<   2006年 10月 ( 29 )   > この月の画像一覧

「言幸 燕」展

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ポジネガ
版画の作品を久しぶりに見た、版画とは制作過程が面白く見た目の裏側を頭の中で作り上げる必要がある、つまり写真で言うネガフィルム、判子の裏文字・・・

貰った案内状の作品もかなり「痛い」絵であったが、会場に飾られた作品もほとんどその流れに集約されていた、どれも日常の空間がバラバラにされ再構築され不思議でシュールで不気味なバランス感覚の作品である、
こんなことを書けばまた顰蹙を買いそうだが、作家さんの容姿とは似てもにつかない不思議な世界がそこに展開されている、どうも人形の世界と言いこれは女性の持つ独特の感性というか粘膜室体質ではないかと一人で決めつけている(笑)余り男性の作家には同じような作風を見ない、私の好きな四谷シモンもハテサテ男性と言っていいのやら、つまり論理をや理屈を超越したバランスなのかもしれない

不思議な縁でこのブログが彼女の展覧会を見に行くきっかけになった、一度も会ったことのない見ず知らずの人、年齢性別経歴不詳でかなりの緊張感があるのだがそこは年の功で厚かましさが優先し普段通りにお話しできました(笑)

b0057679_912293.jpg日本には「浮世絵」という世界に類を見ない版画文化がある,しかし明治以後技術的な継続はあっても作品的には「大津絵」や「立版古」など挿絵に近い形として残るが写楽や歌麿を超える作品はない、その後西洋芸術の流れの中で油絵と共に版画もあっという間に広まった
版画は私も知らないぐらい手法がいっぱいある、ポピュラーなのは浮世絵と同じ手法の木版、一番繊細な銅板画(エッチング)そしてシルクスクリーン、シルクスクリーンの場合は印画ではなく陽画そのまま作品に出来、また版を作るのも機械的に正確に出来るため印刷代わりにあっという間に普及した

しかし「お芸術」の世界では写真と同じように何枚も同じものが作れるシルクスクリーンなどのコピー作品をアートとしてなかなか認知しなかった(これはある意味いまだに続いている)が、版画に付加価値を与えアートの世界に持ち上げたのはアメリカのポップスター「アンディ・ワホール」ではないだろうか、デザインと芸術との垣根をぶっ壊したと言っても良い、日本では横尾忠則がその役目を果たしたと思っている

わたしは銅板画の世界では浜口陽三の一連の「さくらんぼ」シリーズが好きである、彼は銅板画の中でもメゾチントと呼ばれる、極小の点を打ち微妙な黒の濃淡で表現する技法を復興させ驚くほど精度の高い作品を作り、じっと見ていると現実とは遊離した静寂の世界がそこにはある

始めに書いたが版を作るには裏側の世界が必要なのである、丁度鏡を見る自分のように第三者的な視点は消滅する、直接彫る方法にはエビレービングにドライポイントやメゾチントなどがあり、間接的(酸などを使う)にはエッチングやアクアチントがある、平版という手法には石版(リトグラフ)などがありロートレックのポスターが有名である、最後に孔版画という方法もありその中には先程述べたシルクスクリーンが含まれる、しかし見る側にとってはこういった技法はほとんど無関心で面白ければよい(笑)

言幸燕 さんの作品に興味をお持ちの方は梅田新道東側の大江ビルジング(番画廊が有名)にある「乙画廊」で11月4日まで展示しているので是非覗いてみてください
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by PUSH-PULL | 2006-10-31 09:30 | アート・デザイン | Comments(4)

職業選択の自由

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プラカード
見た瞬間に何故か不快になった、毎週の土日に建築中のマンション付近の交差点に只じっとプラカードを持って座っているだけの仕事、各交差点にいるのだが数えたわけではないが全員スーツを身にまといアルバイト風ではない、若者から中堅どころまで西日を防ごうともせず座っている、音楽を聴くわけでもなく真っ直ぐ前を見る彼らは何を考えているのだろうか?
私には耐えられない光景である、最近は減ってしまった繁華街で見かけるサンドイッチマンとは明らかに違う、しかしこれも仕事なのだろう

デザイン事務所時代に不動産の販売の仕事(モデルルームのデザインやサイン関係)をこなしていた、三井不動産・ユニチカ・藤和不動産・松下・三菱地所・カネボウ・・・色々なメーカーのマンション販売の時こうして人海戦術で誘導サインを設置したことは一度もない、いつも警察の許可を取って設置していた

