カテゴリ:写真( 1843 )

しまい忘れ

b0057679_8585944.jpgあてどもなく
この建物は引っ越ししてしまって今は空き家である、しかし窓から1本のコードが未だに垂れ下がっている、このコードに通電したらどうなるのだろうか?ひょっとしたら残された機械が突然動き出したり、部屋の照明が点灯するなんて下らぬことを考えながら撮した訳なのだが

ビニールテープが撒かれていてコンセントかプラグか判らなかった、コンセントなら小さな裸電球を差込み点灯しずっとぶら下げておきたい「忘れんといてなあ〜」

差し出した物が何故か無視され、周りの人に判らぬように何とか元に戻したことがないだろうか?
発言したのは良いがタイミングが悪く誰も聞いていなかったり、あるいは場違いな発言で顰蹙を買ったりと、しかし振り返ってみるとタイミングを損ねるのはこちらが人の話を聞いていないか鼻から無視されているかどちらかである、後者の場合は日頃の態度が問題なのでこればっかりは嫌われているか、ほとんど気にも掛けられていないと思って差し支えない

前者の場合、これが仕事話となると対話も重要になりタイミングは大事である、もう一つは最初からこちらの話に引きずり込んで話し続ける方法もあるが、へたすると結局単なるおしゃべりで嫌われる可能性大、ひょっとしたら私もその系統かな?

しかしこの垂れ下がったコードに偉く哀愁を感じるのは何故だろうか?行く当て場もなくただ存在するだけ、出してみたものの仕舞うタイミングをわすれて・・
如何に主張をしようにも誰も聞いていない「モノの哀れは己にあり」
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by PUSH-PULL | 2005-03-29 09:07 | 写真 | Comments(0)

水たまり

b0057679_1134265.jpg虚像
この3月はよく雨が降る、もう桜も咲こうかという季節なのにこの肌寒さは何としたこと、おかげで富山はまた雪が降っている

昨夜銭湯で出会った同じ町内のおっちゃんは明日の花見の話をしていた
「えっ?花見、明日むっちゃ寒いで」「でも早ように決まってるから仕方ないねん」「何人ぐらい集まりはるのん」「そやなあ、ジジババばっかりで五〜六十人ぐらいかな」「すごいようさん集まるねんなあ、でも明日さむいやろなあ」「弁当食べるだけが目的やから」「でもあの公園そんなに桜あったかな」「・・・・?」

大阪の町のど真ん中でも小さいときは近場に沢山水たまりやため池があった、源五郎や訳のわからん小さな魚が泳いでいた、コンクリートやドラム缶の防火用水は夏場になるとボウフラが一杯で蚊の免疫は直ぐに出来る、用水の水の上に薄く油を撒くとボウフラは絶滅するが目的が防火だけに甚だ問題だ
勿論回りの道はほとんど舗装されておらず、風の強い日は家の畳は細かい砂だらけ、足の裏は真っ黒、掃除機もなく座敷箒で掃くのだがなかなか砂は取れない、そこで新聞紙を細かく裂いて水に浸して軽く絞って畳にぶちまけおもむろに箒の登場と相成る

勿論子供達は誰もが日焼けで黒く、今から考えると皆んな薄汚れていたような気がする

冬の水たまりは薄氷り、見つけると我先に走っていき足で踏みつぶす、本当に寒い朝はとんど(たき火)に石を入れ熱くなった頃を見計らって取り出し新聞紙でぐるぐる巻にして懐へ、インスタント懐炉のできあがり、しかし石が熱すぎたり新聞が少なかったりすると直ぐに懐から煙があ〜!

水たまりに映る景色は面白い、切り取られた風景が私の動きに合わせて動き出す、少しでも風が出てくると景色は訳の解らない模様になる

「からころからころから おっと危ないそこは水たまり」確か七変化狸御殿で美空ひばりが道中シーンで唄っていたような気がする
しかしこの程度の水たまりでは水に映る己の姿に見とれて水仙になることはでけんやろなあ・・・
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by PUSH-PULL | 2005-03-26 11:40 | 写真 | Comments(0)

魚眼

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180度
さてこれは何ミリなんだろうか?他人様の作ったレンズを拝借してデジカメのレンズの前に当てて撮影、このレンズは私の参加する酒飲み会(但し会員のごく一部ですが)、もとい!手作りカメラの会の会長の作品である、ニッコール8㎜の円形魚眼用ファインダーを模してドアスコープにシューを取り付けられている

余り広角過ぎてカメラをもつ私の手までがハッキリと映っているのには恐れ入りました、ファインダーとして作られたレンズをカメラに使ったが映った絵を見ると結構面白い、それに広角になればなるほど焦点深度が深くなりピントは合わせが要らなくなる

