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「弟切草」

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学名はヒベリカム(Hypericum erectum)
「弟切草」にはたくさんの仲間があるようだ、昨年はぱらぱらとしか見なかったのだが国道2号線沿いの植え込みに今年はこれでもかとあちらこちらで咲き始めている

側に寄ってみるとなかなか綺麗な花で上品である、花芽の由来は「この草から出来る秘伝の薬…その作り方を他人に漏らしたとして兄は弟を怒りのあまり斬り殺した…平安時代の鷹匠伝説から来た名前」とかでなかなか恐ろしい

この季節に咲く弟切草の仲間に 美女柳(ビジョヤナギ) があるが区別がよく判らない、こちらは「太液の芙蓉、未央の柳」 楊貴妃の美しさを評した白楽天の詩からきた名前とか、そういわれればそんな気がしないでもない

花のなまえよりもゲーム好きの方はホラーRPG「弟切草」として有名である、これもなかなか怖い

「夏の日の夕暮。そこは曲がりくねった、うす暗い山道だった。雑木林だけがただ続くような、さみしい風景だった。あなたは恋人の「奈美」と、人気のない山道を車で走っていた。ふと気がつくと道の両脇には黄色い花が咲いていた。助手席の奈美に聞かれ、あなたは「オトギリソウ」だと答えた。弟を切る草と書き、「弟切草」と読む。傷薬をはじめとして様々な薬にもなる草だが、その名は哀しい由来を語る。とある鷹匠の兄弟。
その家に代々伝わる秘伝の特効薬。鷹の怪我を治すこの薬を他の鷹匠たちもほしがったが、兄はがんとして教えない。そんなとき、弟が恋人に秘伝をもらしてしまう。逆上した兄はその恋人もろとも弟を殺し、その血を浴びた草はやがて「弟切草」と呼ばれるようになった。兄に殺された弟の恨みの血。弟切草の葉を透かすと見える黒い斑点は、その名残なのだと。」

b0057679_10314121.jpgで始まり車が動かなくなり、見知らぬ屋敷へと向かうのだがこのゲームはプレイ側の選択でどんどんとストーリーが変わっていく面白いゲームだが怖い!

国道の脇でこれだけ繁殖するのだがかなり丈夫な植物なのだろう、私がプレステ時代に「弟切草」をやった頃は中之島の遊歩道で初めて見つけたぐらい珍しかったのだが、ひょうっとしたら探してみれば今はあなたの周りで一杯咲いているのかも知れません、血止めの薬として役に立ちますよ
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by PUSH-PULL | 2006-05-31 10:37 | 写真 | Comments(4)
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模写
以前このブログでライブドアの株券を買ったことを書いたが、実はこの作品のためである
これは株券を模写したモノでただそれだけ、本物の株券も一部コラージュしたり透かしを入れたりと色々連作で制作してみた

市販の額に入れるような作品でないのでカメラ倶楽部の仲間たちから分けて貰った昔の大判カメラのフィルムホルダーを額に見立てて、両面とも作品が入っている、昔のホルダーは非常によくできているがもちろん利便性という意味では今のカメラとは比べものにならないぐらい不便なのである

昔、学校のクラスの集合写真を写すとき「みなさ〜んこちらを見てくださ〜い、クマさんがでますよ」とか言われ、見た瞬間「ボ〜ン!」とマグネシユームが焚かれ撮影された覚えはないだろうか、あの蛇腹式のカメラはこのフォルダーよりもっと小さい8×10(エイトバイテン)サイズである、これはもっと古い時代のモノである

真昼の屋外でもストロボ撮影をしていたぐらいだから、感度の低いフィルムを使って描写力をアップしていたのだろう、フォルダー両面にフィルムを入れ1枚ごとに斜光フィルターを開け閉めして、フォルダーをひっくり返してもう一枚撮影していた、今のロールフィルムの手順から比べると何もかも驚くべき差がある

ここ2,3日ライブドアより村上ファンドの我が「半珍キャッツ」買収話がかしましいが、5月28日の毎日新聞の朝刊に私の好きな佐高信氏が阪神VS村上ファンドというインタビューでぼろくそに村上をこき下ろしていて痛快だったが、返す刀で突っ込まれた側の阪神の古い体質を非難していた、まさにその通りでタイガースの経営を見てもギャラが高くなるとすぐに放出された、田淵・江夏・岡田・藪・小山・・・・数えだしたらきりがない、今の広島や日本ハムと同じで早い話がむちゃくちゃな経営で4番とエースを売っぱらって金儲けをしてきたのである