物件はこのブログでネーミングの件でいちゃもん(笑)を付けた、「UMEDA1mile」=「福島ガーデンズタワー」の二つの名前を持つ傍迷惑な高層マンションである、売り主は野村不動産
梅田から1マイル(1609,344m)も離れた隣の区にもかかわらず梅田と言うネーミングが気にくわない、販売を始めたら今度は人権無視の看板持ちの仕事

よく新入社員教育と称し合宿で滝に打たれさせたり、大声で社訓を叫ばせたりする会社があるが鼻から嫌悪感を感じる、何故ならばその行為は会社に対する「イエスマン」養成であり自立心の剥奪でもあるからだ
イラク侵略で無意識に一般市民殺害を初めての実弾発射で若者が出来るのも、米軍のテレビゲーム訓練や自立心を剥奪した結果なのである

こうして会社の為にまるまる一日誰と会話するわけでも座っている、日当から考えるととんでもない高価なサインである、業者に頼めば数人分のギャラで警察への申請に始まって設置から撤去まで何十本もこなしてくれるにもかかわらず、自社でこなすと言うことは社員教育以外に思いつかない
その姿勢は何度も見かける彼らを見る限り携帯もipodも読書も禁止されているに違いない

「職業選択の自由」とタイトルを付けたがこの姿を見る限る非常に複雑である、われわれには選ぶ権利がひょっとしたら無いのかも知れない、現在の右傾化する政府や今新聞を賑わせている高校の授業履修不足問題はまさにこうした社員の予備軍養成に思えて仕方がないのだが・・・
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by PUSH-PULL | 2006-10-30 09:22 | 写真 | Comments(0)

コウモリ

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キャラクター
昨日銭湯の帰りに道を横切るイタチを見た、それほど急ぐ風でもなく早足で目の前を通り過ぎ駐車場の低い塀に上がり金網の隙間から暗闇の民家へと消えていった

写真はこのところ公園に毎夕現れるコウモリ!この手の写真を撮るには一眼レフのカメラと望遠と高感度設定が必要になる、高級バカチョンデジカメではこのあたりが限度?何枚か撮った写真の中で一番マシで後は全部手ぶれしていた、コウモリの飛行経路は突然進路を変えるので追いかけるのが甚だ難しい
夏場の方が餌の蚊とか多いと思うのだが何故か秋口に登場する、確かにまだ暖かい日は蚊が多く現れ夜中にさされて目を覚ますことがある(笑)

b0057679_9245455.jpgコウモリの顔をアップで見るとすさまじくとても鑑賞に堪えられるモノではない、鼠より遙かに可愛くないのだ、かのムツゴロウ氏は大学時代から手先が非常に器用で顕微鏡用の切片を切らせたら天才肌だったとか、大学を出てからまだ岩波映画で働いていた頃殺虫剤会社からハエが涙を流すシーンを撮りたいとの依頼があり彼は手先の器用さを活かし細いチューブを開発し実際にハエが涙を流したかのような撮影に成功した、しかしラッシュを見たスポンサーは涙よりもハエのアップの顔のグロテスクさに驚き折角のフィルムはお蔵入りになってしまった、もしコウモリだったら最初から企画は流れたに違いない

コウモリは姿から「飛鼠」あるいは傘でおなじみの「蝙蝠」と書く
動物界・脊索動物門・脊椎動物亜門・哺乳類・コウモリ目(翼手目)に属し、オオコウモリとコウモリに分かれる、翼手目は種類が多く哺乳類の中で1/4を占めネズミ目(囓歯類)に次ぐ大きなグループなのだが余り人様の目に触れる機会は多くないが平地ならば世界中に存在する哺乳類なのである

b0057679_9252363.jpg昭和初期の紙芝居に「黄金バット」がある、戦後アニメ化されたり実写版も作られたりしているのでご存じの方もいると思うが、なんせキャラが金色コウモリで黄金のドクロがマントを着て悪と闘うのだが、何処をどう見ても正義の味方には見えないし「アッハッハッハ〜」と高笑いするに至っては薄気味悪かった記憶がある

海の向こうでも黄金バットならぬ「バットマン」が有名で何度も映画化され日本物より少しは格好が良いがやはりこちらもコウモリには変わりない、何故これほど不気味なコウモリが持てはやされるのだろう?
平安時代はコウモリのことを「加波保利(かわほり)」と言ったらしいが文字面からは別の生き物のように思えてしまう、蝙蝠の「蝠」が「福」に通じることから縁起物とされ、中国では100年以上生きたネズミがコウモリになるという伝説があり、長寿のシンボルとなっている(Wikipediaより)