魚眼とは不思議な世界である、180度広角の範囲で映るので絵が肉眼で見るのとおよそかけ離れているのだが、情報量が圧倒的に多くドアスコープとしては隠れる場所がない

防犯用のカメラレンズもかなり広角だがここまで広げると非常に見にくいので少し控えている、昔々ヨーロッパで防犯用にガラス球を鏡にした珠を部屋に吊していた、何処から進入してきても見えるという訳だが今ではインテリア小物として作られている

勿論fisheyeと言うことだから本当に魚の視角はこんなに広いのだろうか、もしこのまま見えるとしたら大変である静止画なら兎も角動いたら距離感がめちゃくちゃになって、酔いそうになると思うのだが魚が酔っていては始まらない

魚の視力は0.1〜0.2ぐらいらしく、人間と違って水晶体の厚みを換えるのではなく位置を移動してピントを合わせているとか、ハテサテ便利なのか不便なのかよく解らない
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by PUSH-PULL | 2005-03-24 09:46 | 写真 | Comments(0)

ブランコ

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只今点検中
と言いながらすでにこの四月で1年が過ぎようとしている、巻き上げておけば確かに事故は無かろうがこの悠長さはなんなんだろう

昨年ボルトが外れ子供の事故が相次いだ、ブランコで骨折、市の管理下だけで500以上の公園があり2000以上のブランコがあるらしい、巻き上げる作業も大変だが、そのままとは
先日ニュースで新しく外れにくいボルトを考え順次交換していくらしいが終わるのはいつになるのか

毎日の日課の犬の散歩で見る公園のブランコだがすごく惨めな風景である、高槻などでは危ない遊具の大半を撤去したとかでこれはもう処理能力ゼロに近い

大阪市の職員は人口比率全国一多いらしく、大阪より人口の多い横浜の倍も職員がいるとかでまさに役人天国、今日も朝刊で大阪市の職員厚遇問題でヤミ年金などの変換を求め358億もの監査請求を「見張り番」が起こした、行政と組合が癒着したらもうこれはどうしようもない、浄化する組織が存在しないのだからなあ
毎週毎週次から次へと不法支出がボロボロと出てくると税金を払うのが馬鹿らしくなります、市役所の建物に始めて入ったときはあまりの豪華さにちょっと引いたモノだが、やっぱりなあ!

これだけの職員を抱えてもブランコは1年間も放置されている
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by PUSH-PULL | 2005-03-18 14:59 | 写真 | Comments(0)

言葉の力

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今は三日月なのでこの写真は以前に写した私のデジカメライブラリー(そんな上品なモノではないし、ほとんど未整理)より選びました

仕事の帰り道、何も意味のない風景がやけに気になり「チッ!」
もしカメラが1眼レフなら「バチャ」フォーカルプレーンシャッターのバルナック型ライカなら「ツチャ」、レンズシャッターのレチナなら「クチュ」私のカメラ仲間の達人になるとシャッターをカラ押しするだけでカメラのシャッター具合を診断する、勿論大体のシャッター速度の狂いも見分けるので驚かされることがある

何でもない空の何でもない広がりが変に哀愁を感じたり、郷愁を感じることがある

友人のM谷より辺見庸氏のメールが転送されてきた、最初に「もの食う人々」に出会ったときの印象は今でも忘れていない、同世代にこんなに強く生きている男がいたことに感動!
それ以後彼の発信する文章にはいつも注意して読んできたが、世の政に惑わされること無くいつも真っ直ぐ発言している

昨年講演中に脳出血で倒れて以後の闘病生活、何とか社会復帰出来るようになったとかで嬉しい限りです、今度は小説を書かれるとかで今から読むのが楽しみである
体にはまだ後遺症が残っていてリハビリ中、キーボード操作も以前の十分の一の早さでメールが書かれている

無断だがメールの一部を転載します
「前略・・・一方、この数年来私がしたため、かつ申し述べてきたことがらを再びなぞる気はございません。しかし、同時に、かつて私がしたため、主張してきたことがらにつきましては、いうまでもなく、一言半句たりとも修正や撤回の要を感じていないことも付言いたします。よしんば、私の認識が間違いだと世人の全員に指弾されても・・・。
 死の谷の深さと暗さは、あらかじめ定まってあるのではなく、そこに墜ちることになっている者の想像力の深さと暗さによって決められる。そして、言葉と言葉の間には、視えない無数の屍が埋まっている・・・と、昨年来考えつづけてまいりました。・・・後略」
ただただ、すごい
こんなだらけた世の中で、常にまともなことを過激に発言してくれる数少ない一人である
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by PUSH-PULL | 2005-03-17 10:18 | 写真 | Comments(2)

