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デザインとアートの境目

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何のお店かおわかりですか?
デザイン(あくまでも広告に限定)とアート(あくまでもお芸術に限定)の境目がファジー(死語かなあ?)になるのは喜ばしいことなのだが、広告そのものが行き詰まっているのではないかと感じるようになってきた

上の扉はたまたま通りがかった大阪の南船場の農林会館内のお店の扉である、扉と言っても入り口は別にあり完全に扉ははめ殺しになり広告媒体になっている、服飾のお店なのだが店員さんのユニフォームが白衣という異質な雰囲気なのだが別に置いてある商品はおしゃれなのだがタッグにこの扉に見られる丸数字が入っている、最初お店のブランドが丸数字なのかと思ったらどうも数字でアイテム分けしているらしい

農林会館の存在は以前から知っていたがのぞいたのは2回目である、地下に写真専門のギャラリーがあり覗くきっかけになった、先日ビルを初めてうろうろしたのだが、古いビルを若者たちが旨く利用しおしゃれな店が一杯で飽きさせない、空堀とか中崎町の町屋再生と違ってビルそのものが年季が入っていてかっこいい分高級感がある、かってNYのソーホーがギャラリーのポイントになった時代を彷彿とさせる

町屋だと展開する職業と内装が限定されるが、洋館建てだと間違いなく選択肢は増える

で、上の写真を取り上げた理由は一見したとき何屋かさっぱり判らなかったのと、レイアウトがその分おしゃれでかっこよく収まっていたからである、ここが問題である「おしゃれでかっこいいデザインは売りにつながるか?」と言う事が問題で、ひょうっとしたらデザイナーの独りよがりではないかと言う疑問が起きてくる、先に書いたアートとしてなら何の問題もないのだがデザインがお芸術し始めると色々と問題が起きてくる

b0057679_9332638.jpg左の新聞全面広告は今日の日付なのだが、今年に入ってから何故かデザイン?優先の何の広告かは読み込まないとわからぬものが増えている、右の第一三共ヘルスケア(株)の広告は読み込んでも意味不明で、周りの余白がこれまた意味がない、知的にかっこよく表現したかったのかもしれないがアンバランスでデザイナーの独善的な思いこみがスポンサーに勝ってしまったと言うより大手広告代理店の苦肉の策だったのか?(笑)

左の広告はさらに意味不明でレイアウトは切り抜きの箱づくり風にデザインされているが実際に作れる訳もなく、「MOTTAINAI」というコピーに賛同したあの問題の伊藤忠商事が世界初の循環社会型環境ブランドとして展開するらしいが、厚かましさにもほどがある、このキャッチフレーズで何をしようとしているのだろうか?今まで商事会社としてさんざん開発途上国(適切な言葉ではないかもしれない)を荒らし回ってきた罪滅ぼしだろうか?しかしそんな経営ではすぐに会社はつぶれるのは目に見えているので単なるイメージづくりにすぎない

愛知万博を最大限に利用しまくったトヨタと同じで、環境対策と言うアプローチと同じでトヨタ自身はエコとはまるで無縁の会社である事には変わりない
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by PUSH-PULL | 2006-03-31 09:39 | アート・デザイン | Comments(0)

光プレミアム

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通信事情
この名前は確かNTT西日本だけでBフレッツの発展系だと思います

最初はアナログで始まって次がデジタルのプッシュホン、デジタルのISDNからまたアナログに戻ってADSLそして光と目まぐるしくここ10年で変わってきた、子供の頃の私の生まれ故郷の横輪村は村に電話が一台しかなくかかってくると拡声器で呼び出しがかかり役場まで走っていくという時代で、かけるときも電話機に付いたハンドルを回し交換を呼び出し電話番号を口頭で伝えていたような記憶がある

浪人中予備校代を稼ぐために働いていた工場の仕事はまだこの手回し電話機の再生をしていた会社で(都会ではもうダイヤル式に変わっていた)たぶん地方ではまだ使っていたのではないだろうか