確か日本石油の昔のコウモリマークも、設立時の時にコウモリが飛び込んできたのを吉兆としてマークにしたと聞いている、そういやあ昔タバコを買うのに不自由なぐらいお金がなかった頃、好きなショートピースを買えなくていつも新生かバットを買っていたことがある、そのうちどちらもなかなか手に入らなくなりカートンで買ったりした

その後何故だか知らないが(パッケージデザインのおかげかな?)バットが少しだけハイカラでお洒落?と思う若者文化が芽生えたことがあったが、両切りのタバコをまともに燻らせられないガキ(丁寧語)がゴロワーズやジタンやバットを吸う姿を見て笑ってしまったことある、ファッションって凄いパワーがあります決して旨いとは言えないタバコや広告費だけで成り立つ化粧品や暴利をむさぼるブランドの服や鞄を買わせるのですから(笑)
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by PUSH-PULL | 2006-10-29 09:32 | 写真 | Comments(4)

フレンチトースト

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朝食のスタイル
ときどき無性にフレンチトーストが食べたくなるときがある、パン料理のなかではいたって簡単、あっという間に出来上がるところがいい

朝は何十年もコーヒーとパンである,三食ともパンでも大丈夫なので海外旅行の食事が楽しみでもある、菓子パンはまず買わないからすぐにパンのおかずを考える、勿論忙しいときはトーストにバターを塗るだけとか気が向いたらジャムを付けることもあるが、時間が許す限り何かを作るが同じメニューは嫌なので毎日違う朝食になる

梅田に出る機会があれば必ず百貨店のパン売り場で色々なパンを買って帰る、バケットからブールまで外が堅く中がふんわりした咬みごたえのあるパンが好きで、いまはドンクのハードトースト(フランスパン感覚の山食)がお気に入りである

食べ方の中で大好きなのは少々面倒だが「ホットサンド」、あのイカ焼きを作る様なパンバサミに、薄く切った食パンの間に具を挟み両面をこんがりと焼き上げる、表面のパリパリ感と具(野菜の炒め物)のバランスが大好きなのである
最近のマイブームは同じくサンドなのだがハムや生野菜を挟んでからのトーストでこれがなかなか良い、後は手作りのポテトサラダ(富山から手作りの野菜がいつも来るので買うのはマヨネーズと卵だけなので目茶安)のサンドあたりで、トーストの時はカリカリベーコンエッグがお気に入りである

そしてフレンチトースト、作り方は誰もご存じだと思うが牛乳と卵を混ぜ合わせそこに少し厚切りの食パンを浸しバターでゆっくりと焼いてから蜂蜜やシナモンをかけていただく、どちらかというとお子さまランチ風なのだがたまに食べるのがまたこれが良い

所が先日フレンチトーストを作るのに一晩牛乳と卵に浸けて置くという話を聞いてしまった、しばらく忘れていたのだが夜に冷蔵庫を開けた瞬間作ろうと思い立った、普通は卵1個と牛乳でフレンチトーストが2枚作れるのだが、一晩と言うことでタッパーに解きほぐした卵一個と牛乳の中に厚切りの食パンを浸け朝を待つ

朝おそるおそるタッパーを開けてみると卵一個分まるまるパンが吸い上げていた、フライパンでゆっくりと焼いたつもりだったがやっぱり少し火が強すぎたようで少し焦げ目が付きすぎた、食べてみてビックリまるでいつものフレンチトーストと食感が違い、はんぺんのような「ふあふあ感」なのである、それでも写真を見て判るように中心部までは浸透していなかったのだが中まで入れるにはもっとひたす時間をかけるか、もう少し牛乳を増やすか難しいところである

普段かなりええ加減に卵と牛乳を混ぜ合わせていたが、もっと美味しく戴くにはかなりテクニックがいりそうである、と言ってもちゃんとした一晩浸けたフレンチトーストを食したことがないので正統派を知らずして再チャレンジするつもりである、中まで染み渡らせることとフアフア感を残しながらもう少し腰のある焼き方をすること、今回は味は申し分なかったのだが少し食感がしっとりしすぎたのだ