部屋と花

b0057679_9275766.jpg芥子の花
部屋に花があると何故かホッとする、普段見慣れた薄汚れた壁が急に生き生きと花のホリゾント&バック紙になって花を盛り上げる、これがむき出しの土壁や床の間になるとそれぞれが主張しバランスが難しくなる

久し振りに花を買った、椿は庭でふくらんできた蕾を切ったもの、私の大好きな芥子はスーパーの安売りでつぼみの付いた物を買ってきたが結構豪華になりました

花の話は(これはギャグでも何でもない)いっぱいある、以前京都に住んでいた頃は訳あって十数年呉服の染色をしていた、主に手書き友禅と臈纈(ろうけつ)染めだが描くのはほとんどの題材が花である、手書きの場合は下染めをした後に青ばなで下書きしそれから直接染めていく、絹に直接書くにはかなりの技量を必要とする、特に色に関しては蒸し上がるまで発色しないので染料の知識を必要とする、混色する場合は微妙で難しい、いつも私の廻りには美術大学の日本画の人達が沢山出入りしていて手伝ってくれていた

必然的に花の知識は増え、日本古来の着物の絵柄も勉強することになる

花びらの少ない花が好きである、例えばこの芥子やトルコ桔梗、木ではハナミズキなどだが勿論豪華なバラ・シャクヤクも大好きだ、しかし胡蝶蘭などの洋蘭となるとちょっと悩んでしまう、個性が強すぎてなかなかなじめないのだ、蘭なら断然和欄の方が良く無造作に入れられた花がなお美しい

以前は切り花が非常に高く、パレードのフロートデザインをした頃に生花で見積もりをとったら一千万近くなり勿論デザイン変更!日本では到底ローズパレードのように花一杯にすることは不可能である

それがここ二、三年花の流通が変わったのかすごく安くなってきた、この写真の芥子も六本で二百円を切っている、以前だったら一本の値段である
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by PUSH-PULL | 2005-03-12 09:33 | 写真 | Comments(0)

階段・怪談

b0057679_9111852.jpgご近所
ちょっと酔っていたらこの階段は尻込みする、明らかに踏み込みより高さの方が高い、公共の場所では絶対に認可の下りない階段である

私の家の2階へ上がる階段もこのレベルであるがあくまで屋内、こうして屋外にあるとちょっと考えてしまう、1階が店舗で2階が住居なのだが上るときは良いが、これを急いで下りなさいと言われれば怖いやろなあ・・・滑り止めもなく鉄の角は少し丸くなり光っている、ズックだとまだマシだが革靴を履いていたらと考えただけで膝がふるえます

インテリアの仕事の時は施主と一緒に物件を調べに廻ることがある、北新地のどまん中の物件は表向きはすごくお洒落なのだが、古い木造3階建てでこの写真レベルの階段があり廊下は狭く、天井高が図る場所で異なりレベルも出ていない

たまたまここは家賃が高くこの借りることはなかったが、その時壁をめくったら思っただけで憂鬱になったぐらいである、結果的に新しいビルの地下に決まったが他の店が営業している間は工事が出来ないので工期が大変だった

もっと凄かったのは西天満の物件で、現調をやったら契約面積と数字が合わない、ビル側に申し出ると目の前のブロック壁を指さし「この向こうに部屋がある、ビルの検査が終わったらこの壁を破ってください」60坪近い物件でしたが確かに壁の向こうに約10畳ほどの部屋がありビックリした
ビル側がそのレベルだったので、建物がひどい施工で新築にもかかわらず地下の部屋まで雨漏りする始末、飲食店なのだが空調電気関係が店舗用に設計されておらず、新たに分電盤の設置と、ダクトも屋上まで新規に工事する始末、予定外の出費にその分内装費を削る羽目になった

残念ながら施主の個人的な都合によりどちらの店も残っていないのが、責任を感じながら残念である
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by PUSH-PULL | 2005-03-09 09:17 | 写真 | Comments(0)

ネッシー

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見慣れた物
死語と死後とではかなり意味は違うが何となく通じ合う物がある

死期の間際に枝語を私語で語り身内に叱られた・・・・う

この根とも木とも言えない直径約30㎝ぐらいの横たわる障害物の廻りには大きい木が1本も生えていない、右側は直ぐ側溝があり左は遊歩道、離れたところに数本の木が生えているがみんな太さが似たいよったりで細い、何度も見ていたのだが蹴躓いて始めて存在の不思議さに気がついた