折角西梅田の開発が順調に進行して矢先、やっぱり脇が甘く村上ファンドにボロボロにされたのである、もちろん太刀打ちできる体力も財力もなく知恵もない、阪急自身も小林氏が亡くなると同時に球団を手放し、住宅地開発の元祖だった宝塚遊園地まで手放す有様で(阪神パークも同じです)さほど経営が素晴らしいとも思えない、何故に阪神を買収しようとしているのか意味が不明だ、銀行と同じで競合相手と合併する感覚が理解できないのである

額面1円差で2億の差額が出るのだから我々下々には想像を絶する世界である、村上ファンドは単なる金儲け屋で経営する気はさらさら無い、もしTOBが成立すればわずか1年で470億の利潤を生み出す日本の経済システムは完全に狂ってしまっている

株券とアートとどんな関係があるのか?・・・それはアナタ自身で
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by PUSH-PULL | 2006-05-30 10:23 | アート・デザイン | Comments(0)

うえだ こうじ

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carbon
以前から炭で作品を作りたかった、友人のM谷氏が富山で炭焼き生活をするところから話が始まるのだが窯づくりを手伝った影響もある

その窯も潰れ、今度は家の近くに新たに大きな窯を作ることになり大阪京都から大挙して私の友達を誘って物見がてら駆けつけた、全員が現場に強くみんな自分のナイフを持っていたのには驚いたのだが、ロープワークの上手い男、高い場所でも平気な男、力持ちそれぞれが楽しみながら炭窯づくりを短期間だが手伝ったのである

あの炭を作る手間と意味を知れば知るほど難しく、そして面白い
今回は球体の炭がほしくてこちらで購入して送ろうと思ったが、乾いた木はだめとのことで急遽現地の木地屋さんにお願いして生木をロクロで轢いて貰ったのだが、残念ながら木の選択を間違って(あちら任せの為もある)球体に仕上がらず、木目の縦方向より横方向の収縮が激しく残念ながら若干楕円になってしまった

一つだけはサンディングして球に仕上げたがほかはそのまま展示した、花や野菜を炭にするときと同じでブリキ缶に籾殻を一杯入れその中に埋め込み焼くと綺麗に仕上がる、ただし薄いモノは取り出した瞬間すぐの壊れるので樹脂か何かで固める必要があるので、大変なのである

今回は巻紙の上に「書風」に並べてみた、もちろん捺印の篆刻もすべて自作、ほかにも違う作品を出品したので改めてこのブログの載せます

「昭和モダン展」は5月30日から6月4日まで奈良の上三条で開かれています、初日と最終日にはギャラリーにいますので是非覗いてください、ほかの作家さんもなかなか面白い作品を出品しています
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by PUSH-PULL | 2006-05-29 09:43 | アート・デザイン | Comments(0)

昭和モダン展

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展覧会
今日奈良まで搬入に出かけます、30日から始まるギャラリー「上三条」で昨年から始まった「昭和モダン展」主義主張や作風で集まった会ではないだけに、作品もバラバラで私以外ほとんど古い言い方をすれば具象らしき平面、陶芸・写真が多い

ギャラリーで作品を発表することの意味性について数日前にこのブログで非難したばかりだのだが、その書いた本人が作品を出す、しかしいまだに俗に言う個展に関しては批判的であることにはあまり変わっていない

昨年も今年も自分の作品よりも、ポスターや案内ハガキのデザインの方が己の作品製作よりもエネルギーと時間がかかっていると言っても当たらずしも遠からずなのは間違いない、なぜなら私の作品はどちらかと言うと頭の中で出来上がってしまうからなのである

もちろんモノ(オブジェ)としてカタチにする必要はあるがほとんど手間暇は取らせない(笑)本当はこの数十倍ぐらいの大きさのコンセプトなのだが、もちろん場所もお金も何もかも不可能に近い、ある意味エスキースあるいはスケッチに近い作品になってしまっているのが悲しい