ダイヤルインの電話番号の関係で今までISDNと光のフレッツを両方使っていたのだが、昨日すべて光になった、計算上こちらの方がやすくなりダイヤルインでFAXと電話の番号の使い分けもできる、キャンペーン中とかで光の工事代も無料で(前の時は確か2万以上払った記憶がある、電話の切り替えに関しては有料)、驚いたのは電話料金がほとんど各社安い価格で横並びになり、3分8円、携帯への電話代も1分17円(昔は230円ぐらいしていた)と安くなりほっとしている、驚いたのは国際電話で向こうからの電話代は市内電話代並みで驚いていたが、今度はこちらからの電話代もアメリカで1分9円と格安になった、と言っても滅多に使う事はありませんがね

写真の1が屋外から入ってきた光ファイバー(3ミリぐらいだが線そのものは1ミリ以下)が最初に接続されているONUで、2がCTUでここにパソコンを接続する(イーサネット接続のストレートでポートは4個あります)この一つから3のVoIPへ接続する(これもストレートのLANケーブル)ここから私の場合電話とFAXにつながっています

大阪や東京の町中に済んでいる恩恵なのかもしれず、全国に行き渡るのはまだまだではないだろうか、何か申し訳ないような気もいたします

しかし回線が早く便利になったからと言って私のようにフリーで仕事をしている人間には仕事が増える保証はどこにもない、ほとんど「うれしがりの新しもの好き!」だけなのである(笑)
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by PUSH-PULL | 2006-03-30 09:32 | カルチャー | Comments(0)

ウィニー

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あまりのお粗末さ
ウィニーのタコやウサギも長い間食べていないが、連日活字になっているウィニーそのものの知識が全然不足している事に気づいた、今日の新聞のトップは「住基ネット情報流出」やっぱり文句をたれるには少しは勉強しておかないと思って調べたら、ウィニーそのものは素晴らしい技術開発で犯罪でも何でもない、下手すると受賞ものの値打ちがあるぐらいだ

それにしてもお粗末なのは防衛庁や愛知県警に代表される国の組織である、個人情報保護法が施行されてもうじき一年がたつと言うのに、法の解釈がむちゃくちゃで最初がJR尼崎脱線事故の際の家族の問い合わせに際する病院側の安否確認拒否に始まって、クラス名簿の配布取りやめなど過剰反応が後を絶たないさなかに、一番情報が露出してはいけない肝心の警察や自衛隊、裁判所、刑務所、消防署、原発などからボロボロ流出していて防止の策すら見つかっていない

元々ウィンドウズ用に開発されたファイル共有ソフトなのだが、2チャンネルのダウンロード板(あくまでも板)から生まれている、開発を宣言したスレッドナンバーから「47氏」と呼ばれ2002年にWinnyを開発した東大工学部助手の金子氏は昨年5月に逮捕されてしまった、6月にはカンパなどで保釈されたがいっさい自分の設計したウィニーを改良される事は許されずいまだに裁判中である

彼は「設計データーの数行を書き換えるだけで違法行為はなくせる」と言っているか真偽のほどは定かではない、簡単に言えばWinnyを入れたパソコン同士は簡単に匿名性を保ちながらファイルを交換できるというソフトなのである、それがアダルトや音楽サイトから違法ダウンローすするために使われはじめあっという間にソフトは広まった、裁判記録を少し読んでみたが検察側がファイル交換の基本のP2Sなどあまりにも無知なため裁判そのものが成り立たず、いまだにソフトウェア開発そのものを違法行為として明示はしていない

人のファイルがのぞけるなら自分のファイルものぞかれる事を覚悟すべきな訳で、こともあろうに先に書いた日本の一番漏れてはいけない部署に所属する連中が個人的に何の目的に使ったか知らないが自分のパソコンにWinnyを取り込み、そのパソコンで大事な情報を保存していたとはあまりにも非常識というか危機意識がゼロである、他府県の個人パソコン使用率が10%前後なのに愛知県警は80%を遙かに超えていたとか、自衛隊隊員の自殺者が年々増加しているのも、組織疲労の現れでWinnyはひょっとしたらそのストレス解消に使われていたのかもしれない