NTTの光電話がやっと繋がり始めたが目立った謝罪と責任問題は見ていない、3日前のコメントの所にも書いたが「光IP電話サービス」解約が3700件の申し出とか、個人的には仕方がないとは思うがしかし、日本人はどうして短絡的な行動に出るのであろうか?もっと基本的なところで問いかけねばならないのに・・・JRしかりNTTしかり電力会社しかり道路公団しかり郵政しかりNHKしかり、日本のガリバー企業の傲慢さはいつものことながら目に余るモノがある、政府との癒着が甘えと異常事態への対応の遅れが日常的になりいつものことながら危機管理感覚が疎い、今回も回線数のキャパシティーの読み違えとか言っているがつまりデーター依存症の破綻なのである、その最たるモノが原発事故でこちらの方は恐ろしい!
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by PUSH-PULL | 2006-10-28 08:31 | うまいもん | Comments(6)

「Z」創刊・・・何だ?

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団塊って本当に存在するのだろうか
「本当の人生はここからだ!!」こんな見出しで買う男がいるのだろうか?会社でも仕事でもそれなりの地位にあり今更何を人にお伺いしようというのか
おまけにタイトルが気にくわない「Z」とは終焉ではないか、「生き直す」と銘打ちながらZとは笑ってしまう、これを作っている人間が同世代なら余りにも無知も甚だしいし、下の世代なら完全に年長組をおちょくっている

不思議なのは付録の「雨に唄えば」(DVDも安くなったモノだ)、1952年の名作だが55歳以上限定読者層はまさに丁度生まれた頃でこの映画は完全に的はずれである、もっともこの世代が見たい映画はまだ著作権が切れて無いので付録にするわけにもいかない(笑)毎日々々ずっとどぶ鼠のスーツを着た宮仕え、私服と言えばジャージーかゴルフファッション・・・人生最後のメンズファッションがZとは余りにも情けない、人生最後のファッションは白装束と決まっているのだ

驚いたのはこの付録のDVD、「48DVD」という代物で開封すると48時間で再生不能になる、特殊な樹脂がコーティングされているので封を開くと2日以内に映画を見なければならないと言うやっかいな代物なのだ、48時間以内だと何度も鑑賞できるそうだがこれからのんびりしようかという世代にまたまた忙しい付録を付けた物だ、わざわざ余分な費用をかけコーティングする意味がわからない、今時転売しても百円も出れば御の字なのに

「Z」はジーと読むらしいが中吊りも見ても出版社がよく判らない、ネットで調べてやっと竜宮社出版とようやく判明した、これまでにどんな本を出版しているのかと調べたがネットで竜宮社が引っかかって来ない不思議な出版社である、通常出版社などのメディアはHPは大事な媒体なのにまさか・・・

今まで男性ファッション雑誌を仕事以外では買ったことはない、大昔は平凡パンチとプレイボーイが代表だったがファッション雑誌と言うより他の記事が斬新で面白かったような気がする、どちらかというと取材される側でネタをいつも発信していた、おっちゃん相手にするなら最低限「モノマガ」「pen」「ラピタ」あたりのレベルは超えないとダメなのだが、中吊りを見る限り期待薄

この雑誌の小見出しが伊勢神宮だの別荘だの機内食だの余りにも880円にしては貧弱でフリーペーパー並み、どうせこの手の雑誌を作るなら
・一人になっても退屈しない遊び方
・損をしない退職金の使い方
・遺言状と相続税の仕組み、財産家必見!
・特養の食事メニュー
・オリジナル棺桶の作り方
・ファッションなんぞは糞くらへ、ファッション自由主義
・このまま右翼をのさばらすのか、今こそ反体制運動を再び
・年下の女性と付き合うスキルがすぐに身に付く
・忘れてはいけない妻への言葉「ありがとう、美味しい、愛してる」

これぐらい過激に楽しい雑誌作りをしてくれたらひょっとしたら買ってみようかと思う人は数人は存在する、付録も「一条さゆり・塗れた欲情」あたりにして欲しい、彼女は出所後に交通事故と放火による全身やけどなど様々事故に会い晩年は西成の釜が崎で暮らし最後は肝硬変で1997年に60才で亡くなっている

私の友人に妻に先立たれ鬱病になった男が存在するがそれだけかあちゃんを愛していた裏返し、私の淡泊な生き方とはまるで正反対で私だけが普通でないのかも知れません
昨夜、日ハムの優勝が決まった瞬間涙と共に私の昔のテーマソング「We are the champion」(Queen)が球場に流れビックラいたしました、こんな場面に余りにも嵌りますなあ
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by PUSH-PULL | 2006-10-27 08:17 | ご託&うんちく | Comments(0)

