれ、再び合流し安治川となって大阪湾まで流れる間の橋は全部渡ったことがあると思ったら、一つだけ渡ったことがない橋があった、理由の一つが最初階段になっているからでいつも自転車移動の私にはネックでもあった

現場仕事の帰りに橋のたもとに自転車を止め上がっていくと犬が二匹、大きい方が「ムク」と言うのだがもう一匹の方は失念してしまった、北側に渡ると住友病院とリーガロイヤルホテル見える、あまり利用価値がなさそうに思うのだが結構渡る人がいるようで、飼い主さんの話ではホテルに行くとき便利だとか、しかし私にとって市内のホテルとはここんとこトンと無縁で足を踏み入れることも皆無に近い

普通橋というものは名前が書かれているものなのだがどこにも見あたらない、家に戻って調べてみたら「越中橋」とある、この名前の伝で行くと昔からあることになる、中之島のこのあたりは昔の国名が多く「筑前」「土佐」「肥後」などの名前が橋の名前として残っている

がらんとした橋の上から見る風景は格別で、同じ建物でも川越しに見るとまるで違った趣を感じるのだ

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by PUSH-PULL | 2008-06-22 07:56 | 写真 | Comments(0)
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「淺野潜さんと映画を楽しむ会」
一昨日シネヌーヴォで50年前の映画を見た、アカデミーを獲ったビリー・ワルダー監督の「アパートの鍵貸します」で、芸達者なジャック・レモンととても可愛いシャーリー・マクレーン、この3人にとっても代表的な作品でもある

昔の映画と言っても技術開発はすばらしく、もちろんノイズも雨も一切なくとても綺麗な写真で、おまけに今はスーパーが画面の下に黒いスペースを設けて入れているのでとても見やすい

また映画評論家の淺野さんの解説がとても面白く、その時代の大映の永田雅一社長との思い出話やその時代の映画制作状況などが聞けました、永田曰く一にシナリオ、二にプロディーサー、三、四が抜けて監督、役者だとか

ストリーの方は生命保険会社に勤める若者が言われるままに上司の浮気のために自分のアパートを貸し出世していく、そして自分が好きなエレベーターガールがその上司の彼女と言うことで話が進むのであるが、二時間一切だれることもなくきっちりとラストの感動シーンまで続くところはさすがである

シャーリー・マクレーンを知ってはいたが、こんなにキュートで可愛い女優だったとは再認識いたしました

このブログで取り上げる限り話はここで終わらない、映画としてはとても面白く何の問題もないのだがそこはアメリカ映画、悪く言えば私の知能並みに社会批判も何もなく単なる上司の浮気のお手伝いをして出世するというろくでもない男のお話な訳で、おまけに最後の最後にやっと自分を見つけ好きだった上司の浮気相手と一緒になる訳だが、もう会社は辞めてしまっているし明るい明日は中々見えてこない

確かに映画は面白ければいいと言う考え方もあるがそれだけでは不十分な気がする、昨夜のTV放映の「マトリックス・リローデッド」などはその最たるものでストーリーもシナリオも何もなく二番煎じのワイヤーアクションと金のかかったCGがあるだけだった

私はどうも不倫だの遊郭だのと言う題材の映画はあまり好きになれない、いくら映画として面白くてもそれはそれで問題なわけで・・・逆に言えばいくら社会批判をしていても映画として面白くなければこれまた最悪なわけである
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by PUSH-PULL | 2008-06-21 08:04 | カルチャー | Comments(6)

公園ののらら、朝ご飯が運ばれるのをみんなで待っております


by PUSH-PULL