もちろん設計した側も問題があるが、一番はそれを取り込み違法行為をした個人に問題がある、愛知県警に至っては流出元が県警のセキュリティー係の偉いさんと言うからどうしようもない、しかもネットで情報がどんどんと拡散しているのに、岡山や愛媛県警の記者会見ではプライバシーを理由に何が流出したかの発表さえ拒否するという茶番劇を演じている

個人情報保護法とは、行政機関に対してのチェックはなくもし虚偽の説明をしても罰則は無いというザル法である
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by PUSH-PULL | 2006-03-29 09:40 | ご託&うんちく | Comments(0)

携帯電話事情

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今度はドコモかしこも
先日auの携帯を取り上げたので今度はドコモ、このパンフが松永真氏がデザインしたSHARPのSH702iDである、おもしろいことはFOMA最軽量の89gなのだが(確かに軽い)どこにもこの印刷物にはDocomoの文字がない、あくまでシャープのためのパンフレットなのだがドコモでしか購入できない・・・?だらけである

しかしこと携帯に関しては発売当初からむちゃくちゃな業界なのである、戦場で使うようなトランシーバー時代型の携帯電話は別として、今のようなサイズで世に出始めたときが一番不思議で、携帯産業に乗り出した大手企業(NTT・大阪ガス・関西電力・KDD・テレコム・・)などが何故かベタベタの代理店システムという古い商売方法をとった事である、おかげで個人販売店が生まれたりリベート合戦が始まった、おかげで買う側は販売価格がバラバラで購入時の月額割引も違う有様、最新の情報産業が一番古いシステムで売られ急速に発達したのである

その後もご存じのように吸収合併が進行し当初の予想通り、NTTとKDDIと世界最大のボダーフォンの3社に落ち着いたが(特殊なパケット通信用はのぞく)今度はソフトバンクのおっちゃんの10年前の口癖「私は豆腐屋さんになりたい、そして毎日1兆2兆と勘定をしたい」を実現すべく買収に乗り出し、本当に豆腐屋になりそうなのが驚きである

しかしこと携帯の販売はいまだに昔のままの悪しし形態を引きずっており、ヨドバシあたりになんぞに出かけるとおしゃれに展示されミニのコンパニオンが対応しているが、こと販売価格の話にんなると電話では絶対に知らせてくれず、販売コーナーに行って値段を聞こうとすると裏側のカウンターに引き込まれ「おっちゃん!ええ出物ありまっせ、いまやったら○○円にしまっせ」と可愛い女性が流し目で教えてくれるのである

おかげで販売価格が大手電荷量販店もスーパーも直販店もすべて値段が違っている、新発売にもかかわらず2万円台の携帯電話が買う店によって半額以下になるのだから驚きである、基本的には携帯そのものの販売利益よりもあくまであとの通信でもうけているのだから売り方はどうでも良いのかもしれないが、新しいメディアだけに不思議である

イギリスでは電磁波問題への危機意識が高く確か14歳以下は携帯を持つ事が禁止されているはずだが(少し古い話なので今は?)ドコモのこの春の一押しの携帯は一番電磁波の強いナビ付きの携帯でしかもそれが子供用のモバイル携帯と言うはなはだ物騒な商品なのである、それにしてもここまで町中にTVカメラを据えたり子供にナビを持たせるとは何という物騒な時代になってしまったんだろう
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by PUSH-PULL | 2006-03-28 09:27 | ご託&うんちく | Comments(0)

PSEマーク

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国の安全基準?
あまりのバカバカらしさに怒る気も失せるぐらいひどすぎる、ことの発端は`01年4月に施行された電気用品安全法(たぶんどさくさに紛れて審議もせずに法案を通したのだと思う)で、国の安全基準に適合したこのマークをつけない電気製品は販売できなくなる法案で、この時点でそれまでの検査は何だったのかが問題になるのだがどうなっているのやら、その施行執行猶予期限が切れるのがこの3月末だったのである