ないものあります

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喜連瓜破
大阪の地名でオモロイベスト3に間違いなく入る、私的には放出(はなてん)、茨田諸口(まったもろくち)あたりが双璧、喜連瓜破=きれうりわりと読むのだが次の駅の出戸(でと)もなかなか好きな名前である

家の近くのコーナンへ建築金物を調達に出かけたのはいいが数が揃わない、他のお店に電話をかけ廻ったら(IPの方はいまだに不通で携帯)1軒のコーナンが社内検索をかけ調べてくれた、だったら最初の私が訊ねたコーナンでは何故検索をやってくれなかったか疑問で少々立腹している!
電話予約をし喜連瓜破のコーナンまで出かけ買ったのはフロアーバンド、こちらの話はさておき行く途中で見つけた面白い店「出物ヤ」、出物ヤの「ヤ」はあくまでも「屋」ではなく「やぁ」でもなく「やっ」ともちがい「ヤ」なのであるが理由は定かではない

早い話が古道具屋だと思うのだが日本橋の5階百貨店に近い品揃えで、おそるおそる中を覗くとよくぞまあ集めたと思うぐらいのアイテム数である、普通この手のお店は陳列の仕方が乱雑なのが多いのだがこの店は不思議と整理されている、通路の巾が40〜50センチぐらいだが天井までクーラーから電動工具まできちっと積み重ねられている

b0057679_8273742.jpgたとえば道路にはみ出たソファーに洗濯機に冷蔵庫に洋服に棚、雨の時はどうしているのだろうと思ったが汚れている風はない、でかい亀の剥製、錆びた木工ドリル、コンプレッサーに溶接機、ビデオテープにあらゆるオーディオ製品、厨房道具から食器まですぐにでも店を始められそうなぐらい揃っているのだが、出色なのは味の素か塩らしきものが入ったままの調味料入れと楊枝が入ったままの容器、さすがに醤油差しはカラだったが入っていたとしたら凄いのだが(笑)写真の右端のおっちゃんがどうも社長らしい

クーラーなどかなりの重量だと思うのだが何段にも積み重ねられ、先日私はスチール棚を組んだばかりなのだがここの棚もかなりのモノである

張り紙に「ここの置かれて商品はごく一部です、ご入り用なモノがあればおたずね下さい」

多分このお店だけで数万点は優にあると思うのだが、見渡した限り私の欲しいモノは残念ながら一つも見あたらなかった、確かに看板に書かれているように「何が出るか判らない店、一度は寄ってみたい店」であることには間違いないのだ、店と自宅の電話番号がテントに書かれていたのだが自宅に置かれている大量の商品ってどんなだろう?

帰りの電車を待つホームを見回してあまりの乱雑さにこれが同じ大阪市営地下鉄かと思ってしまった、柱の張り紙も直にテープで留められ駅員の鈍感さに驚いたのだが剥がすときどうするのだろうか?床には直接ペイントされ今は禿げてしまっている「危険」の文字、駅周辺の路地も直角に交差させず見通しが利かない、町作りも住人には失礼だが新旧混合の乱雑さが垣間見えたのは残念でもあった
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by PUSH-PULL | 2006-10-26 08:34 | ご託&うんちく | Comments(0)

生活空間

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狭いながらも楽しい我が家・・・だろうか?
1年中ここの住人は表に水を撒く、ゴミが落ちていても箒は使わず水で車道に流してしまう、朝早いのでときどきパジャマ姿で頭にはカールを巻いていたりする、真冬の場合はすぐに凍って通行の妨げになったりもする、確実に雨予報の日でも水を撒き私の自転車は泥よけが付いていないのではねが上がらぬよう最徐行になる、右隣のビルの前も丁寧に水を撒くのでひょっとしたらビルのオーナーかとも疑っている

目測だが間口1間半(2.7m)×奥行き2間(3.6m)なのだが左側の角度を見る限り後ろ側は1間(1.8m)ほどしかない、生活するにはブックリするようなスペースなのでブログを書くに当たってCAD(作図用のソフト)を使ってかってによそ様の家のレイアウトを描こうとしたがどうしても階段部分が確保できないのである