初日の30日と最終の6月4日にはギャラリーに顔を出していますのでお暇な方はどうぞ、初日にこられたら美味しい焼鳥屋?へご案内いたします

私の今回の作品については飾り付けがすんでから撮影しブログに載せるつもりですので辛口のコメントをよろしく、そういえば誰も人の作品をけなさんようになったなあ・・・言ってるのは私と木村氏ぐらいかな(笑)

上三条さんはなかなかこじゃれたギャラリーで路地の奥まったところにあるのですが、結構広々としていて1階が喫茶で2階がギャラリーになっている、オーナーさんも画廊ずれ(笑)しておられずとても親切な方で、今回もほとんど無償に近いギャラリー企画の状態にさせて貰っている

通常ちょっとこましな、はっきり言えば名が通っていて多数の顧客を持ち(ここが画廊のポイント)、マスコミや美術評論家連中が現れる画廊を借りると1週間で20〜30万近いお金を必要とするので、貧乏作家にはまず無理である

ではどうするか?現代美術系はほとんど個展を開いても売れる可能性は低いので、コンクールや色々なところに(お金がかからないモノ)に出品し、入選もしくは賞を取りギャラリーの企画展で招待されることである

もう一つは贔屓客(スポンサー)と出会うことである、面白い作品には必ず評論家やキュレーターや個人顧客に注目される可能性が高い、そうするとそのルートからでもエキビジションに招待されたり、先ほどの画廊の企画展に呼ばれる可能性もある
つまり現代美術の作品は、先進性と時代性と質が問題なることは間違いない
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by PUSH-PULL | 2006-05-28 09:04 | アート・デザイン | Comments(0)
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「御巣鷹山」はゲリラ上映?
暇人の私でもたまに朝早くからお仕事に出かけることがある、と言うことで昨日は朝からスタジオ入りで編集立ち会いのため平日としては久々にブログを休んでしまった

映画のポスターをこうした街路樹や照明灯にくくりつけられたのを見るのは何十年振りだろうか、昔よく酔っぱらって梅田から電車もなく深夜に歩いて帰ってきたことがあるが、何故か家に着くと映画のバカでかい立て看をいつの間にか持って来ていた(笑)

おかげで私の部屋にはキムノバーグの投身大などの姿があった、あのころと映画の看板は本当にでかくベニヤ板パネルにちゃんと表具されていたのである

渡辺文樹監督さんのことを初めて知った、時々活字で見かけた記憶があるのだがもちろん彼の映画を1本も見たことはない、日航ジャンボ機、山中に激突「御巣鷹山」なのだが、新聞や雑誌で見たことなことがなかったので、きっと自主上映なのだろう、検索したら過激なのである!京都で「バリゾーゴン」を上映したときも同じような手法を取ったようである
http://raidenleader.hp.infoseek.co.jp/barizogon.htm

調べてみていてビックリした彼自身が制作した「ハラハラとけー」と言う映画で天皇暗殺を企てる主役を演じていたりしている、マスコミが取り合わないはずだ、「腹腹時計」という言葉をご存じの方はあまり多くないかも知れませんが、爆弾製作のマニュアル本としてその世界では有名です
http://www33.ocn.ne.jp/~projectitoh/cinematrix/roadshow_ex.html
なかなか読み応えのあるサイトです

彼の作品としてはほかにも社会派映画からさえもはみ出してしまった「家庭教師」「島国根性」「ザザンボ」などがあります

予算があるのかないのか知らないが、ポスターを貼って歩くだけでも大変なのに2種類のポスターまで作られていて、映画の内容については知識がないので差し控えるが、ポスターの上に貼られたコピーもみんな違っている、すべて墨の手書き文字で
「520人、一瞬に惨死!神様ってむごいねえ」
「戦慄のダッチロール32分」
「撃墜されていた真実」
「棺を開けるとウジが蠢き出す」
すべて過激である、何処の国でも大惨事が起きると政府・マスコミ・企業・製造メーカーなどよってたかって真実から国民の目をそらそうと言うムーブメントが必ず働く、つまりお互いに責任の擦りあいで、事故にあった個人レベルでは企業相手に自腹を切って裁判を起こすことすら出来ない