ちなみに上のマークは私が勝手に新聞の小さな記事の絵を見ながら作ったもので、マークあるいはCIとよぶにはあまりにも幼稚でバランスも悪くデザインするというレベルにすら達していない、これならデザイン学校の生徒の方がまだずっとましなものを考える(笑)

右の菱形が電気温水器・電熱式電動式おもちゃ・ 電気ポンプ・電気マッサージ器・自動販売機・ 直流電源装置など全112品目など基準の厳しいもの用で、左の丸形がそれ以外の電気こたつ・ 電気がま・電気冷蔵庫・電気歯ブラシ・ 電気かみそり・ 白熱電灯器具・ 電気スタンド・テレビジョン受信機・音響機器など全338品目などにつける

販売禁止が品目ごとに、5・7・10年の執行猶予期間を設けていて最初の259品目の期限の切れるのがこの3月31にだったわけである、3月になってから俄にミュージシャン、オーディオマニア、リサイクル業者から反対意見がどんどんと出始め(私もこんなアホな法律が作られていた事を知らなかった)急にマスコミに取り上げられるようになり慌てたのがこの法を作った経済産業省で(こんなに反対されると思わなかったのだろうか?)あっという間に方針を最初はビンテージもの(この言葉も訳がわからない)を対象外とすると発表し、舌の乾かぬ内に今度は全商品延期と転換してしまった

理由は安全法対象外項目としてもうけてあった「レンタル」を適用すると発表したのである、つまり中古で買っても法的にはあくまでもレンタルなのだから訳がわからない、表向きは執行猶予期間の延長だが法的には明らかに経産省の法律違反である、法律違反するぐらいなら法案そのものを改革するか撤廃するべきなのだが、そこまでするとメンツが廃るのかな(笑)

リサイクルや「もったいない」などがゆっくりとして浸透しているさなかに、この法案成立として考えられるのはメーカー側の新製品販売のための圧力であり、猶予期間延期は中古品の検査をするための機器および場所が準備されていなかったとしか考えられない、自主検査をして届けて許可を受ける等という面倒な行為を全国にとんでもない数の中古売買商品にやるはずもなく、ましてやネットオークションの人たちは完全にこの法案を無視するのは目に見えている

テレビで検査方を見たが金属製品ならプラグと筐体との漏電度を見るだけで、樹脂製品だと全体にアルミオイルをまきプラグとホイル間に通電して検査するだけなのだが、それにしても無料で検査機器を貸し出すとか言っているが相当数の検査器具が必要になる、今のところ数ヶ月の猶予と言っているがこの曖昧さが曲者である、施行日がエープリルフールとは皮肉な話であります

※相撲の事を書くのが初めてだが昨日の結果について私の予想通りになってしまった事である、つまり角番の魁皇が7勝7敗なので白鵬に勝ち大関として残り、3敗の栃東が朝青龍に買って横綱昇進への道を残す、そして2敗同士で朝青龍と白鵬が優勝決定戦で今度は本気で戦うと言う筋書きを考えていたらその通りになりました、今時まさかとは思うが・・・・
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by PUSH-PULL | 2006-03-27 09:17 | ご託&うんちく | Comments(0)
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お彼岸
春分・秋分を挟んだ7日間をさすらしいが祝日をどれだけの人が祝っているのだろうか?もうすでに5日もたっているのに鰯の頭が目に入りハタと考えてしまった、フリーになってから平日と休日の境目がほとんど無い生活をしているが、元々日本古来の祭日に何の興味もなくどちらかというと「建国記念日」と「天皇誕生日」とかは逆に祭日の必要性も理由も感じないので廃止してほしい

子供の頃はとりあえず休みが多ければ多いほどありがたく、どこの家でも表に日の丸を掲げていたのだがいつのまにか旗を見なくなってしまった
最近どんどんと日本全体が右傾化し危険な国に変わろうとしている、学校教育では君が代と日の丸が強制化されあらゆる場所で締め付けがきつくなり裁判まで起きているのに、一般市民感覚はほとんど無関心で国旗を敬う気持ちなんぞは逆に薄れてしまっているのではないだろうか