玄関が開いているときにチラッと見た記憶をたどれば玄関はタタキ土間もありしかも二部屋に分かれていた、1階に風呂とトイレを確保すると後は階段だけになってしまう、2階部分に1階からの階段と3階への階段を確保すると後は3畳ほどしか残らない、そこに台所兼居間兼寝室を確保したら収納は階段下だけになり後テレビやタンスは何処に置くのであろうか?
しかし1階に換気扇ダクトが見えるので台所は1階で2階は居間だけが正しいのかも

ときどきここの主を見たことがあるのだが何時もきちっとした身なりのおっちゃんで、朝水を撒くおばちゃんも服装はちゃんとしているので生活に困っている風はなくどちらかというと私より生活レベルが高そうに見える、階高は隣の家と同じなのでちゃんと確保されていておまけに屋上まであるのだから凄い

昔ヨットというモノを所有していたのだが全長25フィート(約7.6m)巾7フィート(2.3m)でも小さなジンバル(傾いても料理の出来るコンロ)と流しと氷を入れる冷蔵庫と人数分の食器とセール一式とバカでかいディーゼルエンジンがあり、しかも5人分の寝床とトイレがあり1週間ぐらいの船旅なら何処にも寄港せず旅が出来たのだからこの家なら充分な広さはあるのだが・・・

あくまで移動手段のキャンピングカーと同じで旅が目的ならば何とでもなる、日常的に生活するとなるとあれやこれや持ち物が必要で夫婦が共同生活するとなるとあっという間に荷物は増えるはずだ、子供の姿は見たことがないので年からすると既に成人し出ていったであろうと推測される

一度この家を覗きたい気もするのだがどうも朝水を撒く行為が大嫌いなので話が合いそうにないのは歴然としているが、もう一度時間のあるときにこの家の生活レイアウトを考えて見ようと思っている(笑)

突然だが月曜火曜と連日電話が不通でFAXも使えず仕事に支障が出た、おかげで図面を発注先のブリキ屋さんに持参する始末、他の資料もデジカメで撮影しメールで送ってもらったり郵送して貰うことにしたりしている、携帯のおかげで不具合を知ったわけだが新聞の扱いはベタ記事に近く光電話(IP)だけの障害らしいのだが電話で商売をしている会社は大騒ぎだったはず、だがしかしNTT西日本が謝罪した話は聞かない!

「どうなっとるんじゃい、責任者出てこんかい!」
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by PUSH-PULL | 2006-10-25 09:18 | 写真 | Comments(2)

ソフトバンク

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価格競争?
昨日の夕方孫氏の記者会見があった、「電話料金無料・パケット通信無料!」高らかなる宣言で「予想外」と言う一連のキーワードの流れを締めくくった

9000万台以上と言われる携帯人口が示すように完全に生活の必需品になったが、どう考えてみてもこの数字はおかしい、実数はこれより大夫割り引いて人口的には6割ぐらいではないだろうか、朝刊でもっと大きく取り上げられているかと思ったが以外と記事が小さい、と言う私もこの年になって今年初めて携帯を持ったがほとんど使うことはない(笑)暇なんよねえ〜

b0057679_8294018.jpg真っ白なソフトバンクの袋とまっさらの携帯、先日見た風景である、彼は熱心に携帯電話のマニュアルを読みながら設定を無心でやっていたのでたった今買ったばかりの帰りと推測したわけだ、今回のボーダーフォン買収には1兆円以上のお金が支払われ、外資を始めあらゆる金融機関から資金を集めたと言うから金利だけでもとんでも金額になるのであろう

借金できると言うことはそれだけ旨みのある事業だとも言える、YahooBBの人海戦術のアナログ的えぐいキャンペーンに比べたら今回は少しはスマートになったが・・・(笑)、ロゴも地下鉄のホームが真っ白になるぐらいシンプルでもあり企業も少しは大人感覚になったのだろうか

今日からポータビリティー(携帯電話番号継続)制度が始まった、継続と言っても番号だけでメールアドレスは変えなければならずおまけに新規加入料金5000円前後が取られポイントは消滅し長期契約者は違約金が発生する可能性がある、最初は変更希望者が多数いたのだが内容が判るにつけ乗り換え予定数がどんどん減少してしまった