最近でも構造計算疑惑、尼崎脱線事故、サラ金や保険会社の営業停止など数えだしたらきりがないほど次々と出てくる

戦後すぐ後から起きた様々な問題でいまだに裁判が続いているのもたくさんある、特に公害問題などは結審を見ないあいだに次々と死んでしまっている、ほかにも在日・部落・・・・

この日航ジャンボ機の何処に渡辺氏はポイントを置き映画を作ったのか知らないが、隠されたものが何かを見てみたい、と言うよりも渡辺監督がヒジョーニが気になっているのです
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by PUSH-PULL | 2006-05-27 08:52 | カルチャー | Comments(1)

日課

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合成写真の続き
合成と言うよりもつなぎ合わせである、昔名古屋の写真家の方でカメラを回転させながらフイルムも自動的に移動するカメラを開発し、360度人の並んだ写真を見たが非常に面白かった、しかしカメラそのものがバカでかく相当費用がかかったのでは無かろうかとそちらの方の心配してしまった

特殊なカメラで180度までなら写せるカメラは存在するが少々値段がお高いのでまだ実際に使ったことはない、縦長のスリットマウントで後ろのフイルムを撮影しながら移動させ前を通り過ぎる新幹線などの電車をカメラを固定したまま撮影するという高級な撮影方法もあり、このカメラの場合ひずみは一切無く全車両正面の写真が出来上がる

北アルプスの360度パノラマの山の写真(超横長)を部屋に貼っていたが、私自身が山に行かなくなりそのうち写真を見ているのがうっとうしくなり片づけてしまった

今日の写真はここ10年来ほぼ毎日朝夕犬々の散歩で訪れている下福島公園である、今日は何故かこんなに快晴なのにグランドには人も犬も誰もいなかった、時間は午前8時前・・・珍しいことである、そうこうするうちに時々朝練に来る佐川急便のソフトボールの連中が大勢でやってきた、練習を何度か見ていたことがあるのだが朝からあまりにもハードで見ているだけで疲れてくる、投げる球の速さには驚かされ練習の手際よさを見ているときっと社会人1部リーグの選手たちではないかと思った

毎日顔を洗ったり歯を磨いたり飯を食ったりと生活に関する日課はいっぱいあるが、犬の散歩だけは私がフリーになってからのことである意味非常に感謝している、なぜならそれまでは完全に夜型人間でウィルス性肝炎を宣言されるまでは毎夜飲み歩き、給料の大半をアルコールと会話に充填する生活をしていたのだから(笑)もっとも行く店がデザイン関係や建築関係など、どちらかというと変わりモンの溜まり場が多くおかげでおもろい友達だけは増えました

しかし今日写真を写しながら、仕事と生きるための習慣以外の日課は犬の散歩だけだと言うことを改めて再確認した次第、少々問題かなあ・・・
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by PUSH-PULL | 2006-05-25 12:43 | 写真 | Comments(0)

合成写真

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デジタル
一昨日栄さんの個展を見に行ったとき別室で風景写真の作品を見た、何処にでもある夜景の写真を2枚組み合わせ下半分を反転しちょうど建物が道頓堀の川面に映る夜景の仕上がりになっているのだが、上の写真と下の写真が違っていたりして一瞬不思議な感じがした

私自身デジカメやPC加工を否定も肯定もしないが(仕事ではほとんどこれで飯を食っている)いざ美術?分野となると非常に問題で甚だ安易すぎて考えてしまうのである

CGのアート作品が世に出始め一世を風靡した時代があった、どれもこれも技術におぼれ絵は実験的で綺麗なのだが無意味なものが多くすぐに飽きてしまう作品ばかりだった、おかげでいまだにCG作品に関しては否定的な感覚が残されている

その点映画やアニメは最初にストーリーありきで作られているのでなかなか面白いものに出会ったりする、しかしカンフーものとかワイヤーアクションもになると、あまりの映画の筋のバカバカしさに「ようこんなものに何億も賭けるなあ」とアホらしくなる、マトリックスを見たときも折角楽しんで見ていたのに最後に主人公がキッスで甦生するに至っては思わず「そんなアホな!」と大きな声で客席で叫んでしまったぐらいなのだから(笑)

フイルム写真絶滅の危機にもかかわらず、写真の個展は花盛りで年中あちこちで開かれ写真専門のギャラリーが大阪だけでも何カ所も存在する、もちろん個人が楽しんで自腹を切って開かれているのだからなんの問題もない・・・はず?