君が代や日の丸を推進している連中は自宅でちゃんと国旗をかざしているのかどうか心配になってきた(笑)「新しい教科書を作る会」もとうとう内部分裂が始まり、あの西部がどうもつまはじきになっているようで、このままバラバラになってくれるとありがたく来年の偏見教科書づくりもままならないようだ、残るは文学を忘れてしまった某都知事がのこっているので東京都民はしばらく迷惑も甚だしいだろう、でも自分たちが選んだのだからある意味仕方がない、大阪も漫才師を選ぶぐらいの土地柄だからえらそうな事を言えた身分ではない

こうして下町で一人住まいのおばあちゃんがちゃんとイワシの頭とヒイラギを飾り祝っているのを見ると何か暖かいものを感じてしまった、と言ってもご近所で一軒だけだったが
昭和23年に制定された春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」らしいが、仏教でのお彼岸は殺生をしてはならぬのに魔除けでイワシの頭をヒイラギの枝に刺すのは矛盾しないのだろうか?
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by PUSH-PULL | 2006-03-26 11:34 | 写真 | Comments(3)
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デザインのあり方
インダストリアルデザインと言うよりもこの場合プロダクトデザインと呼ぶ方が近しい、「neon」のデザイナーの名前は「深澤直人」昨年同じKDDIから出したあの市松の柄の携帯のデザイナーと言えば思い出す方もいるかもしれない

日本の工業デザイン界にはデザイナーが存在しないのではないかと思うぐらい非個性的で最低である、たとえば今店頭に並んでいる携帯を見てメーカーをいえる人がいるだろうか?
そういう意味では車も同じで特殊な車をのぞいてはほとんど同じフォルムをしている、明らかにデザイナーの怠慢とメーカーの極端な利益追求体質である

先日教育テレビの番組でハイチュウのCMをディレクションした売れっ子のプロデューサー箭内(やぶない)氏が「広告に個性は必要ない」と堂々と述べていたのは、ある意味正解であり、ある意味大不正解である、もちろんCMとは商品を売る事が第一目標な事は当たり前の事だが、それが何故先ほどの言葉につながるかが問題なのである

プロダクトデザインの場合は量産商品に関わる事なので、簡単にあれこれ好き勝手なデザインが許されるわけではない、しかしここまで非個性的な商品を作る事はない、個性的なデザインでも素晴らしければどんどん販売すべきでデザイン代や金型代なんぞ売れる台数で割れば微々たる金額である、デザイナーものだから万単位で高くなるのなら問題はあるが、高々数百円高くなってたとしても好きなデザインを選ぶ、しかも今回取り上げた携帯はデザインと呼ぶにはあまりにも普通で単にシンプルなだけなのだが・・・

b0057679_91528.jpg私の好きな工業デザイナーの川崎和男氏は著書「デザイナーは喧嘩師であれ」で痛烈に今の日本のデザイン界を批判している、いかに今の日本の産業がだめなシステムになっているのかがよく判ります

もう一つの例としてトヨタにしては珍しくデザイン優先の車「bB」を発売した時のデザインルームの話は面白く、決死の覚悟だったようで採用されなければ会社を辞めるつもりだったらしく、デザインが採用されたとたん外部から有能なコピーライターとかをデザインチームに取り込み独自に開発設計し生産し発売までこぎ着けた、理由は上司の言う事を聞いていたら今までと同じ車しか作らせてもらえない事を身をもって知っていたからである、bBがヒットしたしたおかげでトヨタ自身が見直され会社の業績も上がったのは皮肉な話である、それぐらいメーカーにつとめるデザイナーは冷遇されていると言っていい、とりあえず横並びと効率第一主義!これでは今後デザイナーは育たない

私がこの年になって携帯を持とうと思ったのは(もちろん以前からみなさまにご迷惑をかけているのは重々承知です)それはカタチで店頭で目に付いたのがDoCoMoが出したSHARPの角張ったデザインの「SH702iD」とこのauの「neon」の2台である、ごく普通のデザインだが何故今まで角張ったものがなかったのかそちらの方が不思議である、着せ替えだの光り物だの柄物だの悪趣味な製品は今までもたくさん発売されているのに