ひょっとしたら日常生活の見慣れた風景のなかに不思議は数多く存在するのではないだろうか?以前取り上げたかなり人為的なトマソンの存在も発見したときは嬉しい物であるが、誰も多分気付いていない物の発見は又特別な感慨がある、内容が何の価値もなく無意味なほど嬉しくなる

これ一重に己の性格のなせるワザと思うが、同じバカバカしさを分かち合える仲間をに出会ったときは会話も弾み酒もすすむ、世の仕組み政ごとの悪巧みも同じ感性で多々見抜くことがある
「生活の中で、少しでも違和感を感じたら原因をとことん調べること、これは病の早期発見にも繋がる」

こと政に関しては口を大にして叫んでもなかなか通じない無力感はあるが、ここ数年何人かが白衣のお世話になっているが、全て早くから前兆が本人の意識せぬうちに現れている、本人は自分だけは大丈夫と思っているが結果的に手遅れ状態で末期的症状入院となり、治療も長引き苦痛を伴う

木の根一本でとんでもない所へ話が進んでしまって恐縮です、これもたまたま私が躓いたためで、なんだかんだと考えている間に、我が同居犬「犬々」はずっと先を嗅ぎ廻っていた
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by PUSH-PULL | 2005-03-06 09:47 | 写真 | Comments(0)

夕焼け考

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サンセット
ああ沈んでしまうもう少し早ければサントリーミュージアムの横の陸橋あたりからゆっくりと何枚も撮影出来たかも知れないのだが、大阪中央線弁天町出た辺り

丁度海遊館の横の観覧車と湾岸線の橋が上手く入っていた、電車の中からなのでゆっくりと眺めるということは出来なかったが、前にも書きましたが私は夕焼けが大好きです、何か総天然色のシネマスコープ絵巻を見ているようで、たった数分間ですが何とも言えない幸せが味わえます

自然が作り出す数々の風景は平凡な日常生活の中でも、ちょっと視点を変えるだけで十分な感動もって巡ってきます、この視点を変えるところがポイントで何気ない事柄が急に面白く思えたり、ただ単に歩く人を眺めているだけでも色々と学ぶことが出来るのです

ルパンシリーズの次にはまったシャーロック・ホームズ大先生も、ワトスン君に服装から職業を考え犯人を捜し出すストーリーがあります、文学ではア・ラン・ポーの「群衆」の中で同じように、オープンカフェで道行く人の職業を考える話がありました
演劇を勉強するときに、ブレヒトでもスタニスラフスキーでも人を観察する訓練があり、役作りに繋がっていきます
早い話が対象物に対する興味度の問題なのである、人生何事も楽しく
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by PUSH-PULL | 2005-02-26 11:19 | 写真 | Comments(0)

一等地

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幽霊ビル
繁華街には商店街とか賑やかの方を歩いているとほとんど気付かないのだが、ちょっと離れたところから見るとこういった幽霊ビルがあちこちにある
地上げの名残、はたまたオーナーの倒産、ゼネコンの夜逃げ等理由が色々あるだろうが、梅田のど真ん中で10年以上も放置されている

通常の金銭感覚から行くと何十億の利益が損なわれているはずだが、実質何の損益も出していないのではないかと想像してみた、もし倒産して取り上げられたら国の持ち物のので税金は要らないし、まだ持ち続けて要るなら固定資産税など税だけの支出となる、ましてや借り入れ云々の関係は大昔に崩壊しているはず

ようあんなとこに懸垂幕を掛けたなと思うのだが、このビルの一階は商店街に面し何と営業しているのである、このペットショップは一時新聞テレビを賑わしたお店で、輸入禁止の動物を密輸入し販売していて、確か逮捕されたはずだが未だに営業しているところを見ると、大阪の町の底知れぬ凄さを見せつけられた気がする

商店街にペットショップ!はやはり問題で、隣近所に飲食店が建ち並ぶ所だけに表まで匂ってくるのは甚だ遺憾である、動物好きの私でも店内の臭いのきつさには抵抗感がある、何故ならケージの掃除不足と放し飼いの犬たちのオシッコがそうさせている

場所的に言えばとんでもない家賃が派生するところなのだが、潰れないところを見ると婦人服や&飲み屋と同じくらいあるいはそれ以上の儲けがあると見た

確かこのビルのオーナーは中国系の人で、北やミナミでは知らぬ人がないぐらいの著名人とか、誰かが彼の私有するビルでのアートイベントの企画を持ちかけたぐらい、そちら方面にも繋がっているとか、真偽の方は定かではない
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by PUSH-PULL | 2005-02-19 08:42 | 写真 | Comments(0)

近寄ると直ぐに逃げるのらら、コンデジの望遠で、のららに見えませんね


by PUSH-PULL