もちろん中には実験的な面白い作品を作る若者に出会うこともあるが、ほとんどがカメラ雑誌グラビアの延長線で見るに値しないのが多いことも事実である
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by PUSH-PULL | 2006-05-24 09:20 | 写真 | Comments(0)

「栄 利秋」展

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画廊とは
部屋に入ると何とも言えない甘い木の香りがするクスノキだろうか?本人に聞かずじまいだったのでたしかではない

昨日彫刻の大先輩(大学は別)である栄利秋氏の”木の仕事”展を信濃橋画廊に見に出かけた、早い話が例によって例のごとく後の飲み会が目的かも知れない、大阪市の四つ橋筋本町にある画廊なのだがB1に2室、5Fに2室展示スペースがある、B1の一室を覗いて後は2坪前後の小さなスペースでここで個展?と一瞬疑ってしまう

私自身一度も個展をしたことはない、つまり現代美術のコンクールやアンデパンダン系の美術展ばかりだった、一昨年たまたま友人に誘われてグループ展に参加する羽目になり、それが縁で今年も今月末から奈良で開くことになったが改めて案内します

栄氏は昔から球体をテーマにづっと作家活動を続けられている、奄美出身の陽気で気さくな作家さんである、最初に彼の作品を意識したのは宇部野外彫刻展に出品していた樹脂製の「KANA」というばかでかい球体であった、一部分がレンズになっていて芝生にごろんと転がされた作品は圧倒的な存在感があった

その後も色々なモニュメントを作られているが、金属であったり石であったり木であったりと素材は代わり変遷しているがテーマは一貫して球体を主体とした曲線の作品である

画廊で作品を展示することについては作品を作り始めた頃から私自身非常に抵抗があり、ましてや公募展(日展・行動・モダンアート・・・無数にあった)に出品することは眼中にもなかった

たとえば関西で1メーター立法の石や鉄の作品を作ったとしたらまず展示できるギャラリーは数カ所に限定される(美術館は別)、なぜならギャラリーがビルの地下にあったり2階にあったりで搬入すら出来ない、貸し画廊は特にスペースも狭く重いもの大きいもの長いものすべて展示不可なのである、となると立体作家は必然的にエスキースなど売り用(失礼な言い方で申し訳ない)の作品に限定されてくる

昔、京都で木村氏と出会いロックコンサートを手伝うことになったとき、「マス」と言うことがテーマになったことがある、つまり「画廊で6日間個展して来場者数はよくて150〜200人ぐらい、比叡山で沢田(ジュリーのこと)のコンサートしたら2万以上人が来る、どちらが面白いと思う?」思わず「2万人」と答えてしまったのである

比較することすら問題があるのだが、面白いか面白くないかと言う時点で考えたら2万人が勝っているの言うまでもない、比叡山のコンサートを仕込みから全部手伝ったのだがいまだにその時のことをはっきりと覚えているぐらいコンクールに入選したこととは別の強烈なインパクトがあった

b0057679_8544270.jpg信濃橋画廊の帰りは必ずと言っていいぐらい四つ橋筋本町南西角のビルのB1にある居酒屋「ヤング」で割り勘の飲み会とあいなる、昨夜は週間「金曜日」のルポルタージュで奄美をテーマに書いたレポートで賞の取られたことのある、今は大阪日々新聞の報道デスクをされているO山氏も参加され、奄美をテーマに大いに盛り上がったのは言うまでもない、おまけに生ビール一杯サービスで色々注文し何杯も飲んだが思いっきり安かったのだ!!言うこと無し

余談だがちょうど今がクスノキの白い小花の季節です、写真はパクリだがクスノキの花は湿度が増すといっそう強い香りを増すという、公園などにお出かけの際は是非鼻を敏感にされたし、すぐに木が見つかります
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by PUSH-PULL | 2006-05-23 09:04 | アート・デザイン | Comments(0)