ドコモのSHARP製品の方はあの松永真氏がデザインしていてカタログまで素晴らしい、だからといって特別に値段が高いわけではない、機能についてド素人なのでコメントは差し控えるが、いかに今のメーカーが臆病でデザイナーを養成せず、最終的には著名なデザイナーに外注しなければ物作りができなくなってしまっている現状がなさけない

「pen」「mono」「ラピタ」「通販生活」どれを見てもほしい家具やステーショナリーや台所用品(笑)などが掲載されているが、問題は価格!であまりにも高すぎる、すなわち生産ロットが少なすぎるのである

メーカーこそがこれらのすてきなデザイン感覚を取り入れ物作りをしなければならないのだが・・・
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by PUSH-PULL | 2006-03-25 09:13 | アート・デザイン | Comments(0)

出来映えと本業

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こんなにも違う
この写真は私が写したものではない、仕事がらみのデーターで私がチラシデザインに使ったものである、少しコントラストを強くして広角レンズ特有のひずみはグラフィックソフトで修正してから入校したが、お上手である

何故取り上げたのか?この写真撮影が手持ちで照明とストロボなしでしかもカメラが私と同じNikonD70!、大きく伸ばしてみても隅々まで綺麗に映っていた、さすがにカメラを生業にしている人は違いますなあ、わずか2時間あまりで70枚ほど撮影されたとか、やっぱりオートで撮ると使いもにならない事が多い証です
デジカメも基本はやっぱりマニュアル撮影でないとここまで映らない、他の花の写真などは逆にマクロレンズを使ってバックをぼかし柔らかく仕上げ、どの写真を見ても失敗がないのはやっぱりプロ!

私も撮影するのは早いほうだが、早い分ましな写真を探すのに一苦労する(笑)

21日にオープンした羽曳野にある「フランスの花やさん」で、フレンチカントリースタイルの雑貨とレース類やおしゃれな鉢植えも、小さなお店だがオーナーさん自身がなかなかのセンスの持ち主で、商品群がしゃれていてなおかつリーズナブルである、興味のある方は一度のぞかれたし(0729-56-2323)

b0057679_1002316.jpg同じカメラを使って出来映えに差が出ると無性にやる気がでてくる、と言う事で少し前に私が撮影した写真も載せる事にした、こちらは博物館で新たに展示するの銅鏡のモニターでマクロ撮影、最初はマニュアルで撮影していたのだが、カット数が多かったので途中からオートに切り替えてしまった(笑)

デジカメの場合はパソコンと言う強力な助っ人が付いているので、少し引き気味に撮影しておけば何とかなる、もちろん大伸ばしする場合は定かではないが、チラシの印刷原稿やA4ぐらいまでののばしなら大丈夫だと思う(ちなみにD70は6.1メガピクセル)
パソコンのおかげでトリミング(これが一番大事)はもちろんボカシから色調の変化までほとんどの事がでしてしまうので恐ろしいぐらいだ、昔プロのカメラマンにお願いして撮影してカタログづくりをしていた頃とは雲泥の差と時間の差が目に見えてあります
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by PUSH-PULL | 2006-03-24 10:05 | 写真 | Comments(0)

ホルモン焼き

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この味と雰囲気を忘れていた
数日前から公園でウグイスの鳴き声を聞くようになった、昨日やっと姿を見つけ(結構見つけにくい)カメラを向けたとたん逃げられてしまった

そして春分の日に入ったスパー銭湯が「ウグイスの湯」、グラフィックの仕事を手伝った羽曳野のお店がオープンしたので駆けつけたわけだが、お店の話は改めてブログに書く予定です

帰りによったの風呂と焼き肉、風呂の方が富田林のウグイスの湯なのだが教えてくれた友達の説明がいい加減で風呂に着くのに思いっきり時間がかかってしまった、露天風呂が5つもあるということだったので明るい間に入りたかったのだが、かろうじて薄暮時間に入浴

最近焼き肉屋に行かれたことがありますか?私に関して言えばもう1年以上食べていないような気がする、少し前までは何かあるとすぐ焼き肉屋だったのが、狂牛病問題と私の体脂肪問題とが重なり自然と遠ざかっていた、久しぶりに食べた焼き肉はやっぱりうまい!