「通話料タダ宣言」も今朝の新聞を読んで判ったことだが、自社間のみで来年1月15日までに申し込んだ人だけで他社より基本料金が210円安いのは良いが無料になるのは月額9600円の「ゴールドプラン」が対象でしかも時間制限があり他社携帯に接続すると割高になり既にメールだけならauは自社同士は無料だし・・・と調べているうちに段々訳がわからなくなってきた、新聞の扱いが小さいのをやっと納得した

この春私が携帯を購入するとき各社の価格設定を調べてみたが余りにも複雑すぎた、これはインターネットにも言えることであるが学割だのマイ割だの家族割りだの長期割りだの加入条件設定が無数にあり誰も本当に理解していないのではないかと思ったのだ、携帯が最初に登場したときも何故か代理店システムを取り入れ町中に仲介をする人間が無数に出没した(笑)一番ハイテックな産業が一番ベタベタな不器用なシステムに乗っかったのである、先ほど書いたYahooBBのADSL勧誘も目に余るひどさであの人件費は武富士のティッシュ配りよりひどかったのではないだろうか?

見かけから判断してはいけないのだがどうも孫正義の生き方があの江副にだぶって見える、村上にも堀江にも同じ匂いがするのは私だけだろうか?ドコモの経常利益が1兆円越えでauのKDDIが6000億と言うからとんでもない売り上げであることには変わりなく、孫子が言うように日本のモバイル料金は世界でもいまだに有数の高額設定なのだろう、ハテサテこれからドコモとauはどう反応するか、ソフトバンク並みの言葉面だけの予想外を出すことだけは間違いない(笑)
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by PUSH-PULL | 2006-10-24 08:34 | ご託&うんちく | Comments(2)

道頓堀川

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川の流れのように
先日土佐堀川を書いたので今日は道頓堀川、こちらの名前の方が著名かも知れないが久しぶりに訪れたらセーヌ川と見まがうべきお色直しでブックリしてしまったのだ、はたして良いのか悪いのか判断に困るほど美とはおよそ無縁の景観でただひたすら大阪的である、この真後ろがあのグリコのネオンが燦然と輝いているのだが生憎まだ工事中だった

半珍キャッツの優勝時の飛び込みで一躍全国区に名をはせた場所がまさに私の立っている場所で、心斎橋筋から戎橋筋にかかる「戎橋」、道頓堀橋はこのすぐ東の御堂筋にかかる橋のことを言い、心斎橋は少し北の長堀に架かっていた橋のことを言う

遊歩道には中年の男性の一人姿がやけに目に付きなんだかネオンの華やかさとは裏腹に世の「無情」をふっと感じてしまった

道頓堀川は少し東に行くと東横堀川と名前を変え北上、大阪のど真ん中を分断し中之島の土佐堀川に繋がる、安井道頓が1600年初めに私財をなげうって安井道トや安藤籐次などと一緒に作ったとされているが、私財で堀を作れるモノなのだろうか?その地方の長ならともかく費用や人夫どうしたのだろうと未だに不思議に思っている、大阪城の外堀を作ったぐらいだから今で言う土木治水の最大手ゼネコンだったのだろう

川と平行した道、つまり道頓堀に芝居小屋が次々と建てられた、中座・角座・竹本座・浪速座・弁天座・朝日座などが有名なのだがその大半が最近まで現存していたのが凄いところ、しかし残念なことに次々と姿を変えていったのは大阪の何百年と続いた繁栄の終焉なのだろうか?

木津川までの2.5㎞の運河を道頓堀川という、上流から下大和橋・日本橋(少し南に行くと電気屋街がある)・相生橋・太左右衛門橋(南詰めにたこ焼き屋が2軒、何故か片方だけ大流行)・戎橋(私の大嫌いな言葉の引っかけ橋のこと)・道頓堀橋(この橋からの眺めが賑やかである)・新戎橋(少し前までこのあたりが少々危なかった)・大黒橋(?と思う面白い橋である)・深里橋(FM大阪のビルなんばHachがあり川沿いの港町リバープレースはここが大阪と思うぐらいお洒落である)・住吉橋・西道頓堀橋(ここから西道頓堀川と名を変える)・幸橋・幸西橋・汐見橋・日吉橋を経て木津川に合流する