月酔会と小松辰夫

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御所
1年振りである御所を訪れるのは、今年も小松辰夫氏の追悼の飲み会がやってきた、亡くなられてから今年でちょうど20年も経つ、私の京都時代公私共々色々お世話になった方でたぶん最初の出会いは河原町三条下がるの「六曜社」だと思う、六曜社は京都の文化人=変わり者の溜まり場でこまっちゃん(小松氏)が最初に六曜社に行き始めた頃は百円でコーヒーを注文し新生を一箱買って電話で友人を呼び出しできたという、もちろん私が行きだした頃はさすがにもう少し高かったが後にも先にも喫茶店で新生を買えたのはここだけである

b0057679_1063025.jpg私自身がイオネスコやベケットの芝居をやっていたこともあり、こまっちゃんの主宰する「現代劇場」の芝居も彼と会う以前に四条通にあった山一ホールで見た記憶がある、こまっちゃんと知り合えたおかげで一度に大学以外の友人が一度に増えた、1969年の京大封鎖中の「バリ祭」にも参加するようになり、その後西部講堂を中心に木村氏達とロックコンサート「MOJOWEST」へと繋がっていった

こまっちゃんは20年前にやはり酒が原因で亡くなられたがその後を追うかのように六ヶ月後、京都BUND(社学同)の中心人部でもあった高瀬泰司氏が亡くなられたのが非常に印象的である

昨日は一日中好天気で1時から6時まで楽しい宴が続き私のカラダには今も微妙な残像が残っている、集まった友人達も昨年より遙かに多く造り酒屋の社長家族・ミュージシャン・京大教授・高校教諭・陶芸作家・壁画家・郵便局員・デザイナー・照明屋・瓦屋・漫画家・・・こまっちゃんが演劇に関係していたこともあり、半数は若い頃演劇に関係していた人達とあとはMOJOWEST関係である

御所は街のど真ん中にもかかわらず広大である、しかし人影はまばらで清水や金閣銀閣の混雑とは大違いである、おまけに夕方になると人影もなくなり寂しい限りであった、数年前に200数十億もつぎ込み建てられた迎賓館が出来てから急に警備が厳しくなった、元々御所は市民の憩いの場所だった筈なのに迎賓館には入ることも出来ず、塀に近づいただけで警報が鳴りすぐさま警備員が飛んでくる、こんなものが本当に必要なのか誰も何も言わない

b0057679_1064283.jpgましてここは外国からの要人が来たときだけ使われ、たとえば今や支持率が30パーセントを切ってしまったイラク侵略の張本人ブッシュとか年に数回しか使われない、たぶんここを維持するだけで年に数億円は使われているはずで、一日中御所専用の警備の車が巡回し宮内庁だけの消防も存在する

誰もいなくなった御所を歩いているときに見かけた植え込みに咲いていた小さな花が非常に印象的でした
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by PUSH-PULL | 2006-05-22 10:12 | 未分類 | Comments(0)

タンクローリー

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不思議感
申し訳ありません、本日はブログ書き込み本人が二日酔いのため、同居犬こと私「犬々」が代筆させていただきます

古い写真ホルダーの中から(古いと言っても1週間ほど前ですが)面白そうな写真を選びましたワン、ご主人が先日ムービーの撮影のために大阪湾岸線を堺方面へ走っているときに車の中から撮ったそうで、少しブレ気味で写真としてはイマイチで載せるかどうか私としては迷ったのですが、ほかのにたいしたものもなくこれにしました

人間とは不思議なもので鏡を前にすると別の宇宙感を感じることが出来るらしい、私たちの世界ではそんなことを犬語で公園で吠えたりすると仲間はずれにされてしまいますワン(笑)、ましてや移動しながらずっと己の存在を意識するのはまか不思議なもので・・・運転していないからこそこんな暢気なことを考えられたのでしょう

昔、昔、球形の鏡があったそうで、360度写り込みどこから敵が侵入してきても判るように部屋につるしていたそうです

凸面鏡はちょうど広角レンズで接写撮影したときと同じように何とも言えない面白いひずみが楽しめます、一時超広角レンズで撮影した子犬の顔のアップ写真がもて囃されたりしましたが、私のように老犬になってしまうと、ご主人は写してくれもしません

書いている内に朝寝の時間がやってきましたので、これにて終わらせて貰いますワン
これからもご主人のブログをよろしく・・・・・・・犬々より
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by PUSH-PULL | 2006-05-21 09:50 | 写真 | Comments(10)

公園で久しぶりに会ったミニピンの太郎君、商店街に昔からあるお茶屋さんのわんこ、気が向くとこうして飛んでやってくる


by PUSH-PULL