大阪は鶴橋に始まり東大阪周辺など至る所に安くて上手いお店がいっぱいあった、過去形で書いたのは事件以来私の住んでいる近くの焼き肉屋が数軒閉じたからだ、私は焼き肉屋より俗に言うホルモン焼きが好きなのである、ロースなんぞは目もくれず、「じゃりんこチエ」ではないがシマ腸(てっちゃん)に始まって、コブクロ、アカセン、グランス(タンの付け根部分でタンツラとも言う)、ハチノス、センマイ、ハツ、ウルテ、ツラミ・・・そこに時々ハラミが混ざる、好きなキムチはチャンジャ(タラの内臓のキムチ)で、後は脳みそとか肝の生まもの、しかし事件以来脳みそはまずどこも置いていない、今回の初物は油ミノでなかなか旨かった

ひょっとしたら大阪が一番ホルモン焼き屋が多いのではないだろうか、在日が多い性もあるだろうが下町の商店街にあるどの店もおいしい、ホルモンの名前の言われは必要な部分を取り除いた残りもの、つまり「放る」と言う説と内蔵が体にいいという説がある、鶴橋をメインとする韓国スタイルの焼き肉に始まって生野区には色々なパターンの韓国料理のお店がある、韓国宮廷料理なる千円を超すチジミまで存在する、もちろん私は骨付きバラ肉をハサミで切るなぞという高級店に足を踏み入れることはない

七輪と炭と内臓とキムチ、最後にスープかビビンバで〆!で言うことなし、韓国スタイルならマッコリで下町のホルモン屋なら焼酎できまり
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by PUSH-PULL | 2006-03-23 08:52 | うまいもん | Comments(0)

コカコーラ

b0057679_9141047.jpg1965年
昨日に引き続き記念の復刻版、こちらは最初にでた缶入りコカコーラ、瓶の方はジャスパージョーンズがPOPアートとして作品にするぐらいアメリカ文化に定着しているアイテムなのだが、日本ではまだまだの時代で缶入りは自販機への対応と使い捨て時代への開幕でもあった

ちょうど私が彫刻やら演劇やらお酒やら学生運動やら何にでも首を突っ込んでいた頃で、佐藤内閣が発足した年だが記憶の残る事件はあまりない、初任給2万円・銭湯28円、漫画では「ハリスの風」「カムイ外伝」、テレビは「ナポレオンソロ」「11PM」、歌もまだ演歌全盛期でかろうじて加山雄三や奥村チヨががんばっていたぐらい、洋楽はちょうどロックが花開いたときでビートルズ「Yesterday」やストーンズ「Satisfaction」にディラン「Like A Rolling Stone 」等大好きなミュージシャンが一杯

兄が東京に居を構えていたのでことあるごとによく出かけていた、行くと必ずよるのは銀座の画廊周りと、新宿「風月堂」、しかしこのお店にはコーラは置いていなかった何故かアメリカ軽薄文化に反発する文化思想でもあったのだろうか(笑)
ヒッピーなどと言う言葉が日本に届く前で(ウッドストックが1968年)私はヒッピーではなく「ふうてん」と呼ばれるような格好していたような記憶がある

この缶コーラの販売で驚いたのは東京の自販機ではこの写真と同じ250mlで大阪では350mlだった、東京で飲むと同じ金額なので損をしたような気分になったのだ

ビールにカメラに何故か最近復刻版が多いですなあ!何か面白いモノがあったら教えてください
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by PUSH-PULL | 2006-03-22 09:18 | ご託&うんちく | Comments(0)

ご近所ののらら、面白い配色


by PUSH-PULL