橋ごとになんだかんだと下らぬ思い出があるのだが一番笑ったのは大黒橋である、すぐ北側がソープランド街を経てアメリカ村に続いていたが最近はあのタワーレコードが撤退しかなり様変わりしている、夜に友達と飲み歩いていたとき橋がやけに明るい!この橋は橋そのものが2段になっている変な構造の橋で片方が煉瓦造り、低い方の橋からよじ登り高い方の橋に顔を覗かせた瞬間「カット!」の大声、若者がバラバラと駆け寄ってきて「そこから覗かないでください」と警告を受けた、私のすぐ目の前にライトを一杯浴びた絶頂期の松阪慶子さんが不服そうな顔でこちらをじっと見つめ立っていたのである「わあ〜めっちゃきれい!」
後で知ったのだが深作欣二監督の松阪慶子と真田広之主演の「道頓堀川」でありました

と書きながらも昨日の投票結果が非常に危ない、神奈川・大阪の補選を始め全国のほとんどの地区でまさにネオ保守の波が明らかに起こりつつある、民意という言葉は大嫌いだがまさに日本のレベルはひたすら「普通の顔をした右翼の時代」へ走っている、人様の言葉だが「森善郎のアホさ加減、小泉のいい加減さ、そして安部のソフトな狡さでファシズムが完成する」と言う言葉が冗談でなくなってきたのだ
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by PUSH-PULL | 2006-10-23 09:16 | ご託&うんちく | Comments(0)

マロングラッセ

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秋の味覚
秋と言えばと言う設問で食べ物を順に言うタレント相手のクイズを見たが、最近は食に関する季節感が喪失しているためか買い物とはおよそ無縁の生活のためかすぐに答えが途絶えてしまったのに驚かされた

サンマ・松茸・サツマイモ・カボチャ・栗・銀杏・柿・蠣・ミカン・キノコ類・新米・なすび・鮭・ゆず・スダチ・里芋・・・いくらでも出てくる

頂き物なのだがビックリするほど旨いマロングラッセである、いつも少々お値段がお高いのと1個ずつ仕切られた所に入れられタカピーな過剰包装に気後れしてしまい買うことはない

b0057679_1126227.jpgラディオから哀愁を帯びたボノの声が聞こえてくる、曲と曲の合間の彼らの生い立ちを聞いてビックリした、「U2」は誰も楽器を弾けない頃に結成したらしい、オリジナル曲にすぐに走ったのは彼らはローリング・ストーンズの曲がカバーできなかったらとはウソみたいな話であるがもうすぐ日本に久しぶりにやって来る、アイルランド出身のバンドだが数少ない政治問題を扱っているミュージシャンではないだろうか、他にはブルース・スプリングスティンやボブ・マーリーなどでほとんで浮かんでこない、先ほどから次々と聞こえてくるどの曲も良く知っているがどれも完成度が高く素晴らしい

最初ライブ映像で白旗を持ってステージの横に組まれたパイプをよじ登り最上段で旗を振り回したときは驚いたが、後で彼らの政治的背景を知りかなりショックを受けた記憶がある、マイナーなタレントやミュージシャンではときどき日本でも政治ネタが存在するが、メジャーでは皆無に近くかろうじて上げるとすればお笑いの「爆笑問題」ぐらいかも知れない

マロングラッセの話を書こうとしてとんでもない方向に走ってしまい申し訳ない、この現象は体内に残された昨日のアルコホルが悪さをしているのだ、きっと!

市販されるマロングラッセは普通ちゃんと栗の形をしているがこれはバラバラ、しかもパッケージに「この製品はマロングラッセ製造過程で形の壊れたものです。」と断りが書いてある、形はよろしくないが味の方はグッドテースト、かなりリキュールが入っていて食べた瞬間独特の香りが口の中に甘さと共に広がる、シンプルな栗の味が好きな人には不向きな味かも知れないが洋菓子としては完成している
ちなみに先ほど食したマロングラッセは宇都宮市のミットーズ会とパッケージの底に記されていました

栗の料理は渋皮を取るのが面倒で指先が真っ黒になる(笑)煮込んだ後シロップが乾燥しないとグラッセと呼ばないらしい、普通はブランデーとバニラを使うのだがこれはどちらも入っていない、煮るのにとんでもない時間がかかるところがどうも家庭料理向きではない
marronns glaces(仏)=栗の砂糖漬け菓子、お菓子の中でも高級菓子の部類に入るのではないだろうか。
栗ご飯や栗きんとんを作ったことはあるがさすがグラッセまで手を伸ばそうとは思わない(笑)
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by PUSH-PULL | 2006-10-22 11:34 | うまいもん | Comments(0)

公園ののらら、何故か立ち止まり私をガン見、写真の粒子が荒れております


by PUSH-PULL